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3件見つかりました
カンジカおばあさんは、こうさぎ3匹が舞い込んできて家族が増えたみたいに思ったに違いありません。一人暮らしが寂しくなって、人恋しくなっていたと思いました。おばあさんのユルタの中に入り込んでご馳走をペロリと平らげてしまったのに、カンジカおばあさんは、怒るどころが一緒に暮らしたいと言ったのには驚きましたが、悪戯っ子が可愛かったのだと思いました。こうさぎたちが自分たちで狩に出かけるのを止めるおばあさんの気持ちは、まるで孫に注意して心配しているようでした 一緒に暮らすとやっぱり家族になって危ないことはさせたくないと思ってしまうのだと思いました。腕白なこうさぎたちだから、心配だからカンジカおばあさんはいつまでも長生きしてこうさぎたちを見守りたいと思ってるに違いありません。
投稿日:2010/10/02
エヴェンキはロシア中部にある、寒さ厳しい自治区。 森に住む3匹のいたずらしろうさぎと、 ひとり暮らしのカンジカおばあさんとの こころあたたまる言いつたえ話です。 このおばあさん、どうも魔法使いらしい。 薪を命令ひとつで歩かせたり、バケツに命じて水汲みさせたり。 火も、掛け声ひとつでおこします。 どこかの国のネズミさんが、アニメーションで同じことしてましたっけ。 魔法使いは実在するのか定かではありませんが おばあさんなら歴として、母性を表すものなのでしょう、 しろうさぎへかけることばに、優しさが満ちていましたから。 きっとエヴェンキ村全体の、母親のようなひとなのかもしれませんね。 悪行のやまんばなどは、負の母性を顕すのだとか、 偉い大学の教授はおっしゃっていました。 小野かおる画伯の絵から、大自然の厳しさが伝わってきます。 やんちゃに生きる仲良し3匹しろうさぎは愛嬌たっぷり。 ヒヤヒヤさせますがいのちの伸びやかさ、いとおしさを運んできます。 民話は、語り継がれて欲しいと願うばかり。 再版されていないのは残念ですが 福音館さんに、感謝。
投稿日:2015/04/14
エヴェンキ民話だそうです。「こどものとも」456号、1994年3月号。 3びきのやんちゃなうさぎたちが、おばあさんのユルタ(テント)に忍び込みます。 おばあさんは、魔法使いなのか?呪文一つで、火を燃やすことができます。うさぎたちは鍋に隠れているので、その鍋が火にくべられたらと、読んでいてハラハラしました。 うさぎたちのわんぱくぶりは収まらず、やりを持って狩に出かけるところも、ハラハラ。 子どもには、好奇心旺盛で無鉄砲なところがありますよね。息子は、その行動に共感できるようで、うさぎたちがどうなるのか?興味津々で見ていました。 うさぎたちの行動にドキドキとするおもしろい民話だと思いました。
投稿日:2008/05/07
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