ゆうきをだして!」 みんなの声

ゆうきをだして! 原作:くすのき しげのり
文・絵:いもと ようこ
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2011年04月10日
ISBN:9784333024797
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,014
みんなの声 総数 53
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53件見つかりました

  • 待つこと

    全ページで読んで。
    土の色から春らしい緑、黄色、赤…と
    だんだんと加わっていく色彩が美しいですね。

    毎年その時期が来ると一斉に芽吹くチューリップ。
    本当に不思議だなあと思いながらも、
    その彼らの成長は様々で面白いですね。
    ちょこんと申し訳なさそうに先っぽからなかなか
    顔をださないものもいれば、大胆に葉っぱを広げるものも
    いたりして…小学校の時栽培したことも思い出しました。
    同じ仲間だけれど、成長はそれぞれ。
    でも、時期が来ればその持っている花を咲かせる力を
    本来持っているということ。
    周りがそれを無理強いせず、見守り、待ってあげることで
    その芽は伸びていくのですね。
    つい、何かにチャレンジできないでいる息子をせかして
    しまうことがあるのですが、そうではなく、
    私の方が見守る勇気を持ちたいと思いました。

    投稿日:2013/02/01

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  • エールを送る本

    読んでいてこれは奥が深く、子供から大人、老若男女全ての人にエールを送ってくれるような本だと思いました。
    ほんの少しの勇気を持つ事。今の現状に甘んじている人もいるでしょうが自分が経験した事のない世界に踏み込む一歩が不安なのは子供も大人も同じです。
    このチューリップの球根のように時には勇気を奮い立たせる事の大切さを学べる良い絵本だと思います。

    投稿日:2013/01/30

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  • 勇気

    新しいことに挑戦するには、やっぱり勇気がいるしなかなかその気になれないのがとても手にとってわかるだけにちょっと歯がゆかったです。
    新しいお友達に出会うのも不安だけれど、みんなでチューリップさんを待っていてくれた気持ちが読んでいても嬉しかったです。歓迎されることってとても素敵だと思いました。

    投稿日:2013/01/28

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  • いつもは動物がメインの絵本が多いいもとようこさんですが、今回は花が主役。いつまでも咲かない花の種。でも勇気を出して咲いてみる、という絵本です。怖がらないで一歩踏み出す勇気をくれるような一冊です。

    最後の花が咲くというエンディングも、リアルな花が咲く、というだけでなく、比喩としての「サクラサク」のようなイメージがあり、二重の意味でよかったです。

    投稿日:2013/01/31

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  • 私も大きな勇気をもらえました。

    子どもたちに読みながら、自分の方が感動して、グッときてしまいました。
    心地よい土の中にいたいと思う球根は、まるでこの春幼稚園に入園する3歳の末っ子長男。息子はまだまだ家が大好きで、「幼稚園には行かない」と断言しています。二人のお姉ちゃんが、ここに出てくるもぐらのように「幼稚園たのしいよ」と言ってくれているのですが、まだ勇気は出ていないよう。
    この絵本を読んで、私もおひさまのように、ゆっくりとあっためて、あっためて、あっためてあげよう!と思いました。そして、はるのあめのように、やさしく「ゆうきをだして!」と励ましてあげれば、きっと春には芽を出してくれる。ぐんぐん育ってくれるはず。たくさんのお友達に会えてよかったと思ってくれるはず。と思えてきて、なんだか私が大きな勇気をもらった気がします。
    これから幼稚園や小学校に入園入学するお子さんに、そしてそれを応援するお父さんお母さんにぜひ読んでほしいと思います。

    投稿日:2013/01/26

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  • 励まし方

    ああ、そうなのだよなあ。
    励まし方ってあるのだよなあ・・と少々反省しました。
    なんだって初めてのことをするには勇気が必要で。
    だけど、新しいことを始めてみればそれは楽しいことだったり
    するわけで。ほんのちょっとの勇気が必要なわけだけれど、
    誰かに(特に娘に!)勇気を出そうよ、と伝える時に、私は
    こんな風にやさしく、あっためるようにして言ったりして
    いただろうか。強く言っちゃっていなかっただろうか。
    強く言わないまでも、元気に言っちゃっていたような気がします。
    勇気を出すことは大事なことだけれど、勇気を出そうとする
    人を待つことも大事なのだなあって思いました。
    なんていう母の気持ちにはおかまいなく、娘は、「てんとうむし
    さんや、ちょうちょさん達はお花が好きだもんね!」と
    チューリップが咲いたページで無邪気に喜んでいましたけれど♪

    投稿日:2013/01/23

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  • 子育てに活かそう

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子7歳、女の子4歳

    4歳の娘に読みました。
    土の中の球根が開花するまでの物語なのですが、
    勇気を持って成長していく姿を愛らしく感じました。
    娘もチューリップを応援していました。
    周囲の温かい励ましに勇気付けられて、人は成長するのだから、
    子育ても、人間関係も、温かく見守ってあげられる人になりたいと思いました。

    投稿日:2013/01/27

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  • 土の中でじっとしている球根は、まるで我が家の息子のようだなと思いました。
    現状に満足していて、新しいことにちょっと臆病・・・

    そんな球根に、もぐらやたんぽぽ、雨が優しく励まします。
    太陽も、決して急かすことなく、球根をあたためてくれます。
    そして、綺麗な花を咲かせた時、自分のことを待っていた沢山の友だちの存在に気がつきます。

    息子も新学期にはクラス替えで、今までの環境がガラッと変わるでしょう。
    新しい世界へ踏み出すことは、誰でも不安だけど、その気持ちに寄り添って、あたたかく見守ってやりたいと思いました。

    チューリップの赤色が鮮やかで、入学・進級を迎える子どもたち、またその子どもたちを見守るお父さん、お母さんにピッタリの1冊だと思います。

    投稿日:2013/01/29

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  • 表紙絵からは想像しなかったストーリー展開でした。

    芽を出す勇気。大きくなる勇気。つぼみを開く勇気。
    傍から見れば、それは些細なことなのかもしれません。
    けれど、未知の世界への初めての一歩はとても怖いもの。

    「おひさま」や「春の雨」の応援を受けながら、球根は
    少しずつ成長していきます。
    その姿は、まるで育児に似てるな、と感じました。
    周りのみんなに見守られながら、成長していく子どもたち。

    最初の一歩は怖いかもしれません。
    けれど、その先には勇気を出して良かったと思える瞬間が
    あることを、この絵本はさりげなく教えてくれます。

    背中をそっと押してくれる、素敵な一冊だと思います。

    投稿日:2013/01/18

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  • 成長

    このお話は球根からチューリップになるまでの成長を描いたお話でした。自分の子供にも当てはまるな〜ってとこもありました。チューリップも大きくなりたくないけどいつのまにか大きくなっていっている所とか。うちの子もきずいたら大きくなっていて、この絵本を読んで私はチューリップが子供に見えました。すてきな一冊でした。

    投稿日:2013/01/17

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