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ラブレター物語」 みんなの声

ラブレター物語 作:丘 修三
絵:ささめや ゆき
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2011年09月
ISBN:9784338250054
評価スコア 4.5
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  • 最後に満塁ホームラン

    ラブレター。
    初恋。
    ボーイフレンド。
    すれ違い。
    ときめき。
    「ラブレター」という言葉にはそんなくすぐったさがいっぱい詰まっていて、この本はそんなくすぐったさいっぱいの短編集です。
    転校生。
    からかい。
    ライバル。
    勇気。
    なんだか、読んでいて恥ずかしくなるようなシチュエーション。
    いくつものシチュエーションは、思春期の青い恋心の処方箋のようにも思えました。

    でも、子どもとラブレターの話が続くと思って最後の話を読んで、頭をたたかれたように思えました。
    ラブレターのときめきは、子どもだけではないのです。
    3人の子どもを残して死んでしまった父が母に残したラブレター。
    母親の宝物であり、支えであり、エネルギーであり、いつまでも母親を乙女でいさせてくれるもの。
    感動して、涙ぐんでしまったのです。

    考えると、この話はフィクションなのですよね。
    ラブレターの文章。
    文章にこめられた思い。
    ここまで心ゆすぶる手紙を書くなんて、丘さん、ずるいぞ。

    ラブレター。
    文章。
    直筆だから、思いも行動もアナログなのでしょうか。

    投稿日:2012/02/05

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    2
  • やられました!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    丘修三さんの作品にしては、ずいぶんポップな印象がありました。
    しかも挿絵が「ささめやゆき」さんなので、更に可愛い感が倍増されていました。

    中身はラブレターにまつわる7つの短編と、たぶん丘さんご自身の初恋の思い出を短くまとめたエッセイのような《始まり》の章がありました。
    最初の方は小学校時代の初恋を扱った物ばかりで、年頃を考えれば自分の下の子くらいの子どもたちが、ほの淡い恋を抱えて一生懸命思いを託している姿が、いろいろなバージョンで描かれていて見ていてほほえましくなりました。

    「やられた〜!」と、思ったのは最後の章、『魔法の薬』です。
    ストーリーの展開だけ見れば、割とよくあるものかもしれませんが、
    1つ1つの状況の描き方も素晴らしいし、
    子ども心に母を思う主人公:ジュンのお兄ちゃんらしさが健気だったので、ぐ〜っと入り込んで読んでしまいました。
    特に、最後のこの“ラブレター”には、わかっちゃいるけど涙が出てしまいました。
    若くして家族を残して先に逝かなければならなくなった親の気持ち、子を持つ親としては、共感せずにいられませんでした。

    内容的には小学校4年生くらいから読めるものですが、
    同じ年頃のお子さんたちより、ちょっと大きくなって「あの頃」を思い出して気恥ずかしくなったり懐かしく思える年頃の、もう少し上の子たちの方が、じっくり感じることができるかもしれません。

    投稿日:2011/12/05

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    2
  • きゅんきゅん どーん

    ラブレターに関する7つの短編オムニバス 「うんうんあるある」と思いながら渡せなかったラブレターの話を読み進めるうちに胸がきゅんきゅん。体が暖かくなって最後の「魔法の薬」でにどーんと感激 号泣。
    「やられたー!」みんなにもすすめたくなる本です。親子で読むと色々話が弾むのではないでしょうか。

    投稿日:2012/02/01

    参考になりました
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    1
  • ラブレターが登場する短編集

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    ラブレターが登場する短編集です。
    いろいろなパターンのお話でどれも面白かったです。
    どのパターンもああーと感じ入るものがあります。
    中でも私は「魔法の薬」に出てくる亡き夫から妻にあてたラブレターの内容がじんわりときました。

    投稿日:2015/03/21

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    0
  • ことばの力

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    丘修三さんもこのような物語を描かれるんですね
    ハートだらけの表紙に一瞬、手にする恥ずかしさを感じましたが、本を開いてみると、なんだか懐かしいような、遠い昔のことだったようなそんな懐かしさを思い起こしました

    6編の短編で構成された物語ですが、小学生ぐらいだったらこんな行動を起こすよな・・・・でも割りと積極的だな〜などなど、当時の自分と置き換えたりしながら楽しく読みました

    テンポよく読み進めて6編目、作者は「ことばの力」を伝えたくて書いたという「魔法の薬」には感動しました。
    電車の中だというのにラストの手紙を読みながらボロボロと流れてくる涙を抑えることができませんでした

    言葉は意志を伝えることだけでなく、残すことによって勇気、希望を与えることもできるんですね
    まして生きている私たちは人を励ます「ことば」を使うことが出来ることを気づかせてもらいました
    小学校中学年から読めると思いますが、ぜひ大人も読んで感情移入しながら楽しんでもれえる物語だと思います

    投稿日:2012/03/02

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