小学生のころ、何度も読んだ絵本です。
題名も作者名もいつしか忘れてしまいましたが、
「あれ? なんだっけ? あの色の絵本!」と検索して発見。
ネットに感謝です。
魔法使いが青を発明したらみんなこぞって青を塗りたくり、
黄色を発明したら今度は黄色一色になり、
赤を発明したら何もかも赤。
昔は「変なのー!」とその極端さに笑っていましたが、
大人になって読むと「現実の人間も流行に追われっぱなしだなぁ」と
妙にリアルに感じてしまいました。
私たちは普段、何気なくさまざまな色を見ていますが、
この絵本で、身近にある色彩をもっと楽しめるのではないでしょうか。
読後は絵具を思わず取り出して、たくさんの色を作りたくなります。
そして、「自分だけの特別な色」を子どもに発見してもらいたいです。