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狂言えほん しどうほうがく」 大人が読んだ みんなの声

狂言えほん しどうほうがく 作:もとした いづみ
絵:青山 友美
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年08月
ISBN:9784061323636
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,263
みんなの声 総数 21
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6件見つかりました

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  • ちょっとやりすぎ?

    同じ狂言絵本の『くさびら』が面白かったので、こちらも読みたいと思いました。
    「しどうほうがく」とは、馬を鎮める呪文。
    嫌味な殿様を、太郎冠者がその呪文を使ってやり込めるお話。
    馬の癖を、なぜか太郎冠者だけが知っているというところが面白いですね。
    絵が可愛くて、嫌味な殿様が、ちょっと可愛く見えるからか、ラストはちょっと太郎冠者がやりすぎなのではと思ってしまいました。
    こちらの演目、本物の狂言でぜひ見てみたいです。

    投稿日:2020/07/16

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  • スカッとしました♪

    狂言絵本です。いばりんぼうのお殿様を懲らしめる家来の太郎冠者の仕返し方法に、「スカッ」としました。何度も何度も馬から蹴落としてちょっと可愛そうにも思いましたが、「コホン、コホン、コホン」と後ろから咳きをして、馬は、「ひひ〜ん」といななき、お尻をふりあげて、お殿様は、「ずでん!」の繰り返しが面白かったです。「しずまりたまえ、しどうほうがく」太郎冠者が、馬にではなく殿様に跨ったのには、ちょっとやりすぎかなあと思いましたが、そのお陰で恥ずかしい思いをした殿様が、威張るのを止めたのだからよかったです。

    投稿日:2018/09/25

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  • 【内容】
    見栄っ張りで威張りんぼうの殿様が、お茶の会に行く。家来の太郎冠者は、お茶と刀と馬を借りに行くように命じられる。馬は後ろの方で人が咳をすると暴れるという癖をもっていて、もし暴れたら「しどうほうがく、しずまりたまえ」と呪文を唱えれば大丈夫だという。太郎冠者は殿様を馬に乗せ、早速お茶の会に出かけるが…和ワガママな殿様をやり込める、痛快なお話。

    文:もとしたいずみ
    絵:青山友美
    狂言のミニ解説:野村萬斎
    ※「止動方角」(しどうほうがく)を、子どもに違和感なく楽しめるようつくった作品。

    【感想】
    バカでワガママで、見栄っ張りで、威張る上司というのは、いつの時代のどこの国にもいたようで。人間社会の基本的な構図は変わらないという真理を、狂言絵本シリーズは教えてくれる。
    今回の太郎冠者は結構賢い、普通の人。(太郎冠者の性格は、作品によっていろいろあるらしい) 主人のワガママに付き合ってられないという、至極もっともな感覚と、日ごろのストレスを解消してやろうという遊び心に大いに共感。私も似たような場面に出くわしたら、早速やってみたい!きっと、大人は誰でも思うだろうと。
    いや、子どもの世界もけっこうシビアだから、きっと溜飲を下げる幼児もあると思う。この話を読んで、自分の保育所時代に、「殿様(女王様)」と「家来」という関係で、「お友達」と言っていたあの人やこの人が思い浮かんだ。
    いつの時代も、どこの場所でもこういう構図は普遍的に存在するのだ。年齢は関係ない。
    ただ、最後にこの絵本の殿様は自分の愚かさに気が付き、威張るのをやめた。現実世界では、はたしてどうだろうか?自分も「殿様」になっていないか?

    投稿日:2018/06/27

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  • 咳で暴れる馬

    狂言えほんです。
    平仮名だと?ですが、「止動方角」、一種のまじないのようですよ。
    威張りん坊の殿様と、家来の太郎冠者のエピソードです。
    お茶会に行くため、馬を借りに行った太郎冠者は、馬の取り扱い説明を受けます。
    誰かが咳をすると暴れるから、その時は「静まり給え、止動方角」と言えば静かになるとか。
    ということで、その特性?を生かした、珍道中が愉快です。
    太郎冠者を怒らせる殿様への報復に、何度も殿様を落馬させる太郎冠者。
    その痛快さがやはりツボですね。
    狂言の面白さが伝わってきます。
    狂言入門書としてもいいかもしれませんね。

    投稿日:2017/03/22

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  • おもしろいです!!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    えっ!?私こんなのリクエストしました?って図書室で受け取ってびっくり\(◎o◎)/!
    そっか・・・狂言シリーズをお願いしていたのでした^_^;

    表紙のこの絵、おかしいです。見るからにおかしいです。
    ページをめくる度に、笑っちゃいます。

    どこかで聞いたことがあるような、初めてのようなおはなしの展開。

    いろいろなことを感じさせてくれます。昔から変わらないことなんでしょうね。そのおもしろさが、子どもにも分かりやすいと思われます。

    「しどうほうがく」???って、漢字で書かれている説明を読んで、なるほど〜、萬斎さんの狂言をやっぱり観てみたくなります。

    投稿日:2009/05/26

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  • 狂言の世界

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    いばりんぼうの殿様を、家来の太郎冠者がいっぱいくわせる楽しいお話です。

    狂言絵本をこれまで数冊読んできましたが、騙す方と騙される方のやりとりが面白いものが多いですね。
    これもそのひとつ。
    後ろで咳をすると暴れる馬を使って、太郎冠者は何度も殿様をこらしめます。
    そして一方の殿様は、これまたいつまでも騙され続けるんですよね。
    同じことの繰り返しなのですが、それがまた不思議と面白いです。

    巻末に実際の狂言の様子が一枚の写真で紹介されていました。
    馬は着ぐるみに面をつけた人が演じているのですね。
    どんな風に暴れるんだろう??
    狂言の世界を覗いてみたくなりました。

    投稿日:2009/03/04

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