手島圭三郎さんの版画絵に圧倒されてしまいました。
悲しいお話ではあるけれど、家族愛を感じるお話です。
渡り鳥であるオオハクチョウは、冬の間は日本にいて、冬が終わると北へ飛びたたなければならないのです。
そんな時に、病気で飛べない子どもがいたらどうでしょう。
家族は、仲間たちが渡り始めても旅立つことができません。
みんなの生命の危険を感じて、一度は飛び立っても戻ってきてしまいました。
家族愛に満ちたお話です。
病気の子どもを看取ってから、再度北に向かう家族ですが、死んだ子どもの記憶は忘れていないというところが、共鳴してしまいました。