ルンペルシュティルツヘン」 ヒラP21さんの声

ルンペルシュティルツヘン 作:グリム
絵:ポール・ガルドン
訳:乾 侑美子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,442
発行日:1994年07月
ISBN:9784924938137
評価スコア 4.14
評価ランキング 26,820
みんなの声 総数 6
「ルンペルシュティルツヘン」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 結構わるい女だぞ

    小人のおかげでお妃様にまでなった粉屋の娘でしたが、小人に恩をあだで返してしまいました。
    ワッツの『金をつむぐこびと』と同時に2冊を読んだのですが、このお話にはガルドンの絵があっているように思いました。
    そもそも「私の娘はわらを紡いで金に変える」などと王様に進言する粉屋もひどい父親なのですが、その話のために城に連れてこられた娘は可哀そう…、と思っていたら…。
    ガルドンの描く娘は結構したたかです。
    娘の目は何かたくらみのある目。
    困っているところに現れた金を紡ぐ小人を利用してやろうなんて見えてしまいました。
    娘が小人に首飾り、指輪を差し出した後、最後の代償は自分と王様の間に生まれる子ども。
    子どもが生まれて本当に小人が子どもをもらいに来た時の目は何でしょう。
    汚れたものでも見るような目です。(がルドンさん、ちょっとやりすぎかもしれません)
    話は娘(最後までお妃様のような気がしないのです)が小人の名前を言い当てて、悔しさの中で小人は死んでしまいます。

    小人が可哀そうすぎるお話です。
    したたかな娘といい打算的な王様といい、良い人に描かれていないこの絵本。
    この後、王様と娘は幸せに暮らしたのでしょうか。

    「このあと二人はいつまでもしあわせにくらしました」なんてハッピー・エンドがグリム童話に多いような気がするのですが、余韻を残して終わってくれたのが良かったです。

    投稿日:2011/08/29

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ルンペルシュティルツヘン」のみんなの声を見る

「ルンペルシュティルツヘン」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょが にげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ひつじシステム
    ひつじシステム
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    めくるめく羊の世界!羊を数えると眠れるらしい。羊が1匹、、2匹、…108匹、ちくわ!、そうめん!?…


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(6人)

絵本の評価(4.14)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット