話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

当世落語風絵本 孝行手首」 レイラさんの声

当世落語風絵本 孝行手首 作・絵:大島 妙子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年04月
ISBN:9784652040911
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,165
みんなの声 総数 47
「当世落語風絵本 孝行手首」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 一種のホラー話(笑)

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    当世落語風絵本、と副題。
    そう、「落語」風、なんですね。
    ふむふむ。
    それにしても、ほら話とはいえ、いかにもホラー感漂う表紙絵に、
    覚悟を決め、深呼吸をして読み進めてまいりましょう。
    松吉・お光夫妻と息子の小太郎の幸せな家族に早々に不幸が。
    小太郎が大八車にひかれて死んでしまうのです。
    大けがの亡骸に、せめてもと、縫い糸で手当てする母の思いに胸が締め付けられます。
    さて、20年後、今度は松吉が死の床に。
    ところが生還した松吉の襟首に手首が。
    夢の中の三途の川での出来事が目の前にあり、夫婦はその手首を手厚くもてなすことになるのですね。
    奇妙なエピソードですが、ところどころ笑いも交え、ほろり、とさせる人情話は
    やはり落語テイスト。
    大島さんの軽妙な絵がまた、絶妙です。
    地獄や三途の川が理解できる年齢からでしょうか。

    投稿日:2015/07/21

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「当世落語風絵本 孝行手首」のみんなの声を見る

「当世落語風絵本 孝行手首」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はじめてのおつかい / どうぞのいす / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / だるまさんが / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / いないいないばあ / からすのパンやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

全ページためしよみ
年齢別絵本セット