「どんぐりとんぽろりん」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

柿本幸造さんの温もりのある絵に、武鹿悦子さんの詩が溶け合って、楽しくて秋らしい絵本です。
どんぐりって、くまさんやりすさんが年を越すための大事な食料なのですね。
今まで耳にしたことのないような、独創的な言葉の響きとリズム感が、とても心地よくさせてくれました。

可愛いクマさんとリスさんと、どんぐりの木が、静かな森の中でワクワクしている姿が目に浮かぶ絵本です。
ドングリの落ちる音も、とても可愛くリズムに乗せて読んでいます。
実際には寂しさを感じる秋も、この絵本の中では暖かくて微笑ましくて、寂しくありません。
ドングリの木が微笑んでくれているからかもしれません。
冬眠に入るクマさんとリスさんと、そしてドングリの木も、これなら寂しくないね。と、娘と話す時間もとても暖かいです。
秋の公園のお散歩で、ドングリの落ちる音に耳をすませて歩きたくなる一冊です。

秋らしい絵本ということで読んでみました。
おおきなくまさんとちいさなりすさんの組み合わせがかわいらしかったです。
もりもりどんぐりが拾えて楽しそう！
私も子供とどんぐりを拾うのもいいなーと思いました。
子供に四季を教えるのに良さそうです。

「ぱら　ぱら

　　　　とん　とん

　ぱら　ぱら　

　　　　とん」

　
とってもリズミカルな言葉です。

こんな調子で、軽快に進行します。

読んでいても楽しくなります。

りすさん、くまさんのどんぐりを食べている嬉しさ、美味しさが伝わっ

てきます！

りすさんのお目目が真っ直ぐくまさんを見つめる目がとても愛らしいで

す。くまさんの両手を広げて思いっきり嬉しさを表現しているのが姿が

よかったです！

二人に見習いことは、どんぐりに感謝して「いるだけ　貰う」ことです

欲張らずにいる分だけって出来そうでなかなかできないことだと思いま

した。

絵もとっても可愛くて秋がいっぱい感じられました。

登場するのはくまさんとりすさん。
柿本幸造さんの絵が好きな人にはたまらない絵本です。
りすさん・クマさんの表情・雰囲気などとても心が和みます。
「秋の絵本」というのはきっと日本人の心に合うのでしょうね。
ストーリーもわかりやすく比較的小さいお子さんも楽しめると思います。
作者は違いますが「どうぞのいす」「ごろりんころんころろろろ」などが好きな人には
ぜひオススメしたい絵本です。

どんぐりブームの娘のためにとこの絵本を。
ところが意外にどんぐり以外で楽しんでいる様子でした。

何が娘の気をひきつけたかというと、リズミカルな言葉でした。
ちょっと歌う感じで読むとそれがとても楽しいらしく、1ページ1ページ声を出して笑っていました。

りすとくまが「じゃあ　またね」と別れる場面では娘も一緒に｢バイバーイ｣と手を振ってお別れを。
読み終わって絵本を閉じ、「おもしろかったね〜」と言うと、「うん」と笑顔で答えていました。