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あしたは月よう日」 みんなの声

あしたは月よう日 作・絵:長谷川 集平
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1997年11月
ISBN:9784580812123
評価スコア 4
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  • あまりにふつーな生活と大災害

    長谷川修平さんの絵本は、ごく普通の日常生活の断片から、するどく問題点を掘り起こしている作品が多いと思います。
    この絵本も、あの大震災の前日ということにとても大きな意味を持っていると思います。自分はそう思いながらこの本を選んだのですが、カバーの裏に書かれた説明を除くと、作品の中ではあの阪神淡路大震災に触れていない。
    見直すと暗示している光景があるのですが、あまりにふつうな日常生活であることで、読むことの難しさを感じました。
    子どもはあの大震災を実体験していないのでした。あの大震災の悲惨さ、突然の災害が普通の日常生活を破壊してしまうのだと伝えるには、下地がない。
    戦争、水爆実験、多くの歴史上の事実に関する絵本、事実を前提とした絵本を多く読んできた者として、一つのハードルを感じました。
    歴史の中で、災害は突然過ぎる。
    ごくふつうの生活の重さを伝えるにはどうしたらよいだろう。やはり、阪神淡路大震災のことを伝えなければ、この絵本の本当の重さを感じてもらえない。
    そんなわけで、この本は自分の課題図書として読み聞かせ保留中です。
    ごくふつうの生活を通して、その大切さを伝えていると思います。子どもに受け入れる体制ができたとき、是非とも読みたいと思います。

    投稿日:2009/05/26

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  • ありきたりな生活の大切さ

    「あしたは月よう日」という題名と、うつろな目でななめ上を眺めている表紙。
    始めは、サザエさん症候群のことを書いてあるのかなと思い、手にとりました。
    でも、1ページ開いてびっくり。阪神淡路大震災で被害にあわれた方々にささげる本と書いてあり、鳥肌が立ちました。
    それを読んだ後にもう一度表紙を見てみると、はじめ見たときと違った感想を持ちます。
    絵本に描いてあるのは、ごくごく普通の休日を過ごす家族。
    ずぼらな父、優しい母、無邪気な子どもたち。
    この休日が、この家族にとって最後の休日だったということなのでしょうか…なんだか、やるせなくなります。
    どこかに行くわけではない、普通の休日だとしても、家族で過ごす時間の大切さを教えてくれる絵本でした。

    投稿日:2013/07/17

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  • 変わりない日常のたいせつさ

    子供がかりてきたのですが、本を開いたとたんビックリしました。

    神戸の大地震にあった人々にささぐ。と書いてありました。

    子供はこの事が分かっててかりたわけではありません。

    内容は、ごく当たり前の平凡な一日をくらす家族が、おもしろおかしくかいてありました。

    多分、関西弁のひびき、どことなくリアルな絵がおもしろかったのでしょう。
    楽しそうに読んでいました。

    でも、本当はありきたりな日常、それがどんなに幸せなことか伝えたかったんだと思います。 

    わが子はもちろんこの地震があった時、生まれていないので、本当の地震の恐ろしさを知りません。 一瞬で無くなるあの恐さを…。

    なので、この本が何を言おうとしているのかわからなかったんだと思います。
    これから、私から教えていきたいと思います…。

    投稿日:2011/06/22

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  • 平凡

    平凡な幸せって、無くしてみるとわかるのかの知れません。おとうさんが、日曜日にどこかに連れて言ってくれないと思うのも家族が一緒だから、一緒にいられるから思うことなのかもしれません。おとうさんが、日曜日に家族が傍にいてゆっくりと寛いでいられるのが一番幸せだと思います。家族と一緒に夕方駅前のラーメンを食べに行くってやっぱりいいなあって思いました。そんなささやかな平凡な幸せがいつまでも続いてほしいと願っています。平凡って一番幸せなことだと思いました!

    投稿日:2011/05/23

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  • ふざけているけど、深いです

    • トムの庭さん
    • 30代
    • ママ
    • 青森県
    • 男の子13歳、男の子10歳、女の子7歳、男の子2ヶ月

    小学校の読み聞かせで、3,4年生に読みました。

    あの阪神大震災でたくさんの人が亡くなりましたが、この絵本は、震災で亡くなった方々にささげる絵本です・・・と、前置きしてあります。
    普通の日常が、どんなに良かったか・・・。

    でも、読み始めると、日曜日、ごろごろしてるお父ちゃんと子供達。
    はなくそほじるおとうちゃん。
    はなくそをぴんと、飛ばしようおとうちゃん。
    タバコふかして、子供達に
    「おとうちゃんなんか、おらへんほうがよかったわ。
    にちようびやのに どっこもつれてってくれへんし」
    なんて言われるおとうちゃん。
    こんなお父ちゃん、いるいる・・・。
    ふざけていて、かなり笑えるお父ちゃんと子供達のやりとり。
    そして
    テレビの女の人の歌声に感動して泣くおとうちゃん。
    どこかの国の女の人と子供の歌声に乗って、神戸の町を見下ろす僕たち。天使の歌声は、震災で亡くなった人達への賛歌だろうか・・・。

    単純に読み聞かせしていて、子供達も大笑いしてくれた作品です。
    それでいて、実は結構深い作品です。

    投稿日:2010/11/15

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