おともださにナリマ小」 みんなの声

おともださにナリマ小 作:たかどの ほうこ
絵:にしむら あつこ
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年05月
ISBN:9784577030851
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • 謎が解けた

    1年生長女と読みました。「おともださにナリマ小」なんて、カタカナが混じっていたり、漢字になっていたり「なぜ?」と思いながら読みましたが、謎が解けた時はスッキリ!1年生のハルオが同じ小学校の男の子2人に学校に一緒に行くのに置いていかれるところから始まるので、何だか同じ1年生の娘をもつ親として悲しい気持ちから始まったのですが、最後はそれもスッキリ!夢中で読みました。

    投稿日:2015/03/19

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  • 学校に行くのが楽しくなるね

    たかどのさんの物語ってちょっと人を煙に巻く感じがあって
    飄々としてるよなあ(そこがおもしろいんだよなあ)っていつも
    思うのですが、この本の挿絵は「ホネホネさん」シリーズのにしむらあつこさん。
    「たかどのさんの絵本は他に何があるでしょうか」と娘に質問し、
    忘れていたので、「つん」と言ってあげました。すぐに「つんつくせんせい!」
    とわかったのでよかった♪
    「にしむらさんの絵本は?」と訊いてもまたもやよくわからなかったよう
    なので、この本の挿絵を見せてあげたらすぐに「ホネホネさん!」と
    答えました。独特でいいですよね。

    たかどのさんご自身が挿絵を描く時とはまた違った雰囲気になって
    煙に巻くというより(物語自体は煙に巻く感じはあるのですが。笑)
    もっとのどかで、小さい子どもでも安心して読めるように思いました。
    娘もハルオと同じ一年生。
    ハルオみたいに「なんだかいつもとは違う」小学校に行ってしまったら
    きっと落ち着かない、不安な気持ちになると思うのです。
    でも、にしむらさんのぽわんとした絵のおかげで、「なんだか違う」感じは
    あるものの、怖がったりせずに楽しく読むことができました♪
    途中、お手紙のことをいろいろ言い出した時には、どうなっちゃうのかなあ
    もし「おともださ(「ち」じゃないですよ〜。笑)」になれなかったら
    ちょっと寂しいなあと思っていたので、ハッピーエンドになった時には
    ほっとしました。

    投稿日:2013/06/11

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  • あったらいいのに。

     今年1年生になる弟は、「こんな小学校あったらいいのに・・・」と、そのへんてこぶりがうけたのか、とても気に入って読んでと持ってきてくれます。

     1年生のハルオの通う小学校は、山の中の少人数の小学校です。1年生から6年生まで、全員が同じクラスで授業を受けています。いつも一緒に行くはずなのに、ハルオを残してケンタとリョウタの声が先のほうで聞こえています。1年生のハルオは一人で小学校に行ったことがありません。大急ぎで走って追いかけますが、おいつけません。すると、なんだかいつもと違う様子の小学校にたどり着きました。「コーンキーンコーン」とチャイムのなんだかへんですよ。

     きつねの校長先生が書いた不思議な手紙を読むのが、毎回ぎこちないのですが、本と同じようにちょっとへんてこにこれからは肩ひじはらずに読んでみたいです。

    投稿日:2011/01/29

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  • ハッピーな気持ちになります。

    • 小花さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子0歳

    とってもかわいいお話でした!

    私もドキドキしながら読んだので、
    ここでネタバレになるようなことは書きませんが‥‥。

    たかどのほうこさんの文章のステキなこと、
    にしむらあつこさんの絵(色つきです♪)の楽しいこと!
    文章と絵がベストマッチだなぁと思いました。

    登場する子ども達は、みんな素直でかわいいですし、
    唯一登場する大人、校長先生もすばらしい人物です。
    まだ読んでいない人は、安心して、無邪気な気持ちで読んでください。

    小学校低学年のお子さんにもおすすめです。
    ジャンルは「手紙もの」かな。

    投稿日:2009/04/27

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  • おともださに、なりたいなぁ!!

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    楽しいお話!
    こんな小学校時代を送りたかったなぁ〜!

    ハルオが通う小さなやまびこ小学校と、とある小学校の交流が始まるきっかけとなるお手紙に書かれていたのが、「おともださにナリマ小」
    どんな子が書いてくれたのでしょう^^

    字を覚えたてのころ、つい間違えてしまう鏡文字などが織り込まれていて、自分で読んでこそ面白味が深まる本でしょう。
    1年の後期〜2年生くらいの子達に、是非読んで欲しい。

    投稿日:2009/04/23

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  • おもしろい!

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    ただただ「おもしろい!」と思える本でした。
    タイトルが不思議で、どういう意味があるのかと期待をこめて読みました。
    期待通り、いえ期待以上におもしろかったです。

    きつねが人間にばけるために、姿もですが字も書けるように勉強しています。
    でも、漢字やひらがなやカタカナを使い分けるのは、きつねには大変なことなのですね。
    よく、外国の映画で変な日本人が出てきて、変な日本語を話しているのを思い出しました。

    目標に向かって、努力しているきつねたちですが、きつねの先生ですから、間違いだらけです。
    そんなところが、子ども達の心をひきつけそうです。
    失敗したっていいじゃないという気持ちになります。

    読み終わってほっとする本です。
    絵本よりは長いですが、一度読んであげると後は自分で読めると思います。
    何度も繰り返して楽しめる本だとおもいます。
    きつね流文章をまねする子もいるかもしれませんね。
    お母さんものってあげて、楽しむのも良いと思います。

    投稿日:2009/02/02

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  • 怪文を楽しみましょう

    たかどのほうこさんの作品の多くは、どこにでもありそうな日常が舞台で、そこで起こる不思議な体験は、自分の回りでも起きて欲しいなと思うようなお話しで、読後感がとても心地よいという印象です。

    この作品は、まだ自然が多く残る小学校の生徒達と、自分達そっくりに化けるキツネ達との交流を描いたものです。

    キツネが字を書く時に、“さ”を“ち”と逆さ文字にしてしまったり、ひらがなの一部を1年生で習う漢字に誤変換してしまったような怪文は、見るのと読むのではまた違った面白さがあります。

    特にハルオが迷い込んだキツネ小学校の授業で、ヤマモトさんギツネが黒板に(“おいなりさんばかりを食べない”のつもりで)“オイなりちんバカりお、田びナイ”と書いたのは最高です。よくよく読むと間違い方にも「あぁなるほど」と納得してしまうんですね。

    息子は、キツネの校長先生が「誰かに連れて行かれそうになったらどうするのかね?」との質問に対し、一人目の生徒が「ひっかく」と答えたところで反応し、次の子が「かみつく」と言った時にはゲチャゲチャ笑ってうけていました。

    キツネ達の変身もどこか可笑しく、まだたまにパンツやシャツをうつろまえに着ていることのある息子ですが、ひょっとしてはキツネと入れ替わっては……いないだろうねぇ。

    主人公が1年生で、漢字も1年生で習いそうなものばかりですが、一人読みで怪文を理解するには、高学年くらいが良いのかもしれないです。

    投稿日:2008/10/09

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  • へんてこなそっくりがいい!

    本屋さんで息子がみつけておもしろそうなタイトルに私の方が
    気に入ってしまって、衝動買いしました。

    きつねの小学校のしゅくだいが人間の化ける。と言うことから
    始まる、ちょっとへんてこな感じのキツネと人間のそっくり小学校。
    タイトルのさかさ文字の秘密もお話しの進行と同時に
    明かされていくのですが、こんなにまでそっくりな学校があったら
    楽しいだろうな〜。行ってみたいな〜ってワクワクしながら
    読み進めることができて、息子以上に楽しみました。
    そして、巻末の両方の学校の生徒の交流のシーンは
    やっぱりどことなくへんな化け方?がおもしろく、
    キツネ小学校の子キツネ達が人間の子どもたちを一生懸命に
    観察をして、化けたんだろうな〜と、様子がうかがえます。
    少々長めの文章の本でしたが、感じにもルビがきちんと入ってて
    お話しの内容も絵本好きのお子さんなら、この不思議な世界に
    引き込まれていくこと間違いなし!です!!!
    ぜひぜひ、読んでみてね!

    投稿日:2008/08/20

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  • そっくりペア

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    「おともださになりましょう読んで〜」ともってきた娘に、
    「はあ?おともだちでしょう!」と言って、間違いに気づいたのは後のことでした。

    なるほど、書き文字を間違えて、こんなへんてこりんな文字になってるのですね。
    始まりが少しかたく始まっていましたが、あっという間に不思議な体験をする
    ハルオに引き込まれていきました。
    最後のえんそくで両小学校の生徒たちが一緒に遊ぶ場面では、
    娘と「そっくりペア探し」に盛り上がりました♪

    たかどのほうこさんの書く物語は、不思議さもどこか「本当にあるかも」と
    思わせるような部分があります。
    文章も程良い長さでおもしろい、絵本からもう一歩進んで児童書に移るときは、
    是非たかどのほうこさんの本、すすめたいです☆

    投稿日:2008/07/23

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  • きつねの小学校へ行ってしまったら

    登校中に道を間違えてしまったハルオはキツネの小学校へ行ってしまいます。もし自分が、きつねの小学校へ行ってしまったら驚きますよね。

    ハルオの慌てぶりがとても伝わってきました。

    息子はおもしろいお話が大好きで、たかどのほうこのの作品も好きです。絵がホネホネさんシリーズのにしむらあつこだったこともより親近感がわいたようです。

    通学路にきつね小学校のへの入り口があったら楽しいだろうなと思いました。児童書ですが、読みやすいお話なので年長さんぐらいから読めます。絵本からの移行期にぴったりの本なのでお勧めします。

    投稿日:2008/02/07

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