おしっこぼうや せんそうにおしっこをひっかけたぼうやのはなし」 みんなの声

おしっこぼうや せんそうにおしっこをひっかけたぼうやのはなし 作・絵:ウラジーミル・ラドゥンスキー
訳:木坂 涼
出版社:らんか社
税込価格:\1,650
発行日:2003年07月
ISBN:9784883301447
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 24
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  • 小便小僧の由来

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    副題に「せんそうにおしっこをひっかけたぼうやのはなし」とあって、ひかれました。

    この本には、平和で美しい町と、戦争によってさびしくなってしまった町が出てきます。このコントラストが、戦争の悲惨さを語っています。戦争によって、家族がばらばらになり、小さなぼうやがひとりぼっちになってしまったことなど、子どもが読んでも、戦争の残酷さがわかりやすく紹介されてあります。

    この小さなぼうやが町を平和にした方法とは…。小さなぼうやがみんなに笑顔を取り戻し、もう戦わなくさせたなんて、あっぱれです。そして、小さなぼうやも家族と再会することができて…最後は、幸せに包まれます。

    この小さなぼうやが小便小僧という銅像になったことを、初めて知りました。この本をたくさんの人が読んで、平和の大切さを知り、小便小僧の由来を語り継ぐことができたらすてきですね。

    投稿日:2007/11/26

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  • しあわせの色

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    小便小僧の由来がえがかれている絵本とききてにとりました。

    あけてみると、目にも鮮やかなコラージュでつくられた街並み。

    背景と、文字の躍る様子とすべてで「うつくしいまち」が描いてあります。
    坊やとママとパパの幸せな生活の様子も、本当によく伝わってきます。

    すばらしい絵です。

    そして、その幸せ感がたっぷりだったのが急に真っ黒な世界に変わります。
    坊やの気持ち、そのまんま表現したかのように。
    読んでいる私も切なくなります。

    子供達にも戦争のイメージ、伝わったかな?

    次女は「私も戦争がおきたら高いところにのぼっておしっこひっかける!」と言っていました(笑)

    多くの大人と子供に読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2007/07/28

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  • 小便小僧の由来

    • NON×2さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    小便小僧はしっていますが、名前の由来は知りませんでした。
    ベルギーの ブリュッセルという町に 昔から伝わるお話です。
    平和な町に戦争が始まり、一人になった子供が親を探しに行きます。
    どんなに探してもいない。
    でも、おしっこは、関係なくでるよね。
    戦争の真っ只中、塀の上からおしっこを飛ばすと・・・
    戦争はピタッと止まる。
    みんな笑いがとまらなくなり、平和な町がよみがえる。
    子供のおしっこが、戦争をとめたお話を、先祖に伝えていくために、小便小僧が建ったそうです。

    私も知りませんでした。
    笑いの小便小僧は、すごい子供の像だったんですね。
    親が感心していると、子供もこの話に興味をもったようです。
    この辺で見かけることはないけれど、何かで見た時は、このことを思い出したいと思います。
    とても素敵なお話ですので、もっと多くの人に読んでもらいたいです。

    投稿日:2007/01/24

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  • 小便小僧の意外な素顔

    • チョビくんさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子6歳

     ベルギーのブリュッセルに伝わるお話。戦争をしている最中の場におしっこをひっかけるというクライマックスの場面では、息子も娘も大笑い。「へ〜それで小便小僧が誕生したんだ〜。」と思わず感心してしまいました。ためになり、かつ、親子で楽しめる絵本です。

    投稿日:2006/10/13

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  • 小便小僧を見かけるたびに・・・

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳

    スポーツドリンクのキャラでも有名な、あの小便小僧に、こんな痛快な由来があったなんて!!

    毎日しあわせに暮らしていた、ぼうやの住む街に、ある日戦争が起こり、おとうさんともおかあさんとも離れ離れ。
    おしっこをがまんできなくなったぼうやが、塀の上からおしっこをすると・・・???

    戦争と平和についての絵本は、常々読んでやりたいと思ってますが、なかなか子供にわかりやすく訴えかけるものにめぐり合えません。
    この本は、戦争の悲惨さと平和のすばらしさを、子供にもわかりやすく伝えていて、しかもおしっこという身近で親しみやすい題材で描かれているので、おすすめです。
    ところどころにコラージュを使ったり、字の大きさを変えてみたり、工夫も見られます。

    小便小僧を見かけるたびに、平和について語り合える親子が増えるといいですね。

    投稿日:2004/10/18

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  • かわいい小便小僧の由来

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    ベルギー名物の小便小僧。実は、戦争におしっこをひっかけて、戦争をやめさせてしまったという、とても信じられないけれど、素晴らしい由来があったのですね。
    戦争という、暗いテーマではありますが、この絵本は、とても明るくポップなタッチで描かれていて、さらりと、抵抗なく読めてしまいます。
    最後に、実物の銅像の小便小僧が、写真で登場するのですが、なんとも神々しいですね。
    現代においても争いの耐えないこの地球上で、もっとたくさんの小便小僧が現れて、活躍してくれればよいのにな、と思わずに入られません。

    投稿日:2004/06/18

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  • 小便小僧!

    • ママちゃんさん
    • 20代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子4歳、男の子2歳

     公園などにある小便小僧の由来を教えてくれます。
     なんと、戦争を止めてしまった男の子だったのです!戦争と平和についても、考えさせられる話でした。

    投稿日:2004/03/22

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  • しあわせと平和

    あの小便小僧についてベルギーのブリュッセルという町に昔から伝わるお話だそうです。

    お話は小さな坊やがおしっこで戦争をやめさせたという話で、文章も比較的短く読みやすかったのですが、内容が内容なので娘にはまだ早いかな?と思っていたのですが手をしっかり握って聞いていました。
    幸せなときと戦争をしているときのトーンの差が大きかったり、途中小さな坊やが両親とはぐれてしまったりして、こわごわ聞いていましたが最後には両親に会えてほっとしていました。

    まだ戦争を知るには早い歳かもしれませんが、実際に過去に起きたことを目の当たりにする前に少しずつ話していきたいと思っていましたので、これから機会があれば読んでおきたい本のひとつです。

    投稿日:2003/10/28

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  • ブリュッセルが舞台のしょんべん小僧の銅像ができたエピソードの話です。

    おしっこ、うんちが好きな男の子に読んでと友人からプレゼントでもらったので、
    笑える話を想像していて、読み始めた時に戦争の話でちょっと早いかなとも感じました。

    一人ぼっちになったり、戦っているページでは不安そうでしたが、
    おしっこぼうやが戦っているところに上から、おしっこをかけたシーンでは、
    一緒になって大笑い。

    お父さんとお母さんとまた一緒になれて、よかったぁと安心していました。

    やっぱり男の子はおしっこが大好きなので、
    おしっこぼうや面白いんだよね〜と家に来る友達に勧めています(笑)

    しょんべん小僧のエピソードなんて全然知らなかったのですが、
    ほとんどの人が知らないので、おしっこで戦争をとめた話を話すと、ちょっと驚かれます。

    絵の雰囲気が素敵です。

    投稿日:2015/12/15

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  • ハッピーエンド★

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    小便小僧の由来につながるお話です。
    諸説あるそうで、私は男の子が爆弾の導火線におしっこをひっかけて
    消したという話を聞いていたので、こういうお話もあるんだ〜と思いました。

    市内の小学校で読み聞かせボランティアをしています。
    朝の読書タイムで、戦争の話をされたら、子供たちはめいると思うので、
    私は暗いお話は読まないようにしているのですが、
    このお話は明るいかわいらしいイラストだし、
    お父さんとお母さんから愛されているページがとても素敵だし、
    ハッピーエンドなので、これなら低学年に使ってもいいなぁ〜と思いました。

    投稿日:2012/02/26

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