「あかい てぶくろ」 みんなの声

片方だけになってしまったあかいてぶくろのお話です。
もう一方の手袋を、必死に探すあかいてぶくろ。
でも見つけ出すことはできず…
予想外の展開に、ちょっとびっくりしました。
切ないお話ですが、新たなお話のスタートを予感させます。
こんなふうにリスタートしなければいけないことも、長い人生にはきっとあるのだろうなと感じます。

てぶくろ　片方なくなってしまったら　もうお払い箱　こんな手袋が多いのでは

このあかいてぶくろは　相棒を捜すのです・・・・ところがなかなか見つかりません

やっと見つかったと思ったら　ちょっと違いました　残念・・・
ひとり　ベンチに座るてぶくろ・・・・　歩き出すと　糸がほどけて
いろんな想い出が蘇るのです　　　それは　楽しい想い出です
今まで過ごした　かがやいてた　時間こそが　宝物だったときがつくのです

あかいてぶくろは　女の子の手の中で　あかい毛糸玉に・・・
さあ　　こんどは　〜どんな手袋になるのかしら？

想像と違う悲しい結末に、ちょっとためらいを感じました。
落とされて片方だけになった赤い手袋は、もう一方の手袋を必死に探します。
その結果、赤い手袋は様々な思い出を描きながら一本の毛糸になっていきます。
ひとつのお話は終わり、それが新しいお話の始まりになるというフレーズが意味深です。
赤い毛糸は何に生まれ変わるのでしょう。
もう一方の手袋とはお別れです。

白・濃いグレーや薄いグレーの中に
赤い手袋が目につきます
いりやま…さんって・・・
あ！「パンダたいそう」シリーズの作者の方！
似ているけど
画風が柔らかいというか
素敵な、やさしい絵です

道端に落ちていた片方の赤い手袋・・・
「すぐに　もどってきてくれる」
と、待ってても持ち主は現れないし
誰も拾ってくれない・・・
なんと！自分でもう片方の手袋を探しに行くんです

みんな2人組？じゃなくて1組かで
楽しそうなの
かわいそうだな・・・

あ！
でも、模様が違う・・・

この子、拾ってくれ・・・ない

で、思わぬ展開にびっくり

引用させていただきます

あかい　てぶくろの　おはなしは、もうすぐ　おしまいです。
でも　ひとつの　おはなしの　おわりは、
あたらしい　おはなしの　はじまりでも　あるのです。

で、最後のページもいいんですよ
ほっこりでした