乗り物好きな3歳の息子が、自分で選んだ絵本です。表紙のローラーの絵がとっても気に入ったようです。
自分の職務を果たしながら、ゆっくりゆっくり道を進むローラー。そこにトラックや立派な車や小型の車がやってきて、意地悪な言葉を投げかけながら追い越して行きます。でも追い越した車は、途中でパンクしてしまい・・・読みながら、うさぎとかめのお話を思い出しました。
最後までやさしいローラー。いつでも変わらず職務を全うする姿に、心を打たれます。また、擬人化されながらも、細かく丁寧に描かれている挿絵がとても素敵でした。