「いいから いいから」シリーズ第三弾は、おじいちゃんがなんと、貧乏神までおうちに連れてきてしまいます。
するとあっというまに貧乏へとまっしぐら。家の金庫が盗まれたりお財布を落としたり。おまけにお父さんの会社が倒産してしまい…。次々と災難が襲い掛かるのに、それでものんきに「いいから いいから」とにこにこしているおじいちゃん。
さすがに今回は、「本当にいいのかな…?」と心配になってしまいましたが、その後の展開で福の神が現れると、どろぼうもつかまり、お財布も戻ってきて、いつもの生活に戻ります。
普通の生活のありがたさを教えてくれる一方で、ひとつだけ元に戻らなかったのがお父さんのお仕事ですが、コツコツと屋台を組み立て、ラーメン屋さんを始めたお父さん。災難の中で新たな道を見つけたのですね。今までよりも良い方向に進んでいくといいな〜と思います。おじいちゃんがお父さんの背中を流してあげる場面が優しくて大好きです。