どろぼうがないた」 大人が読んだ みんなの声

どろぼうがないた 作:杉川としひろ
絵:ふくだ じゅんこ
出版社:冨山房インターナショナル
税込価格:\2,200
発行日:2007年10月
ISBN:9784902385472
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,293
みんなの声 総数 58
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  • 読んでよかった本

    絵の雰囲気があまり私の好みではなかったので、どんなお話だろうと思っていたのですが、読んでみてよかったです。奥の深い話というか、この泥棒さんの気持ちが伝わってきて、なんだか心の中で応援をしている自分がいました。タイトルはどろぼうがないた、ですが、この本を読む人はきっとみんな涙してしまうと思います。

    投稿日:2024/10/17

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  • 心に響くお話!

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    ふくだじゅんこさんの絵にひかれて読みました!
    ひとりぼっちで住んでいるどろぼうが、盗みに入った家で、たまたま盗んだ土の入った鉢。
    それが、どろぼうの心を大きく変えていきます。
    話しかけたり、水をやったり、芽が出た鉢植えを育てることで、盗みにも興味がなくなり、何かを育てることに喜びを感じる、優しい心の持ち主へと変わっていくどろぼう。
    平和な毎日に訪れる戦争という悲しい出来事と、大切なものを奪われる悲しみ。
    題名通り、どろぼうが悲しみにくれ泣く姿で終わるお話ではありましたが、裏表紙や表紙で、きちんとその先のストーリーへ繋がっていて、心温まるお話にジーンとしました。
    悲しいことが起こっても、自ら行動し、変化を起こすことが出来る!と希望を持てるお話でした。
    お話も、絵もとっても素敵で、よく出来ている絵本だなと感心し、出会えてよかったと思いました。

    投稿日:2021/06/12

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  • どろぼうのすさんだ心が

    一度も泣いたことのないどろぼうの心が、あるものを盗んだことによって少しづつやわらかになっていきます。そのやわらかな心はどろぼうの行動に変化を与え、人生さえ変えてしまいます。
    やはり、世話をする・育てるという行為は、人の心を育てるのですね。
    エンディングの切なさに、とてもびっくりしました。そのあとのどろぼうの人生が表紙や裏表紙のようであって欲しいと、真剣に思います。

    投稿日:2019/05/27

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  • 絵もキャラクターもユニーク

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    題名がユニーク、絵もユニーク、で気になって読んでみました。おもしろかったです。
    絵もどろぼうのキャラも、ファンタジーちっくというか、不思議な世界のお話な感じがして、そこがとても魅力的だと思います。

    終わり方が唐突な感じでびっくりしましたが、余韻を残す感じなので、この後どろぼうはどうなったのかなっていろいろ考えてしまいます。
    不思議な魅力を持つ絵本です。

    投稿日:2017/03/29

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  • 戦争は絶対いやです

    図書館で見たとき、外国の絵本かと思っていました。
    絵も文章も外国の絵本の雰囲気だったので。
    お試し読みを見つけて、もう一度読み直しました。
    泥棒は物を盗むことなんて平気だったのに、
    小さな何かの芽を育て初めて、育むこと、愛すことを知ったのでしょうね。
    でも戦争が、泥棒の一番大切なものを踏みにじってしまいました。
    とても悲しいお話です。
    泥棒はまた大切に何かを育み、いつか絵に描くのだと思いました。

    投稿日:2016/09/22

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  • 小学生から大人まで

    朗読ボラの方に薦めていただいて気になっていたら全ページ試し読みにあったので読んでみました。

    他の方が書いていらっしゃるように表紙まで戻って完成される素晴らしい本だと思いました。
    戦争は当事者だけでなく数多くの関係ない犠牲者がたくさんいる事改めて感じさせられました。

    先日「弟が怒られているとお母さんが機嫌悪くなるし怒ってる声聞くのもやだし本当にやめて欲しい」といっていた兄の事を思い出してしまいました。

    どろぼうさんも改心してくれてよかたです。
    お花の種を盗んだおうちにもちゃんとお返ししたかな?

    子どもから大人まで感じ方は少しずつ違うかもしてないけど色々な場所で読んでみたいなと思いました。

    投稿日:2016/03/11

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  • 絵が素敵

    タイトルにひかれて読み始めました。
    絵が絵画のようでおしゃれです。
    色彩も印象的で全体的に暗いトーンでもカラフルな色彩が際立っていたりして目をひきます。
    どろぼうがある家に盗みに入って偶然鉢を盗み、そこから芽が出て、育つ楽しみを知ることになるというストーリー。
    ラストはせつないけれどストーリーも絵も素敵でした。

    投稿日:2016/01/20

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  • 表紙の暗示するもの

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    題名に惹かれました。
    悪者が泣くということは、何か大きな物語があるに違いありません。
    ある泥棒が主人公。
    一人暮らしで、今まで泣いたことがなく、淡々と泥棒家業をしているのですね。
    ある日、泥棒の現場が見つかり、慌てて逃げる時にひっつかんだのが、
    小さな箱。
    その箱には、小さな土入り鉢植えが入っていたのですね。
    がっかりした泥棒ですが、その鉢植えから芽が出てきて、何やら改心してしまったようです。
    宝物より大切なものに気づいてしまったのですね。
    ところが、その白い花が咲いたところだったのに、異変が起こります。
    戦争という状況はやや唐突ですが、理不尽なことの象徴かもしれません。
    とすると、表紙の絵は何を暗示しているのでしょうか?
    その穏やか表情が、読後にしみわたりました。

    投稿日:2015/09/08

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  • 静かな余韻が残るよい絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    盗み出した小さな鉢をきっかけに改心した泥棒が最後に泣いた理由とは。正直、あまり好きな感じの絵ではありませんでしたが、読み終わる頃には私も泥棒と一緒に泣いていました。本当は優しい心の持ち主だった泥棒のお話。

    投稿日:2014/11/28

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  • 素敵な絵本!

    今まで泣いたこともなかったどろぼうが,たまたま盗んだ小さなはちを育て始めたことによって改心していくお話です。
    とにかく絵がキレイで,どろぼうの風貌もどこかにくめずで,素敵な絵本でした。
    何かを育てていく喜び楽しさって素晴らしいですね!
    そして戦争の醜さも垣間見える絵本でした。
    4歳幼稚園年少の娘にはまだ読み聞かせていませんが,一人で読めるくらいになった頃一人で読んで何かを感じてほしいと思う絵本でした。
    背表紙の絵,どろぼうさんのその後がわかりますね。

    投稿日:2014/09/20

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