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一つの出来事の受け止め方は その立場によって、実に多面的である・・・ ということを、如実に物語るような 実にチャレンジングな昔話に仕上がっています。 みすぼらしい漁師だと思われていた浦島太郎は 実は、苗字帯刀を許された立派な武士で 主の敵討ちのために、漁師に化けていた・・とか 桃太郎の「桃から生まれた」というファンタジーに 真正面から向き合ってみたり・・・。 楽しいだけじゃない、ちょっとダークな部分も持ち合わせた 完全に大人向けのお話は もうひとつの昔話の一面を、浮かび上がらせてくれます。 次は一寸法師の鬼あたりに語ってもらいたい。
投稿日:2025/01/12
いちいち、理屈で昔話をこねくりまわしている様が痛快。 なんで?どうして?そういう言葉が口癖の子どもや、大人を論破したいタイプの子供に、響きそう。 あんなに柔らかい果実の桃が川から流れてきているのに、ちっとも傷まないで茶色くなっていないのはなぜか。 動物たちがきびだんご一つで、危険な鬼退治に参戦したのはなぜか。 昔話ひとつとっても、視点を変えれば自分なりの「昔話」ができあがる。とても興味深い物語でした。 高学年だったら、読解できるかも。
投稿日:2024/06/05
「サブキャラ」というタイトルが気になって、読んでみました。 日本昔話の中の登場人物が、異なった目線で語ると…というお話。 「うらしまたろう」のカメ 「ももたろう」の犬 「金太郎」のくま それぞれ、予想外のお話をしてくれました。 まさか、ももたろうが性格悪かったなんて… 子供よりも大人向けという感じのお話でした。
投稿日:2021/01/08
桃太郎のイヌ、浦島太郎のカメ、金太郎のクマを取材し、 第三者から見たお話の整合性や矛盾点について語っています。 視点はおもしろい。 大人が読めば笑える。 でもどうにもこうにも、 どうしてみんなこんなに性格悪いのだろうと思ってしまう。 イヌは桃太郎が嫌いなんだな。 桃太郎の悪口ばかり。 カメやクマも同様。 人の悪いところばかり話す人、現実にも多い。 うちの息子はすごくいいやつで、 クラスみんなに嫌われている 乱暴者の同級生をもかばうような子。 そのままのいいやつでいてほしいから、 この本は読ませたくないです。
投稿日:2018/12/31
浦島太郎・桃太郎・金太郎の謎に挑んだのは、斉藤洋さん。 なんと、サブキャラの、亀、犬、熊から聞き取ったという体裁です。 まずは、それぞれのおはなしをしっかり頭に入れてから読むことをお勧めします。 昔話ということで、あいまいに流してしまう謎に鋭く切り込むところはさすがです。 斉藤洋さんということで、軽いイメージがあると思いますが、 意外にも重厚です。 そして、説得力のある解明に納得させられてしまいます。 でもそれだけに、もとのおはなしの奥深さを体感できるのではないでしょうか。 児童書ですが、日本史の知識もいるので、小学校高学年くらいから、 大人も味わい深いと思います。
投稿日:2018/12/17
浦島太郎、桃太郎、金太郎と有名な日本昔話のサブキャラたちが語ってくれる日本昔話。 これが真実…!?浦島太郎に名字があるのは…。きびだんごひとつで鬼退治に来る?…等々、なるほど、たしかに一理ありますねー。こうしたサブキャラ目線でのお話もおもしろいですね。 どの話にしても今まで持っていたお話のイメージが変わったかもー。 こんな解釈もありです。
投稿日:2018/08/25
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