宮沢賢治の絵本 土神ときつね」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 土神ときつね 作:宮沢 賢治
絵:大畑 いくの
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年10月
ISBN:9784895881241
評価スコア 4.14
評価ランキング 26,790
みんなの声 総数 13
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

13件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 一本の樺の木を中心にした、不思議な三角関係です。
    動くことのできない女性の樺の木に、思いを寄せる土神ときつねの個性も意味深長ですが、神である土神がどうして、軽薄で見栄っ張りなきつねを妬み憎むのでしょうか。
    大畑さんの絵は、それぞれの心象を抽象的に描いていて、おどろおどろしくも感じました。
    それにしても、きつねを死にまで追い込んだ土神は、どうして号泣したのでしょう。
    それが宮沢賢治が出した問題でしょうか。

    投稿日:2018/10/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 今回も絵とお話がぴったり合った素晴らしい仕上がりです。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    美しい日本語の文学を読むと、心がすうっとしますよね。この絵本の中で一番気になったのは「土神は何故にそこまで嫉妬深くなれるのか」という事。しまいにゃ狐を殺してしまいます。間に挟まれた樺の木だって気が気じゃないですよね。

    投稿日:2014/12/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 樺の木にやってくるきつねと土神でしたが、それぞれの思いが、妙に絡まって、すっきりしないお話の展開で、読み終わった後の心のもやもやがしばらくおさまりませんでした。
    神という立場でありながら、気持ちの表し方がストレートであったり、化かすことが得意な狐がなんだか不器用だったりして、宮沢賢治の世界のまた新しい一面を味わったような気がしました。

    投稿日:2014/10/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 恋心

    谷地に住む土神が、女の樺の木に心惹かれていく恋心が鮮明に描かれていて、神であっても人間と同じように嫉妬したり恋に苦しむことがあるのだと感じました。まさかのラストに衝撃を受けましたが、神もまた完璧ではなかったということなのでしょうか‥
    やはり宮沢賢治さんの作品は奥が深いです。大畑いくのさんの絵も物語とマッチしていてとても良かったと思います。

    投稿日:2014/07/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 嫉妬の炎 受賞レビュー

    読みこなすのが正直難しい一冊。

    下世話に言えば、痴情のもつれの末の殺人事件、と言ったところ。

    読後、何とも言えない気持ちになる。

    ひょうひょうと嘘をつくキツネ

    正直だが、泥臭い土神

    相容れない両者が迎える最後。

    嫉妬の炎は恐ろしい。

    くすぶって、いつまた、その炎がゆらめくか、わからない。

    ろうそくの炎を、指でつまんで消したことがあった。
    一瞬のことであまり熱さも感じず、不思議な気持ちになった。

    嫉妬の炎もまたそんなふうに、消し去ることができたらいいのに。

    投稿日:2014/07/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 胸が締めつけられました

    レビュー企画でこのシリーズを知り、今まで知らなかった宮沢賢治の作品に出会えることができて、とても良かったと思っています。
    こちらも初めて読むおはなしでした。
    土神ときつねの、樺の木をめぐる三角関係。土神の嫉妬や葛藤がひしひしと伝わってきて、胸が締めつけられるようでした。
    我が家の娘たちにはちょっとまだ分かりにくかったかもしれません。もう少し大人になった時、自分で読んでほしいと思います。

    投稿日:2014/07/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • なんだか怖い話ですね

    賢治の時代にも土神みたいな人格の人がいたのでしょうか? ちょっと後味が悪すぎる話で、子どもには向いていないと思います。賢治は読者層として誰を設定に書いていたのでしょうか? それとも賢治の心の中にあるどす黒いものみたいなものを書き連ねただけなのでしょうか? 本の前半の絵がシャガールのタッチに似ていて綺麗だなと思いました。

    投稿日:2014/07/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 神様のプライド

    これは…悲劇です。

    土神とは文字通り、土の神でしょうか?
    土と木は、一心同体。
    だったら土神が樺の木を愛したのは、自然なこと…

    そして土神と同じように樺の木を愛したのは、きつねでした。

    ふたりは、見た目も性格も正反対です。
    共通点があるとすれば、孤独…でしょうか

    まるで、光と闇。
    土神は神だけど、いつも闇の中にいるように感じました。

    土神には誰かを愛する純粋な心があるのに、その気持ちがなにかもわからず、苦しんで苦しんでもがいて傷ついて、心を無理に消そうと葛藤するのです。

    切なくてもどかしくて寂しくて、もうどうにかなりそうで…土神は泣いて泣いて泣きました。

    そんな土神を見て、胸が締め付けらる思いでした。

    神様にもちゃんと心があるのです。感情があるのです。
    土神を苦しめているのは、神様のプライドなんだと思います。
    そしてきつねが自分よりもえらいのだと、またプライドが傷ついて…。

    神様の気持ちや立場なんて、きっと誰にもわかりません。
    でも土神は神でありながら、自分が本当は何者なのかわからなかったのです。

    きつねも、とてもいい子でした。
    樺の木の気を引こうと、たくさん本を読んだのではないでしょうか…
    おしゃれをして、樺の木を喜ばせようと一生懸命だったのだと思います。

    土神は正直者だったけど、素直ではなかった
    きつねは正直者ではなかったけど、素直だった

    …そしてとうとう心が壊れた神が、罪なき命を奪ったのです。

    あまりにも、衝撃的な結末でした。

    投稿日:2014/07/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • 悩み

    賢治の世界は本当にこれ、と決められませんね。こんなお話もあったなんて知らないことばかりです、今回ミキハウスさんの賢治絵本を読んでから賢治の事がもっと好きになりました。お話と絵の組み合わせがどれも絶妙ですよね。どんどん不思議な世界に入り込んでしまいます。自分にどれほどの価値があるものか、、というのは神様、生き物、みんなが思ってしまうことかもしれません。賢治の内面の言葉ですかね。みな悩み、苦しんでいること、それらは悪いわけではないのに自分自身を苦しめます。この本を読んだ私達も読んで終わる、ということではなく、いつだって賢治は考え続けましょう、悩み続けましょう、思い続けましょう、と言っているように思いました。

    投稿日:2014/06/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 神様が身近に

    「崇高な存在の神様」ではなく、もっと身近に存在するような神様だと思いました。
    自然の中に神が宿る、という考え方になるでしょうか。
    物語の中では、幅広い話題を取り上げていて、宮沢賢治さんの知識の豊富さに改めて驚きました。

    投稿日:2014/06/13

    参考になりました
    感謝
    0

13件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょが にげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ねこねこ日本史シリーズ 累計190万部突破 日本一かわいくて学べる歴史マンガ

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.14)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット