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りんごがひとつ」 大人が読んだ みんなの声

りんごがひとつ 作:いわむら かずお
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2015年09月
ISBN:9784494003693
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 32
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  • この絵本の作者いわむらかずおさんは、森で暮らす14ひきのネズミの家族を描いた人気絵本「14ひき」シリーズの作者です。
     あの絵本がいつまでも人気が高いのはネズミたちの表情が豊かであるのもその一因だと思います。
     それになんといっても、かわいい。
     きっといわむらさんの愛情があのネズミたちにいっぱい注がれているのだと思います。

     それはこの絵本でも同じです。
     自分の顔くらい大きくて真っ赤なりんごを持った女の子の、なんとかわいいことか。(これが表紙です)
     女の子の名前は、なっちゃん。
     ある日、なっちゃんは大好きな丘の上でおやつのりんごを食べようとしています。
     ところが、たいへん! なっちゃんはりんごを丘のてっぺんから落としてしまいます。
     ころころ転がるりんごを追いかけるなっちゃん。
     途中にいたうさぎさん(この子もかわいい)、それにりすさん(この子もかわいい)にもお願いして、みんなで転がり落ちていくりんごを追いかけます。
     そして、ふもとにいたくまさんの背中にあたってとまります。
     なっちゃんたちもどすん、どすん、どすんととまります。
     くまと聞くと怖い動物のように思いますが、いわむらさんの描くくまはちっとも怖くなんかありません。くまもかわいいのです。

     りんごの赤以外はほとんど彩色されていません(おしまいの方で夕日が赤く描かれていますが)が、それがこの絵本のとっても素敵な効果をもたらしているように思います。
     ひとつのりんごをなっちゃんたちがどんなふうに分け合ったでしょうか。
     きっと、くまさんのことがもっと好きになりますよ。

    投稿日:2019/12/01

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  • いわむらかずおさんの作品なので選びました。真っ赤な林檎1つバスケットにいれて大好きなお気に入りの丘の上まで登って食べようとするなっちゃんの気持ちが伝わってきました。案の定林檎が転がって行ったので笑えました。白黒の中での林檎の赤色が、目に入って追っかけてました。種を植えて、裏表紙まで林檎の木が確認できたのが嬉しかったです!

    投稿日:2018/02/14

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  • 絶対読みたい絵本だと思います。

    いわむらかずおさんの絵は、場面によって
    大きさや表情、動きで、遠近感っていうんでしょうか、
    見ているだけでも ストーリーの展開や
    りんごの美味しさまで伝わってくる気がします。
    白黒の繊細な色使いに赤いりんごが
    引き立っています。
    こういう絵本は小さいお子さんが
    読み聞かせをしてもらっているうちに、
    ひとりでも読みたくなるんじゃないかなぁ。。と想像します。
    昔の子育てでの経験ですが(別の絵本での出来事)
    まだ文字も読めない年齢なのに、
    絵を見て ひとりで声を出して
    楽しんでいた可愛い時期を思い出しました。
    子供にとってお気に入りの絵本に出会うことって
    とてもいいことです。
    小さいお子さんにもぜひオススメしたいです。

    投稿日:2016/06/03

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  • おもわずほっこり

    なっちゃんは、おかのうえがだいすき。
    りんごを持って、おかの上にのぼります。
    ところが、りんごがコロコロころがります。なっちゃんは追いかけます。
    待ってよ、待ってよ、私のりんご。
    途中で、うさぎさん、りすさんも一緒になって走っていくと…
    なかなかスピード感があり、軽快な動きを感じることができます。
    モノクロの世界の中で、りんごの『赤』が、まぶしく見えます。
    優しい動物たちとのかかわりが、なんともほほえましく、次の展開がどうなるか、とても楽しみです。

    投稿日:2016/04/06

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  • 真っ赤なりんご

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子22歳、男の子19歳

    小さい子向けおはなし会用にセレクト。
    いわむらかずおさんの初期の作品を新たに出版したもののようですね。
    素朴な作風が伺えます。
    丘の上で、なっちゃんがバスケットに入れていたりんごが転がり落ちます。
    もちろん、追いかけるなっちゃん。
    うさぎさん、りすさんも追いかけてくれますよ。
    転がる様子が愉快愉快。
    どうやって止まったかも、なるほど、ね。
    りんごの赤色だけが彩色されており、絶妙な効果となっています。
    ラストの光景は夕焼けでしょうか。
    ここもほんのり赤色。
    とても抒情的な印象です。
    大人も、子どもの頃を思い出すのではないでしょうか。

    投稿日:2015/10/21

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  • 繰り返しとやさしさと

    いわむらさんの絵本なんだぁ・・・
    見たことなくって
    「たべもの」コーナーにあったのを
    借りてきました

    りんご以外は白黒です

    でも、繰り返しが
    リズムよく
    楽しい感じ

    たった1このりんごも
    こんな風におはなしになるんだぁ〜
    と、感心

    みんなで順番に分け合って
    食べるのもいいですね

    種から芽が出るといいね

    あっ!夕焼けかな!?
    白黒と赤の対比が素敵ですね

    投稿日:2013/11/08

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