こすずめのぼうけん」 みんなの声

こすずめのぼうけん 作:ルース・エインズワース
絵:堀内 誠一
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005264
評価スコア 4.56
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みんなの声 総数 100
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100件見つかりました

  • 世間は厳しい・・

    飛ぶことを覚えたこすずめちゃんが、いろいろな巣に立ち寄って冒険するというお話です。
    かわいいお話だと思うのですが、親の立場からするとあまり好きな内容ではなかったです。小さなこすずめちゃんが疲れて立ち寄り、「やすませていただいていいでしょうか?」ととても丁寧に頼んでいるにも関わらず、鳴き方が違うからダメだと悉く断られ続けるのは読み聞かせていても辛い気持ちになりました。そして暗くなって飛ぶこともできない位に疲れたこすずめちゃんは、お母さんすずめに出会って「ぼく、あなたのなかまでしょうか」と聞くんです。親子で「えぇ〜!」とビックリな展開でした。お母さんに会っても分からないなんて切なすぎます。あまり出番のなかった一冊です。

    投稿日:2013/08/08

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  • 独り立ちの一歩

    私はつい母親の目線で見てしまうので、このこすずめの行動には、ハラハラさせられっぱなしでした。
    母すずめだって、どんなに心配したでしょう。
    でも、これが独り立ちへの第一歩なのでしょうね。
    鳴き声で仲間を区別するところも、面白いと思いました。

    投稿日:2013/01/09

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  • 子供の行動そのものです

    最近、息子が「一人で行くから」とスーパーでウロウロ(汗)
    公園でも道路わきの柵を潜り抜けて一人でさっさと行き始めました。
    ちょうどそういうお年頃なんでしょうかね。
    このお話のこすずめと一緒だなぁ〜と思って読みました。

    それにしても、このこすずめ、
    言葉遣いがとっても丁寧なんですよ!
    「すこし休ませていただいてもよろしいでしょうか」
    なんて、子供が言う言葉とは思えません!
    安心して息子に読み聞かせできました。

    最後にはお母さんがちゃんと探し当ててくれる
    安心感も良いですね。
    お母さんから少しづつ離れられるようになったお子様にお薦めです。

    投稿日:2012/09/06

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  • 挿絵と文章のベストマッチ

    お母さんすずめに飛び方を教えてもらい、上手に飛ぶことができるようになったこすずめは、お母さんの注意をつい忘れて、ずいぶん遠くまできてしまいます。からすやふくろうたちに「仲間じゃないから」といって拒否され続けるこすずめですが、お母さんすずめに無事発見されて、無事に帰ることができました。
    どんどんと不安な気持ちになっていった子どもたちも、最後におかあさんすずめの背中におんぶされて飛ぶこすずめを見てホッ。親子が巣の中で寄り添うページでは自然と笑顔になっています。
    やさしくきれいな色合いの挿絵と美しい文章がマッチしていて、とっても心休まる絵本です。

    投稿日:2012/05/02

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  • 冒険はハラハラ・ドキドキ

    子すずめが、初めて空を旅したお話です。

    ドキドキ・ワクワクする初めての冒険、子供達も楽しかったようです。

    途中でてくる、たくさんの鳥達。
    子供達は、この本を読んで「鳴きまねごっこ」を楽しんでいました。

    最後は、ホッとする結末に感動しました。

    投稿日:2012/02/27

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  • 冒険する日がくる

    3歳前に娘に読みました。
    絵も言い回しもやや古く、難しいかなと思ったのですが、意外と違和感なく受け入れたようです。
    「あの、すみませんが・・・」
    「ぼく、ちゅんちゅんってきりいえないんです」
    など、時々口に出して言っています。
    ちょうど鳥に興味があったので、何度も読んでと持って来ていました。
    最後お母さんの羽の下でぐっすりと眠るシーンになると、私の腕の中に潜り込んできます。

    子供は最初、おかあさんといつも一緒だけど、そのうち少しずつ社会に出て行くようになる。
    拒絶されたり、傷つくこともあるけど、どうしても疲れた時はお母さんがいるからね。いつも見守っているよ。
    ・・・そんなことを考えた1冊でした。

    投稿日:2011/11/23

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  • 鳥の世界の厳しさ

    こスズメは初めて飛び方を教わり頑張って飛んでいると、少し遠いところまで来てしまいました。

    初めてで自分の体力が分からなかったんでしょうね。

    近くにある鳥の巣に やすませてください。 と頼むのですが…。

    仲間じゃない! と何度も何度も断られ、疲れ果て、一人ぼっちでさみしい思いをしていると…。

    おかあさんスズメに出会います。

    最後はホッとする終わりかたであたたかい気持ちがこみあげてきました。

    ただ、こスズメがおかあさんスズメも分からないほど疲れ果て話しかけていた場面はかわいそうでしたね…。

    投稿日:2011/11/04

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  • 身近

    • EMRHさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    雀が主人公のお話なので子供は身近に感じるようです。
    いろいろな鳥が出てきます。最後はお母さんに会えてほのぼのします。
    絵もやさしい感じで素敵です。
    子どもも繰り返し見ています。

    投稿日:2011/10/16

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  • 抱きしめて眠ります

    • NEOさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳

    最初、3歳の娘にはちょっと難しいかな?と思いましたが、
    一生懸命聞いて、内容は理解できた感じです。

    まず鳥の巣探しをして、「ここは誰のおうち?」
    そんな遊びもしながら読み聞かせています。
    そして、この本を読んでから、
    「あの、すいませんが・・」と何か尋ねたり、お願いする時に
    言うようになった娘(笑)

    かなり古い本なので、言葉の言い回しが
    今とは違ったり、難しい感じもしますが、
    とても良い本だと思います。

    いつも寝る前に何冊か読み聞かせるのですが、
    (娘に本と読む順番を決めさせています)この本は決まって最後。
    読み終わると、
    「ママ。こすずめみたいにやって」と
    私の腕の中に潜りこみ、すやすや眠ってしまいます。

    幸せを感じられます!

    投稿日:2011/10/13

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  • お母さんって・・・

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    鳥の世界も人間の世界も、やっぱり帰りつくところはお母さんのあったかい懐なのかなって思いました。

    初めて空に羽ばたいたこすずめは、ちょっと冒険しすぎてしまい、休みたくても休ませてもらえるところがありません。
    でも最後はお母さんのあったかい懐で。

    息子がこれから、私のひざ元から社会へ受け入れられるように飛び出していく中で、お母さんはいつでも、あたたかい懐を用意して待っていてあげなくてはって感じました。
    今までは、手とり足とり支えてきたのが、今度は子供が毎日安心していっぱい頑張れるように見守る子育てが、少しづつ始まっているなぁと、この絵本を読みながら改めて感じました。

    投稿日:2011/08/08

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