毎日タブレットを見ている3歳の子と読みました。
今の時代、良質なアプリやコンテンツもあるし、時間などの家庭ルールを決めて、子育てでタブレットを活用している方はたくさんいると思います。うちもその1人です。
スマホとの付き合い方を今のうちから少しずつ教えたいなと思っていたところだったので、ぴったりな本でした。
ポップコーンは友達思いのニワトリ。そんなポップコーンがある日スマホを拾います。
ポップコーンはたちまち、自分にぴったりだと感じるお友達と繋がれるスマホに夢中になります。今までのお友達には目もくれず、生活もボロボロになって、まさにスマホ依存症のようになります。
そのスマホのお友達とリアルで会うことになり…!
最後に長い時間をかけて信頼を築いてきたリアルなお友達の大切さに気づくところで話は終わります。
始め読んだときは、少しスマホでの繋がりを怖く書きすぎかも…とも思いましたが、子どもにはこれくらいの方がいいのかも。
私自身、ネットを通じて素晴らしいつながりもたくさん築いてきましたが、それは先に警戒心を持っていたからこそだと思います。
今の時代は警戒心より前にスマホで繋がってしまうかもしれない。
これからの時代、スマホやタブレットに触れずに生活することは不可能だと思います。
子どもには、スマホやタブレットに使われる人間ではなく、便利な道具として活用できる人間になってほしい。
この本はネットリテラシーの導入としてとても有用だと感じました。特に幼児期からネットの楽しさだけでなく、怖さにも怖がりすぎずに触れられるところが良いと思います。