強烈なインパクトで我が家でも全員おなじみのキャベツくんとブタヤマさん。
でもよおく考えると、豚とキャベツと言えば・・・
そう、トンカツ!
ということで、キャベツくんは道中、こともあろうに、温かくていい匂いのトンカツに遭遇。
しかも、ブタヤマさんのように、鼻にちょび髭、足もついた・・・。
その後やってきたブタヤマさんと、その驚きを共有するのですが、
ここからの展開は長新太さんワールド。
「つきよのキャベツくん」たるゆえんです。
それにしても、グロテスクでいながら、長さんの文章は臭覚・味覚まで自由自在。
しかも、豚とキャベツとの対峙というスリリングさ。
読後はトンカツ!、いえ、お腹がすきますね。
おはなし会での子ども達の反応が楽しみです。