「ぎょうれつのできるアイスクリームかきごおりやさん」 大人が読んだ みんなの声

ぎょうれつのできるお店シリーズに、新しいお店が仲間入り。
隅々まで可愛くて、見ているだけで満たされていくぎょうれつのできるお店たち。
今回は、どんなお店かな？

友達のテンさんに、喜んでもらおうと、スーツケース片手に、はるばるやってきたシロクマさんとペンギンさん。
アイスクリームとかき氷で対決してしまう2人に、テンさんが怒ってしまって…。
どうなることかと思いきや、とっても素敵なお店が誕生しましたよ！
暑い夏にぴったりの、美味しくて、涼しくて、けれど心はぽかぽかになる、素敵な素敵なこのお店。
ほらっ、今日もぎょうれつですよ！
あなたも、今すぐ、ぐうぐう山へレッツゴー！

ほっきょくとなんきょくという、なんとも遠いところから、スーツケースをもってやってくる、しろくまとペンギンの場面に思わずクスッと。夢があって、ほっこりします。そして、アイスクリームとかきごおり対決。一体どうなることかと思ったら…、予想もしてなかった展開に！　テンさんの行動…うん、なるほど、これは効果的だなと納得してしまいました。動物たちのかわいらしさはもちろん、おいしそうな食べ物にも目を奪われます。そして、テンさんの机や、氷をいれたキッチンなんかも素敵で、すみずみまで見どころ満載。そして、読み終わったら、やっぱり、冷たいものが食べたくなりますね。暑い今、ぴったりの絵本でした。

シロクマさんとペンギンさんはライバルのようでいて、ちょうど同時に遠くからテンさんを訪ねてきたり、似ているところがあるふたりだなと思いました。
私自身は冷たい食べ物は苦手ですが、途中で出てきた小さめのひよこのかき氷ぐらいだったら、食べてみたいです。
かき氷は暑い日にぴったりとは言え、屋外の店ではすぐ溶けてしまいそう。
このお話は真夏というより、春から夏にかけての頃かな？

美味しそうな食べ物と、可愛い動物たちが登場する「ぎょうれつのできる」シリーズが大好きなので、新作が出たと聞いてすぐに手に取りました。これまでは、パンやスパゲッティ、スープといった温かい食べ物が多かったので、今作の涼しげな表紙が意外でした。シロクマアイスにペンギンかき氷。どちらも可愛くて美味しそう！美味しさと可愛さだけでなく、ストーリーでも毎回ちゃんと楽しませてくれるのがこのシリーズの良いところです。今日のおやつは、絵本の真似をしてシロクマアイスを作ってみようかな。

北極のシロクマ君と　南極のペンギンさん
ぐうぐうやまの　テンさんとお友達　手紙が届き
二人がやってきました　自慢のアイスクリームとかきごおり持ってきました
さあ！　
大変　シロクマさんとペンギンさんは　自分のほうがおいしいといって競争しました
いつも優しくニコニコのテンさんは怒って　家に閉じこもります

これにはみんなもまいりまして　シロクマさんのアイスクリームとかき氷を　うまくトッピングしたら　やまのみんなが　美味しいと行列ができるほど

その様子を見ていたテンさんは　　ニコニコ顔で出てきました
なんと　テンさんのニコニコ顔のかき氷アイスができました
テンさんアイスクリームかき氷！　　最高！

仲良くなったみんなに　乾杯です！

私はどちらも好きですが　この頃はアイスクリームの小さいバージョンにはまって　毎日　暑い夏に食べています！

夏に最高のお話ですね！！

この季節にはピッタリなかわいらしい絵本で良いですね。本を読んでいるだけでも涼しくなりそうな、というよりアイスもかき氷も食べたくなってしまう、そんなお話です。この本を読むときっとおうちにあるアイスが食べたくなったり、かき氷屋さんに行きたくなったりすること間違いなし。おうちにかき氷器がある場合はさっそく作りたくなるかもしれませんね。でも本当どれも美味しそう。お話も、絵も、全部が夏にピッタリな1冊です。

「ぎょうれつのできるおいしいえほん」シリーズ。
まあまあ、夏らしい豪華なラインナップ。
アイスクリームとかきごおり？
いえいえ、アイスクリームかきごおりなのがミソなのです。
ぐうぐう山のテンさん宅に届いた2通の絵手紙が発端。
北極のシロクマさんから、アイスクリーム。
南極のペンギンさんから、かきごおり。
よく似た者同士と、両者にそれぞれ紹介しての、対決展開！？
そりゃあ、テンさん困りますよねえ。
でも、美味しいスイーツは、仲たがいも凌駕する、でしょうか。
素敵な結末にほっこりです。
アイスクリームかきごおり、食べてみたくなりました。

ふくざわゆみこさんの作品は、どれもやさしくて温かみがあって大好きです。
特に「ぎょうれつのできる」シリーズは、おいしいものがたくさん登場するので、毎回楽しみにしています。
なんとなく、秋のイメージがあったのですが、夏バージョンもいいですね。森のみんながアイスクリームかきごおりで涼む様子は、見ていてワクワクしました。