子どもの小学校時代の教科書にあり、話は昔から知っていましたが、絵本を手にしたのは初めてでした。
大陸的な背景の中で、なんともの悲しい物語でしょうか。
少年と白馬の物語。
貧困であるがゆえに、競馬で勝っても相手にされないスーホ。
そのスーホに育てられ、何よりもスーホを慕う白馬。
スーホから取り上げられ、王様に逆らい逃げ出したら、弓矢で攻められた白馬。
やっとたどり着いたものの息絶えた白馬。
その白馬から作り上げた馬頭琴。
音色は耳にしたことはありませんが、想像できます。
赤羽さんの絵も、大陸的な感じがしました。