ハリーが日蔭と家族をさがしながら、海辺でちょっとした騒ぎをおこしてしまいます。まわりの人の騒ぎをよそに、きょとんとしたハリーの表情がなんともいえないです。
私の家では、日焼けをさけて昼間の海辺には行かないのですが、この本をみると海辺の楽しさがつたわってきます。熱い砂浜や名前も知らない海藻が漂っている海がなつかしくなってきます。
ホットドックやさんのかけごえがちょっと気になっていたのですが、みんなの声をみて納得しました。「うーん、もし私が翻訳するとしたら、どうするかな」と考えました。にぎやかなお話と、シンプルな色合いでやさしい絵がぴったりあっていると思います