「あいちゃんのワンピース」 ママの声

子供の服ってすぐに小さくなってしまいますよね。
大抵の場合は、下の子に譲るか、処分してしまうことになってしまいますが、このお話では、大好きなお洋服を形あるもので残しています。
子供の愛着を理解して、喜びあるものにしているところが素敵だなと思いました。

かわいらしいピンクの表紙と女の子の絵、そしてタイトルにひかれて、５歳の娘が自分から図書館で借りてきました。
５歳の子が一人読みするのにちょうどいいレベルの絵本です。
女の子だったらこのようなお話、みんな好きなのではないでしょうか。
自分のワンピースが、こんなに素敵に変身するなんて！
お母さんのアイデア、いいですね。もれなく娘に、同じことをお願いされました（笑）。

図書館で出会い、絵がかわいらしくて借りました。
まだ娘は2歳になったばかりで、少し早いかなと思いましたが、娘の愛称が似ていると、私が裁縫をよくやるので絵だけでも楽しんでくれたらいいなと思い…。

ところがページを繰るごとに娘の表情が活き活きとしてきて、最後まで全く飽きることなく楽しんでくれたのです。
簡単で伝わりやすい文章、やさしいけど華やかな色使いの絵に娘も私も引き込まれました。裁縫箱、という普段家の中にいつもある存在も功を奏したのかもしれません。

以来ことあるごとに借りていく！と娘が言う本になり、それならうちの本棚に欲しいなと思い購入しました。

２歳児向けには早い本ですが、きっと自分で字が読めるようになってからも楽しめる絵本になってくれそうです。
お気に入りのぬいぐるみや愛着のあるものを大事にする心が育てばいいなと思います。

お母さんがあいちゃんの小さくなったワンピースを、お気に入りのうさぎのぬいぐるみのお洋服にリメイクします。針と糸でお洋服があっという間に変身し、かわいいボタンにレースをつけて、素敵なドレスの完成。
あいちゃんの、ワクワクする気持ちが伝わって一緒にワクワクできます。
魔法みたいにお洋服を作るお母さんが素敵すぎて、見習いたい。
あたたかい愛情を感じるいい絵本でした。

お気に入りのワンピースが着られなくなる。成長ってせつないですよね。
あいちゃんもお気に入りのワンピースが成長して着られなくなってしまいます。でもお母さんがぬいぐるみのワンピースにしてくれます。女の子の夢がいっぱいつまった絵本だと思います。絵もとても可愛くて読みやすいです。

あいちゃんの着られなくなったワンピース。
他の子にあげちゃうのは嫌な様子。うちの子もそんなこと言うなーと思いながら読みました。
そこでお母さんが取った行動はそのワンピースを使って、あいちゃんお気に入りのぬいぐるみのワンピースを作ってあげること！こんな行動がぱっとできてしまうお母さんはいいなー。簡単にちょっと縫ってはい完成ではなく、子どものためにかわいくする手間もかけているのが偉いですね。

あいちゃんの小さくなってしまったワンピースを、ママが、
あいちゃんのうさぎのぬいぐるみのワンピースに生まれ変わらせて
くれる絵本です。
お裁縫箱が出てくるのですが、まるで宝箱のように、素敵な
ものがたくさん出てきます♪
こんなお裁縫箱は持っていないので、娘のためにも、用意して
あげたいなと思いました。
その前に、お裁縫ができないと・・・。
とても楽しい気持ちにさせてくれた絵本でした♪

あいちゃんがお気に入りのワンピースが小さくなってしまい，それをぬいぐるみのミミちゃんのワンピースに作り直すというお話です。
とにかく絵が可愛らしいです！
お裁縫箱にぼたんにレース，女の子の好きな要素満載の絵本で，４歳の我が家の娘もうっとりとして様子で見入っていました。
女の子におすすめの絵本ですね！

あいちゃんのおかあさんが面倒くさがらずに，あいちゃんにお裁縫箱から物を取り出させたりと一緒にワンピースを作り直していく姿も心温まり，自分を反省した次第です。
親子で安心して読める絵本でした〜。

小さい頃に着ていた服って、可愛くてなかなか捨てられませんよね。
特に、子どもがお気に入りの服は・・・

そこで、あいちゃんのママが考えたのが、
小さくなったワンピースで、ぬいぐるみの服を作ること。

さっそくママが出してきたのは、お裁縫箱。
お裁縫箱の中は、まるで宝物がいっぱい入っているみたい。

ママにいわれて引き出しを開けると、
カラフルなボタンやアップリケが入っていたり、
思わずため息が出てくるようなたくさんのレースの束。

あいちゃんのワンピースが、
徐々に、ぬいぐるみのミミちゃんのワンピースに変身する様が、
とても素敵でした。

こんなに簡単にお裁縫が出来るママって素敵。
そして、ちゃんとあいちゃんにもお手伝いさせるところも。
きっと、あいちゃんも、裁縫上手な女の子になるんだろうな。

私なんて、超苦手。
だから、娘は自分の小さくなった服を、
そのまま、ぬいぐるみに着せてます。


色彩がきれいで可愛い絵。
女の子に読んであげたいですね。

作者の、こみやゆうさんは本の中に「理想の大人（母親）像」
を登場させている、と言っていましたが本当にそうだなあって
思いながら読みました。
あいちゃんの願いをきいて、あいちゃんのワンピースを
ぬいぐるみのミミちゃんのために作りなおしてあげるママ。
作る時もあいちゃんにお手伝いをさせてあげます。
作りながらあいちゃんとおしゃべりしている感じだし、
さささっと作り上げてしまうし、できあがったあとは
あいちゃんのおままごとにおつきあいしているし。
いいなあ。すごいなあ。
子どもにとって理想の大人でしょうけれど、大人の私から
みても、本当に理想のママです。
ごめんよー、こんな風にできなくて。
お裁縫や手作りは好きだけど、ノロいし。
自分でアレンジできないし。
なにかを作る時に子どもになんてなかなか選ばせて
あげられないし。
できあがったあともおままごとなぞなかなかやらないし。
お裁縫箱の中も素敵だし♪
自分のお裁縫箱を整理しようかな・・なんて思ってしまいました。
あ！この絵本を読み終えた後、娘のおままごとにも
なんとかおつきあいしましたよ（笑）。