いろんな動物の、おっぱいを飲む姿が描かれていて、どれも見ていてとてもほほえましい。
カンガルーのおっぱいは、ふくろの中にあって見えないとか、うしの赤ちゃんはおっぱいをひとりじめできるとか、それぞれの特徴がわかって大人も楽しめる一冊です。
たまごから生まれる動物には、おっぱいがないとか、「そういえばそうだな」と、むかし習った知識を掘り起こしてみたり。
いろんな動物のおっぱいをながめて、最終的に自分のおかあさんのおっぱいがいちばん!という結論に達するところが、母としてうれしく思いますね。
人間の赤ちゃんがおっぱいを飲むようすは、作者が赤ちゃんを想う気持ちがこめられていて、ずっとながめていたい気分になりました。
おっぱいと聞くと、7歳くらいだったら笑ってはずかしがるのですが、
実はとっても興味があるんですよね。ぜひぜひ読み聞かせしてみてください。