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ないしょのおともだち」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

ないしょのおともだち 作:ビバリー・ドノフリオ
絵:バーバラ・マクリントック
訳:福本 友美子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,925
発行日:2009年05月
ISBN:9784593505074
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 90
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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9件見つかりました

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  • 極めて完成度の高い作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    とびきり愉快なお話という触書に惹かれて読んだのですが、愉快というより心がキュンとなってしまったのが最初の読後感でした。

    立派な家があって、マリーというおんなのこと、家の隅にはネズミのおんなのこが住んでいるシーンから物語は始まります。
    アメリカンタイプの真中に玄関がある家で、左端の2階の窓からマリーが、1階の右端の窓からネズミのおんなのこが顔をのぞかせています。
    最初のページから精緻に描かれた絵に圧倒されてしまいます。

    左側にマリーとその一家、右側にネズミのおんなのことその一家が対比して描かれていくのですが、同様に家族団欒や学校生活があって見るだけでほのぼのとした気持ちになりました。
    そして、あることがきっかけで、マリーとネズミのおんなのこは、お互いの存在に気づくのですが、両親から注意されていたので、お互いに内緒のまま時は流れます。

    その関係は、時と場所を変え娘達に受け継がれていくのですが、最後にある意味サプライズがあるのです。

    子供の頃って、内緒にしたいことって必ずあると思います。
    それが、娘の代でもあるなんて、その練られたストーリーの素晴らしさに感動せずにはいられませんでした。
    その最初の出会いなんて、特筆もので、子供にとって憧れに近い気持ちを抱かせるのではないでしょうか。
    ストーリー、絵とも文句なしにオススメできる作品です。

    それにしても、家も調度品もため息が出るくらい立派なもの。
    日本の住宅事情からすると望むべくないかも知れません。

    投稿日:2010/05/03

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    5
  • 女の子の大好きな世界

    5歳の下の子に読んであげようとしたら、11歳の上の子も覗き込んできて「かわいー!」と最後まで夢中で見ていました。

    人間の女の子とネズミの女の子。人間の女の子のおうちは、お金持ちのお宅なのでしょうね、大きくて立派で、どこを見ても素敵です。その片隅にあるネズミのおうちは、どこから持ってきたのかボタンや時計などが上手に使われていて、ミニチュア大好きな娘たちは目をキラキラさせて、両方を見比べて楽しんでいました。

    物語も、母から子へ自然とバトンタッチされ、時代の違いも絵から読み取れます。何度読んでも発見がある、ずっと手元に置いておきたくなる絵本です。

    投稿日:2020/06/17

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    0
  • 憧れ満載!古き良きアメリカ。

    描かれたのは2009年、なのに、30代の自分が幼い頃に
    あこがれた古き良きアメリカの雰囲気が満載です!

    鉄筆で引っかいたような黒く細い線が、
    海外モノの本の挿絵を思い起こさせて、懐かしい気持ちになります。

    古き良き・・・という点については、息子はどう感じたかはわかりません。
    でも、マリーとねずみ、各々の娘、その対比(というか繰り返し)に気がつくと、
    とても楽しくなったようでした。

    マリーの家の柱時計を「コレが時計だよ」と教えると、
    その大きさに驚いていました。
    そこから、ねずみの家の調度品に気がついたようで、
    興奮してひとつひとつ教えてくれました。

    男の子でも楽しめましたが、やはり女の子と分かち合いたいな〜。
    娘は、まだ0歳ですが、早く一緒に読みたいです♪

    投稿日:2012/05/20

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  • ぜひ女の子に

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    絵本関係の書籍で紹介されていたことで興味を持って、図書館で借りてみました。
    なんとも女の子が好きそうな物語。
    大きな家の片隅にある、ねずみの小さな家。その小さな家のインテリアの緻密さも、女の子は眺めているだけでワクワクしちゃうのではないでしょうか。もちろん、ファッションや生活も。
    “ないしょ”っていう響き、子供からは切っても切り離せないもの。“ないしょ”って思うだけで、急にその物事が特別なものに思えるんですよね。
    そしてそんな物語が、まさかまさか母子2代で続いていくのですからびっくり。
    まさに、女の子がキュンとなっちゃう絵本です。うちは娘がいないけど、女の子に贈ってあげたいなあって思いました。

    投稿日:2012/03/14

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  • 母から娘へつながる素敵な「ないしょ」

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    私が子どもだった頃の「外国の絵本」のイメージって、
    まさにこういう感じなんです。
    金髪の女の子と可愛いネズミ、お揃いのクラシカルな水色のスカート・・・もう完璧です。
    もう息子が好きじゃなくてもいいや、私が読む!と図書館で借り
    まずは一人で読みました。

    まるで建築家が描いたようにきっちり描かれた、
    アメリカらしい雰囲気の家屋・調度がとても素敵。
    家屋の断面図みたいな描き方が新鮮だし、
    女の子の部屋とネズミの部屋や暮らしが
    左右や上下で対照的に描かれているのも面白く、
    思わず見比べてしまいます。
    ネズミの部屋はリサイクルぶりが楽しく、
    卵パックのソファーや、紅茶のティーバックだっのクッション等、
    隅々まで細かくチェックしては、にんまり。
    せっかちな私には珍しく、ページを繰る手が度々止まってしまいました。

    息子達も楽しんでくれました(嬉しい〜)。
    母娘2代にわたる、ささやかな「ないしょ」の交流は
    最後、ついに・・・。
    満足なハッピーエンドではあるのですが、
    2人(1人と1匹?)はこの後はどうなったの?と、
    親子でその先も気になって仕方がありませんでした。
    ずーっと、ずーっと長い歳月を見守ってきたんですものね!

    女の子も男の子も、子どもも大人も関係なく、おすすめです。
    ただ、男の子の母としては、
    この母から娘へつながる素敵な「ないしょ」の物語を
    自分の娘に読み聞かせる、というシチュエーションに、
    ちょっとだけ憧れてしまいます。

    投稿日:2011/11/23

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  • 素敵な絵本なのに...

    親子二代にわたってお互いを意識し合い
    マリアとねずねずの代になってやっと言葉を交わす。
    なんて素敵な物語なんだろと思いました。

    ですが、以前私が某アニメで悪役として出ていた
    ラットを「ばい菌だらけで近づいたらいけないねずみ」と
    説明したのを覚えていた娘は、「ねずみだからメアリーみたいに
    近づかない方がいいよね」と良いお話だけどそこが残念と
    言っているのを聞いて愕然としました。ラットとは違うのに...
    と自分の説明の足りなさを痛感しました。

    ハムスターを飼っていたこともある私には
    ネズミの可愛さも分かっていたのに、この作品にとても
    申し訳ないことをしたと思いました。

    いろいろ娘と学んでいく過程で又この絵本を
    手にとってみたいと思います。

    投稿日:2010/12/01

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  • 女の子に特にオススメです

    主人公の女の子のかわいい仕草。
    まねしたくなります。
    というか、すでに娘がまねしています。

    とても読みやすく、
    1ページに見所たくさんつまっており
    よみごたえたっぷりです。
    私の娘のお気に入りです。

    投稿日:2010/11/15

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  • 男の子にも♪

    絵本のオススメ対象は「女の子に〜」ってなっていますが、いえいえ、
    うちの息子くんもなかなかハマっていましたよ。
    なんせ、早朝一人で起きだして、ソファに膝を抱えて座りながら
    絵本を開いていたくらいですから。

    精巧な絵の描写の中で、特に家の間取りが気になるらしく、
    「ねずみがいたのは・・・ここかな。この部屋が子ども部屋?
    あ!車がある!!」
    いろいろと探しては楽しんでいたようです。

    投稿日:2010/11/15

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  • 心が繋がった友達

    5歳の息子と読みました。

    見返しの部分(マリーの子どもがマリア。ネズミの子どもがネズネズという部分)も、丁寧に息子に説明してから、読み進めていきました。

    マリーがフォークを落とし、ネズミがスプーンを落として、お互いの存在に気付いたところで、息子はドキドキ。

    でも。
    マリーは「ネズミはばい菌だらけだから近寄ってはいけない」と注意されていて、ネズミは「(マリー達)人間は意地悪だから近寄ってはいけない」と注意されていました。
    息子は少ししょんぼりしていました。

    次の日。
    マリーがわざとフォークを落とし、ネズミもわざとスプーンを落とし、お互いに手を振りました。
    息子はホッと安心した顔をしました。

    成長したマリーとネズミはお互いに家をでます。
    大切なともだちなのに会えなくなってしまいます。
    でも、部屋の中を見ると、マリーの部屋にはネズミの写真。ネズミの部屋にはマリーの写真が飾られています。
    心が繋がっている友達なんですね。
    息子も「いいね〜」と嬉しそうでした。

    やがて。
    マリーのむすめのマリアと、ネズミのむすめのネズネズが登場します。
    息子は「どうなるの?」と目をキラキラ輝かせました。

    マリアが本を落とし、ネズネズも本を落とすと、息子の顔がぱあっと明るくなりました。(ふたりが出逢うということが予想できたのでしょうね)

    毎晩、わざと本を落として、手を振るマリアとネズネズ。
    そのやりとりを微笑ましく見ていた息子。

    思い切って、マリアがベッドからおり、ネズネズのいえの中をのぞこうとするシーンで、息子は大興奮。
    「そうっと、そうっとね。大丈夫だよ」
    と、声をかけていました。

    ラストの、「おおきなひそひそごえ」の言葉の使い方が可愛く、私がマリア役、息子がネズネズ役で、何度も真似をしました。
    読み終えた後、とても心が温かくなりました。

    シモンのおとしものを読んで大好きになったバーバラ・マクリントック。
    ないしょのおともだちも素敵でした。
    どろんこのおともだちも楽しみにしています。

    投稿日:2010/11/16

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