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なんにもできなかったとり」 大人が読んだ みんなの声

なんにもできなかったとり 作:刀根 里衣
出版社:NHK出版
税込価格:\1,650
発行日:2015年07月10日
ISBN:9784140361207
評価スコア 4.09
評価ランキング 26,537
みんなの声 総数 22
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  • 深いなあ

    • ちょてぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    刀根さんの描く作品の世界感が大好きです。
    静かでそれでいて芯の強さと優しさを感じられる作品ばかり。きっと刀根さんの生き方が現れているのでしょう。なんにもできなかったとりは、なんにもできないのではなかった・・・誰でも、誰かの役に立てるはず、そう悟らされる作品です。

    投稿日:2015/07/12

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    3
  • こんなぼくでも

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    劣等感を持つ人への静かなエールを感じました。
    兄弟の鳥に比べて、何をしてもうまくいかない「ぼく」。
    でも、こんなぼくでも、役立つことがあったのですね。
    なんにもできない?
    いいえ、愛することは誰にだってできますものね。
    それは美しいラストへ導きます。
    静かな語り口の絵が印象的です。
    少し哲学的な内容なので、小学生高学年くらいからがいいかもしれませんね。

    投稿日:2015/07/09

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    2
  • ラストにびっくり

    何をやっても他のきょうだいたちのようにうまくできないとり。
    あれこれ試行錯誤しますが、やっぱりうまくいかない。
    そんなとりが最後は命をかけて、他のものの命を守る。美しいお話ではありますが、終わりかたがこれでは悲しすぎる気がしました。

    投稿日:2021/01/19

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    1
  • やるせなさ

    イラストはとってもきれいなんです。
    でも、これでもかというほど、全否定で始まって、なんだか読んでいて悲しくなってしまいました。
    お母さんや兄弟たちは、このなにもできなかったとりに対して、何ら手を差し伸べなかったのかしら? 実際、自然界だったら淘汰されてしまうのが掟なのは分かっているのですが、それを絵本の中で描くというのが、何だかもやもやが残ってしまいました。
    そして最後に他の者の為にという精神。その精神は貴く美しいとは思うのですが、結局、なにもできなかったとりは死んでしまったってことかなと思うと、なんだか、やるせなさの方が勝ってしまい、これを子供に読むのは嫌だなと思ってしまいました。素直に素敵な絵本だとは私には思えませんでした。きっと評価の分かれる絵本になることでしょうね。

    投稿日:2019/02/25

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    1
  • 最後は…

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    いっしょにうまれた兄弟たちと比べてできないことが多いとり。
    できないできないの連続なのでかわいそうに思いました。
    最後にはこの子にできることが当然出てくるのだろうなとは思っていましたが…。
    できることはあって、彼自身満足しているのですが、個人的にはもっと幸せ全開な最後のほうが好みです。

    投稿日:2015/08/12

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    1
  • 工夫できている

    何をやっても他のきょうだいのようにはできなくて、何もできないと落ち込む一羽の鳥のお話です。

    確かにどのページでも失敗しているけれど、でも、たくさん考えているし、工夫もできていると思いました。
    最後には花々のために一本の木になってしまいましたが、たくさん考えられることや工夫できることに気が付いていたら、また違った結末になっていたのではないかと思いました。

    投稿日:2023/12/22

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  • 生きることの意味を考えさせられる

    幻想的で穏やかな気持ちになれる絵本です。

    なんにもできなかったとりのことを読んでいるうちにいつの間にか、自分自身に照らし合わせて読んでいた自分がいます。

    みんなができることができないと嘆くとり。
    皆と同じようになるために一生懸命努力して、鳴けない代わりに楽器を使ったらどうか?登れないかわりにはしごをつかったらどうか?飛べない代わりに風船をつけて空をとんでみたらどうか・・

    色々と頑張ります。

    でも最後は、皆行ってしまって・・ひとりぼっち。

    命ある限り、生まれながらに障がいを抱えている場合もありますし、人が出来ることが自分には出来ないことも多いです。

    でも、そんな事実を受け止めながらも、何か人の役に立てることがあるはずだということに気づかせてくれます。

    綺麗な花を咲かせるために守り続けて春が来たシーンは、もしかしたらとりさんは命が消えたのだなと感じさせる描写があります。

    でも、生きた軌跡がしっかりと残されていると感じさせられる最後の緑と花の2ページは圧巻でした。

    素敵なイラストに是非癒されてみてください。

    投稿日:2016/11/27

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  • 大人向けかな?

    可愛らしいイラストでありながら、テーマがとてもしっかりとしていて驚きました。
    どちらかと言うと大人向けの絵本かと思いますが、絵を眺めているだけでも、満足できるくらいに素敵です。
    優しく語りかけてくれるような、自分へのプレゼントにしたい1冊です。

    投稿日:2015/11/11

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  • まさに今の私です・・。

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    久しぶりにナビに来て、最近一番お気に入りだった刀根さんの新作が出ているとして早速ためし読みさせていただきました。
    「自分にできること」というテーマがガツンと心に響いてきました。なぜなら私が久しぶりにナビに来た理由は、闘病中で入院していたからです。今まで中途半端だった自分に残された人生で何ができるだろうか、何か役に立てるだろうかと、私自身が自問自答していました。
    私との何気ない会話に元気が出たと言ってくれる人たちがいることに気づきました。

    インタビューページで刀根さんはこの本を挫折していた時に書いたとおっしゃっていますが、
    私も、今のタイミングでこの本に出会えたことをうれしく思いました。
    子どもには難しいテーマだと思いますが、何かに躓いたときにきっとそれぞれの心に響く一冊だと思います。

    投稿日:2015/10/19

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  • 誰かのために何かはできる

    とても美しい絵にうっとりさせられました。

    本の題名のとおり、兄弟のなかで唯一なにもできない、努力してもなお満足にできない、できそこないの鳥が主人公。

    鳥が自分には何もできないんだと途方に暮れていた時、自分にできることを見つけます。

    それは自己犠牲をともなう誰かのためにできること…

    何かの能力が人と比べて劣っていたとしても、誰かの力になれるんですね。
    「誰かのためにしてあげたい」と思える心があれば。

    逆にどんなに様々な能力に長けていても、「誰かのために」という気持ちがなければ、誰の手助けにならないのですね。

    学ばされました。

    小さいお子さんには難しいかもしれませんが、とても美しい絵ですし、深くはわからなくても、何か心に残るのではないでしょうか…

    投稿日:2015/08/11

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