パパのしごとはわるものです」 みんなの声

パパのしごとはわるものです 作:板橋 雅弘
絵:吉田 尚令
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2011年05月
ISBN:9784265070473
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 39
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39件見つかりました

  • お父さんは 家族のために仕事をしています。
    でも、なかなかお父さんの仕事を知らない子どもが多いのではないでしょうか?

    この絵本のお父さんの仕事は なんと、プロレスの悪者役 しかもゴキブリマスクをかぶっているのですから・・・
    悪者?  スターをたてるのは悪者役のお父さんだったんです
    それを知ったぼくは ちょっとかなしかったんですね。涙が・・・

    でも、お父さんは 悪者の役をこなしているのです
    確かにこの世の中には 悪者の立場はよくないのですが、プロレスの世界ではスターを
    生かすのは悪役なんですね  
    お父さん ご苦労様 子どもの立場では なかなか分からないかも知れませんが 大きくなったら お父さんの仕事が理解できるでしょうね

    なんだか ホロリとなる絵本でした

    投稿日:2014/05/29

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  • 3年生の読み聞かせに使われた絵本です。
    プロレスが大好きな男の子。
    でも、その悪者レスラーをやっているのが
    大好きな自分のお父さんだったことを知り、
    心の葛藤と闘う内容。
    大人からしたら本当に切ないのですが、
    でも、子供なりに受け止めて
    お父さんを受け入れる様子にジーンとします。
    職に貴賎なしだな〜と思うわけです。
    私は母子家庭でしたが、父親の存在って
    こんな感じなんだろうな〜って胸が熱くなりました。

    投稿日:2014/02/07

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  • 考えたら子どもがパパの働くところ見たことないんじゃないかな?
    文は少ないですが内容は小学生以上がいいかな?自分のお父さんやお母さんが普段どんな仕事を家族のためにしてるのか知るいい絵本だと思います。絵もはみ出すくらい大きく書かれていて教室で読み聞かせするには見やすいです。この本は男の人が読み聞かせするにはおすすめです。

    投稿日:2014/02/06

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  • パパの背中はかっこいい

    誰でもお父さんのことは大好きですよね。
    だってお父さんはかっこいい、優しい、楽しい、おもしろい。
    子供の中では、男として一番の存在です。

    でもある日、自分のパパがプロレスラーの悪者として働いていることを知ってしまったぼく。
    大好きな正義の味方ではなく、活躍すればブーイングを浴び、負ければ人に喜ばれる――周りの観客がすべて敵に思えたことでしょう。
    小さな心が締め付けられたこと、手に取るようにわかりました。

    「みんなのために、パパはがんばってわるいことをしているんだ」というパパのセリフ。
    深いなあ…と、うなってしまいました。
    ラストを読めば、誰もがにっこり。
    やっぱりお父さんは、世界一、なんですよね。
    読んでよかったなと思える一冊でした。

    投稿日:2012/09/08

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  • テーマとしては難しいけれど

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    3〜5歳児に読みました
    テーマとしては難しいかもしれませんが、子どもの心に寄り添ったお話の進み方に、5歳児が真剣に見入ってました
    「わるものがいないと・・・・」のくだりで、こどもが「わかんないけど、わかることにする」という言葉は本当に的を得ているんだと感じました
    子どもたちがそこで納得したような表情をしたからです
    きっとどの子どもも「パパが大好き」だからでしょう・・・

    ラストの作文はその証です

    投稿日:2012/01/16

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  • そっかあ

    お父さんの仕事をこっそり調べに行った男の子のお話です
    仕事は、プロレスラー
    正義のみかた?
    マスクをしたわるもの?
    どちらを応援する?
    見た目で?
    本を読んでみてね

    私の子は、お父さんが大好き! みんなそうですよね ( ^ ○ ^ )
    お父さんは、格好良くて、強くて、そんな憧れのお父さん
    お父さんの仕事が悪者?
    読み終わった後、言葉無く、少し変な顔をしていました
    複雑な気分だったのかな?と思いました
    小学生低学年の子には、少し難しかったのかな?と
    まだまだスーパーヒーロー大好きっ子!には
    いつまでも、お父さん大好きでいてね

    投稿日:2011/08/16

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  • いろいろわかる年齢になったら・・・

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子2歳、男の子0歳

    もうすぐ3歳になる絵本大好きの娘と本屋さんで立ち読みしました。
    インパクトのある題名で開いてみると、絵も迫力があっておもしろい。・・・だけど、途中でちょっぴり悲しくなって、でも最後にはじ〜んと心が温かくなる、とっても素敵な作品だと思いました。
    娘はよく聞いていたし、絵もじっくり見ていましたが、きっともうちょっと大きくなって、パパやママが一生懸命働いていることを理解し始めるころに読んだらもっといいのかなと思います。

    投稿日:2011/07/26

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  • わるもの。

    小さい頃はパパがなんでもできると思っていたい。
    重たいものももてるし、会社では人気者だし、
    なによりスポーツ万能で、どこのパパより自慢したい。


    ある日、パパの仕事を見に行った。
    なんだか泣いてる絵を見ていたら
    私も泣いていた。

    仕事がわるものでも
    ぼくにとっては
    世界一のスーパーヒーローに
    かわりないんだ。

    小さな男の子が、
    パパを一人の大人の男性として見る
    第一歩の絵本。

    投稿日:2011/06/14

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  • 正義の味方って

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    昔見た女子プロレス。パイプイスを投げたり、反則ばかり・・・目が点になったことを覚えています。でもどんなにやっつけられてもやっぱり勝つのは正義の味方。悪者ではない。

    パパの仕事を宿題でこっそり調べにいった男の子・・・その先でみたものは、反則ばかりしている悪者の覆面からみえたおとうさんの目!
    ここからは読んでからのお楽しみに・・・でも・・・


    正義の味方って何でしょう?そう、みんながよいひとだったら正義の味方はいないのです。おとうさんが作った正義の味方!!!やってることは悪者でも気持ちはみんなを楽しませてくれる本物の正義の味方なのです。

    PS,小学6年生の娘のクラスで読みました。いつもより男の子が真剣にみてくれていました。

    投稿日:2011/05/23

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  • 野風僧

    河島英五が唄う「野風僧(のふうぞ)」という歌が好きだ。作詞は伊奈二郎で、「野風僧」とは中国地方の方言で「やんちゃ坊主」という意味らしい。
     「お前が二十歳になったら/酒場で二人で飲みたいものだ」という歌詞で始まるこの歌は、父親が息子にあてた応援メッセージだ。最後には「いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい/いいか男は 大きな夢を持て」と繰り返される。
     板橋雅弘さんのこの絵本(絵は吉田尚令さん)に登場する「わるもの」が仕事のパパもお酒がまわってくると、なんだかこの「野風僧」を唄っているんじゃないかしらん。きっととっても下手だけど、しんみりさせているような気がする。

     学校の宿題で「おとうさんの仕事」を調べるために、ある日、パパの車にこっそり乗りこんだ「ぼく」。着いたのはプロレス会場でもある大きな体育館。
     そこで「ぼく」が見たのは、正義のレスラーにずるいことをする覆面レスラー「ごきぶりマスク」。でも、なんだかパパに似てる。そう「ぼく」のパパは悪役レスラーだった。
     「パパはわるものだったんだね」と涙を流す「ぼく」に、パパはこう言った。
     「わるものがいないと、せいぎのみかたがかつやくできないだろう? みんなのために パパはがんばってわるいことをしてるんだ」って。
     夕日のなかを一緒に帰る父と子は、なんだかとても仕合せそうだ。

     だって、なかなか「おとうさんの仕事」ってわからない。
     大きなビルで働いていても、何をしているのかわからない。電話にむかって頭をさげているって変だし、パソコンをどうしてにらんでいるのかもわからない。それに比べたら、「ぼく」のパパの仕事はとてもわかりやすいい。覆面はしているけれど、りっぱに「わるもの」している。
     「ぼく」はきっと胸はっていいんじゃないかな。「おとうさんのしごと」がきちんとわかるってことに。パパもきっと胸はっていいんじゃないかな。「わるもの」に理解をした息子がいるってことに。

     「いいか男は 大きな夢を持て/野風僧 野風僧 男は夢を持て」
     今夜もいいお酒にちがいない。

    投稿日:2022/06/19

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