「ツウォホ」もはやうまく発音すらできない!声に出して読んでみると何だか、可笑しくて、楽しい音が連なっています。ツィムシアン語で、寝る前におやつを食べるという言葉らしいのですが、ツィムシアンの人は太らないの?とか、寝る前にどんなおやつを食べているんだろう?とか、知らない民族の暮しや生活なんか色々想像してしまいます。話す人がどんどん居なくなっていく「小さな言葉」から、今まで知らなかった言葉やその言葉を話す人たちのこと想像し、感じることができる余白をたくさん含んだ、絵本なのです。世界はまだまだ知らないことだらけなのです。