2013年の課題図書だったようです。
私は知らずに読みました。
自由に仕事する母。
そんな自分第一主義のような母を批判的にも見ている娘。
その娘が預けられる親族宅には
一見平和そうでありながら、心に葛藤を抱える双子の兄弟がいました。
ただ、こういった波風は、すべて伏線ではないかと思うほど
後半に登場するひとりのおじさんが
高台からの景色を眺めながら放つ言葉がいいんです。
「たしかに一番上はいい、でも、一番下もいい。そして、五段目の景色もいい。どこだってすばらしい景色はあるんだ。ても、そこに座ってじっくり見なければ、景色の良さはわからない。それをどう見るかが大切なんだ」
著者はこのセリフを書きたくて
書かれた本のようにも感じました。
また、今の私にとても響きました。
大人の心にも響く、
素敵な一冊です。