百年の家」 みんなの声

百年の家 作:J・パトリック・ルイス
絵:ロベルト・インノチェンティ
訳:長田 弘
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2010年03月
ISBN:9784062830423
評価スコア 4.59
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みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

  • 大人が味わう時の流れ

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    一つの家の歴史を100年間定点観測してる絵本です。
    歴史の知識が多少でもないとちょっと難しいと思うので
    中高生以上対象でしょうかね・・

    家族が増えて、技術が発達して、戦争が起こって、また開発があって・・
    と一つの家の歴史を自分も一緒に垣間見てるようで感慨深かったです。

    時が流れるということをしみじみ感じました。

    日本は開発のペースが速いので、このように
    100年定点観測できる場所ってあるのかなーとふと考えました。

    投稿日:2011/01/10

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  • 見るたびに新しい発見がありそう

    出版された時から評判が高かった本のように記憶していました。

    大型絵本の棚の中にあったので早速借りて来ました。

    文章もついていますが、絵だけでも充分に歴史をたどることができます。

    100年の間にも戦争はあり、物は移り変わり、時代も経て行く様子がわかります。

    その中には、生老病死があり、喜びも悲しみもある。

    凝縮された絵の中でいろいろなことを感じます。

    100年の間にこんなにも様変わりするのだなあという面でも驚きでした。

    絵がとても細かくて、見るたびに新しい発見がありそうです。

    投稿日:2011/01/06

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  • 素晴らしい作品です

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    すごい!!
    素晴らしい!!

    ものすごく緻密な絵にまずは、びっくり&感心

    100年の歴史・・・

    人との生活ながら
    人の一生はいろいろ変化がありながらも
    家はその人の力の手助けが必要なわけで

    いろいろな考え方とか
    生活の仕方とか
    戦争・・・

    いろいろ考えさせられます

    朽ちてしまうのかな・・・という心配は
    必要なくて、よかったです

    投稿日:2010/12/13

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  • タイトル

    タイトルが気に入ったのでこの絵本を選びました。長田さんの邦訳も素晴らしいと思いました。家とは何かを考えさせられる絵本でした。100年の年月、色々な事があっても家族を守ってきた家に畏敬の念を感じました。鳥肌が立ちました。歴史の重みも感じられる絵本でした。

    投稿日:2010/10/17

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  • 家が語る歴史

    イタリアの丘に建てられた一つの家が語る100年の歴史です。
    石で造られた廃屋にまた人が住むようになった1901年。
    それから住人の歴史を刻み続けてまた廃屋になるまでの100年間に、戦争があり、住んでいる家族にも、回りの人々にも様々なことが起こりました。
    きめの細かい描写、人だけではなく家の少しずつ改築されていく様に生活感と歴史の臨場感が感じられました。
    1999年、家は現代家屋に様変わりして、新しい歴史を刻み始めます。
    家にも心があるのだと思いました。

    原題は『家』。
    ペストが大流行したという1656年に建てられた家ですが、この絵本は1900年から始まります。
    定点描写なだけに社会史がくっきりと浮かび上がる作品なだけに、過去にさかのぼって次の作品が出されることを望みたいと思います。

    投稿日:2010/08/18

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  • 家と人、そして時間

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    『The House』が原題。
    バートンの『ちいさいおうち』同様、古い家が定点観察で、体感した人びとの営みを語ります。
    その語りの時空が百年ですが、実は、語られていない約250年の時間も、
    この家には染み込んでいるのです。
    画面いっぱいに精緻に描かれた人々の生活ぶりから、様々なことがわかります。
    語りの中には、戦争や、結婚、出産、死などもあります。
    描かれたたくさんの人々がそれぞれの人生を歩んでいたんだ、と
    ある意味当然のことが伝わってきました。
    扉の上の横板の変遷も興味深いです。
    ラストに描かれた最近の家の現状。
    スタイリッシュな家ですが、どことなく、古い家の精神が息づいているような気がします。
    1900年代を少し学んでいないと理解が難しいかもしれません。
    どちらというと、ノスタルジーを感じられる大人向けかもしれませんね。

    投稿日:2010/08/02

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  • 素晴らしい描写

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子7歳

    一軒の家が主人公で100年の歴史、歳月を語る!
    なんと壮大なテーマの絵本なのでしょうか。

    また、これこそが絵本!
    これは、絵画が何ページにも続く芸術だと思いました。

    しかし、歴史とは、現実…。
    楽しい美しいばかりではなく、
    苦しく辛いこともたくさん見続けてきた家。
    重厚ではあるけれど、冷たい感じが残りました。

    素晴らしい!と思ったのは私だけ。
    兄は、興味なさげに眺めていたし、
    弟は、本全体の薄暗さに、恐れおののいていたようでした。

    これは大人のための絵本だと感じました。

    投稿日:2010/06/30

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  • 少ない文章に想像力が掻き立てられます。
    特に最後の一文が印象に残りました。
    家とともに変わっていく周りの風景を眺めていると真新しい家が
    とても空虚に感じられました。

    投稿日:2010/05/05

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  • 家が語る20世紀

    「ラストリゾート」のロベルト・インノチェンティの絵です。

    農村にある1軒の家の歴史を通して20世紀が感じられる
    壮大なスケールでありながら、静かなお話です。

    「ちいさいおうち」のバージニア・リー・バートンが
    自らを変えない家を描いたのとは対照的に
    その時代に応じて求められるままに
    変化していく家が描かれています。

    絵画を見るような現実味のある、
    説得力のある絵が魅力的です。
    手に取ってじっくりと眺めてみてください。
    新しい発見がきっとありますよ〜♪

    投稿日:2010/05/07

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  • 時代(とき)の流れ

    一目で惚れてしまいました。
    そこにある ‘一軒の家’は、どんな事も静かに見ている。
    季節が移り、時代が流れ、人が変わっても・・・ 
    ただ、見守っている家。

    流れる歳月の重みを感じます。

    投稿日:2010/05/12

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