話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

にげだしたライオン」 みんなの声

にげだしたライオン 作:ゲーテ
文:前川 康男
絵:田名網敬一
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2006年09月
ISBN:9784033031002
評価スコア 4.2
評価ランキング 24,039
みんなの声 総数 4
「にげだしたライオン」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 心を許す方法

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    ゲーテの小説をもとに書かれた絵本です。

    サーカスのライオンが火事におびえて逃げてしまいます。
    それを捕まえようと、大人たちは力ずくの方法をとります。
    でも、ライオンを捕まえたのは、少年の笛の音でした。

    太陽と北風のように、無理に思い通りにしようとすればするほど、相手は頑なになります。
    相手が心を許してくれて、自分から歩み寄ってくれる方法がいいです。
    自分を省みる絵本でした。

    投稿日:2007/05/28

    参考になりました
    感謝
    2
  • 少年とライオンを結ぶもの

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    町にサーカスがやってきました。
    サーカス一の人気者・ライオンは、猛獣使いのむちで自由自在に動きます。飛んだり、火の輪をくぐったり。
    曲芸が終わると、ライオンは、少年の笛の音に、ごろりと寝転び目を閉じます。
    そんなある日の夜、サーカスが火事になり、動物たちが逃げ出して…。

    ゲーテの短編を絵本にしたもののようです。
    端的で詩的な文章と、異国情緒の漂う挿絵で、構成されています。
    逃げ出したライオンは、猛獣使いにも、やりを持った若者にも、猟師にも猟犬にも屈しません。
    ライオンの心を唯一捉えた、少年の笛の音。その意味を、考えさせられました。
    少年だけが持っていた大事なもの、それはライオンへの愛情だったのでしょうね。そしてそれは、ライオンが最も欲していたものだったのでしょう。どこか、子育てにも通じるお話だなと思いました。

    投稿日:2007/02/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • サーカスから逃げ出したライオンを捕まえたのは(?)、猛獣使いでも槍使いでも、猟師でもなく、サーカスで笛を吹いていた少年でした。
    力で押さえ込むのではなく、やさしい音楽がライオンの心を穏やかにしたのです。
    何か心の大事さを感じてしまいました。

    投稿日:2014/10/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 娘が夢中になった

    • ぱぴこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳、女の子0歳

    お誕生日に実母から贈られた絵本。
    こういうタッチの絵に詩のような文章…
    今時の子どもにはどうなのかなぁ?と思ったのですが
    娘が3歳のころ、見事にハマりました。

    サーカスが火事になり動物が逃げ出して…
    人間が強引に動物を捕まえようと必死になりますが
    猛獣ライオンにはどれも通用しません。
    しかし、最後にライオンが心を開いたのは、
    少年のやさしい笛の音色でした。
    大人もハッとさせられる内容の絵本です。

    生き生きとした、迫力のあるライオンや人物の絵。
    歌うような美しい文章。
    どれを取ってもおススメです。
    インパクトが大きかったのでしょうか。
    まだ字も読めないのに、娘はすっかり覚えてしまいました。

    今風の絵本ではないかも知れませんが
    このような良書はぜひ読み継がれていって欲しいなと思います。

    投稿日:2011/07/10

    参考になりました
    感謝
    0

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ミコばあちゃん
    ミコばあちゃんの試し読みができます!
    ミコばあちゃん
    出版社:日本標準 日本標準の特集ページがあります!
    おばあちゃん・おじいちゃんへのエール!好きなことを思いっきり楽しんで元気でいてね。


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.2)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット