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ホートン

ママ・50代・愛知県

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ホートンさんの声

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ふつうだと思う 自然の擬人化が楽しい  投稿日:2007/03/18
根っこのこどもたち目をさます
根っこのこどもたち目をさます 作: ヘレン・ディーン・フィッシュ
絵: ジビレ・フォン・オルファース
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
なるほど、春になって色とりどりの花が咲くのは、眠っていた根っこの子供たちが花の子供たちになって、きれいな色の服を縫って、虫たちにも色を塗るせいなんですね。そう思うと自然が一層いとおしく思えます。小さい子供は何でも擬人化したお話が好きですよね。我が家の子供たちも好きでした……でも、6歳になるとちょっと退屈かな、という印象だったので星3つです。とても穏やかで美しい本です。
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自信を持っておすすめしたい 5才の娘には「こわい」結末  投稿日:2007/03/18
せかいいちうつくしいぼくの村
せかいいちうつくしいぼくの村 作: 小林 豊
出版社: ポプラ社
子供が家の手伝いをしてお金を稼ぎ、それで何かを買う……大きな成長の機会ですね。アフリカが舞台の『ジンガくんいちばへいく』という絵本もありましたが、やっぱり発展途上国の子供のほうがたくましい!というか、大人と見なされる年齢が早いですね。この絵本では、特にお兄さんが戦争に行ってしまっています。イヤでも大人にならざるをえないのでしょうが、彼は父を助ける自分に誇りを持ち、夢を持って育っています。それなのに、戦争は無残にもすべてを打ち砕いてしまうのですね。読み終わった後、5歳の娘は「この絵本怖い」といって二度と読んでくれと言いませんでした。子供にもわかっているようです。
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なかなかよいと思う ペットに責任を持つということ  投稿日:2007/03/18
おおきくなりすぎたくま
おおきくなりすぎたくま 作・絵: リンド・ワード
訳: 渡辺 茂男

出版社: ほるぷ出版
かわいがって育てたクマが近所の畑や倉庫を荒らすようになって、少年が自分で鉄砲で撃つ決心をする……確か『子鹿物語』もそうでしたよね。アメリカ人って、そういうときの責任感が強いですね。開拓時代、子供のころから動物とともに、鉄砲とともに生きるというのは、そういうことなのかもしれません。アメリカ開拓時代を描いた絵本というと『せかいいち大きな女の子のものがたり』が娘のお気に入りですが、やっぱりクマが出てきます。身近な動物なのですね。さて、この絵本の結末は悲劇ではありませんが、ちゃんと責任は取れています。いい加減に終わらないところが、さすが。
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なかなかよいと思う 自分の力でお金を得る大切さ  投稿日:2007/03/02
うたいましょう おどりましょう
うたいましょう おどりましょう 作・絵: ベラ.B.ウィリアムズ
訳: 佐野 洋子

出版社: あかね書房
『かあさんのいす』の続編です。『かあさんのいす』に比べ、見開きとも字になっているページが多く、我が家の年長と年中の子供たちにはちょっと荷が重かったようですが、最後まで聞いていました。このシリーズのテーマの1つは「お金」だと思います。今回、主人公の少女と友人たちは、お金を貯めるためにバンドを作り、一所懸命練習して見事、初ステージ(友達のお母さんのパーティーですが)をこなします。最後に、もらったお金をちゃんと4人全員でわけるところに喜びがひしひしと伝わってきます。お金をもらうって大変なことだけど、自分たちでできることが必ずあるものですね。ただ、ここで演奏している音楽がどんな音楽なのか、とても気になります。おばあちゃんが子供のころ村で演奏していた音楽で、みんなが踊りだすような音楽、アコーディオンとヴァイオリンとフルートと太鼓でできる音楽……。ジプシー音楽?アイルランド音楽かな?
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自信を持っておすすめしたい 本当に欲しいものを見つける難しさ  投稿日:2007/03/02
ほんとにほんとにほしいもの
ほんとにほんとにほしいもの 作・絵: ベラ.B.ウィリアムズ
訳: 佐野 洋子

出版社: あかね書房
『かあさんのいす』の続編で、つながりとしては『うたいましょう おどりましょう』の前の話になります(あとから読んでしまったけれど)。今度は主人公の少女の誕生日。びんに貯めたお金で、プレゼントを買うことになりますが、どの店に行っても、いざお金を払う時になると「びんを空っぽにしてまでほしいもの」なのかどうか、わからなくなって買うのをやめてしまいます。もちろん、私にはその気持ちがよーくわかりますが、我が家の子供たちは「どうして〜?」と笑っていました。まだお金を稼ぐ難しさやお金の価値がわかっていないの、ダメですね。この3部作のテーマの1つは「お金」だと思います。自分で(家族で)苦労して貯めたお金だからこそ、何を買うか迷う、迷いつつ本当にほしいものを見極める……そういう体験を大切にしてほしいです。
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自信を持っておすすめしたい ヒーローにあこがれる男の子向き  投稿日:2007/03/01
八方にらみねこ
八方にらみねこ 文: 武田 英子
絵: 清水 耕蔵

出版社: 講談社
ほんわか心温まる絵本が多い中、この本は迫力満点、文字通り「燃えている」絵本です。ネズミに馬鹿にされた子猫が厳しい修行を積み、見事に術を身につけてネズミを倒す物語なのですから。我が家の年長の息子は、テレビのヒーローものや忍者ものが大好きで、それと共通点を感じるのか、この絵本が気に入ったようです。読み終わってから、炎をにらむ修行をしている猫のことを「熱いだろうねえ。がんばったねえ」としきりに感心していました。何事もやり遂げるには根性が必要なのだ!
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なかなかよいと思う ハッとさせられる子供の描写  投稿日:2007/02/28
ブルンミとゆきだるま
ブルンミとゆきだるま 作・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 羽仁 協子

出版社: 風濤社
我が家の子供たちは年中と年長で、いい加減「ブルンミ」シリーズより高度な絵本を読んでほしい^^; のですが、相変わらず好きなようです。このシリーズで描かれているブルンミの行動は、普段、子供が見せる行動にそっくりなことがよくあってハッとさせられます。ありがちな理想の子供像なんかを描いたものではなく、著者がよく子供を観察しているんだなあと思います。この本では、ブルンミが作った雪だるまを置いて帰りたくなくて、途中でそりを飛び降りて雪だるまのところへ戻ってしまいます。大好きになったんだもの……という言い訳がかわいいです。我が家の地域では、最近、雪が降らなくて雪遊びができないのが残念です。
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なかなかよいと思う 大事なものを失ったからこそ優しくなれる  投稿日:2007/02/28
ブルンミとななつのふうせん
ブルンミとななつのふうせん 作・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 羽仁 協子

出版社: 風濤社
我が家には、年長の息子と年中の娘がいて必然的に物の取り合いやケンカが絶えません。娘が大事にしているものを息子が取ったり壊したりすることもよくあります。そんなとき娘は泣いて泣いて、心底悲しそう、もしくは悔しそうです。でも、大事にしているものを譲ってあげる優しさがあるのは娘のほうです。いつか風船を1つずつもらったとき、欲しがっている小さい子に、娘がさっと差し出したことがあります。実は失った悲しさを知っているから、人に優しくなれるんじゃないかな……と、この本を読んで思いました。ブルンミも、たくさんあった風船が1つになって初めてその大切さを悟り、譲ってあげる優しさを得たんだと思います。
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なかなかよいと思う とっても教育的  投稿日:2007/02/28
たろうのばけつ
たろうのばけつ 作: 村山 桂子
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
たろうが幼稚園で作った大事なバケツ、にわとり、あひる、犬、ネコが借りたがります。大事なものだけど貸してあげようという気持ち、大切ですね。借りたものを「どうもありがとう」といって返すことも大切ですね。それが繰り返し出てくるので、とても子供の記憶に残りやすいと思います。最後はお母さんまでバケツを借りて、たろうはさぞ自分の作った物に誇りを感じたことでしょう。我が家の子供たちも物を作って人にあげるのが大好きなので、この本を喜んでいました。
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自信を持っておすすめしたい あらためて木の良さを見直そう  投稿日:2007/02/22
木はいいなあ
木はいいなあ 作: ユードリイ
絵: シーモント
訳: 西園寺 祥子

出版社: 偕成社
都会に住んでいても、やっぱり木は身近にありすぎるせいか、普段、その良さをあらためて見直すことがありません。この絵本のようにいろいろシチュエーションを挙げてあると、なるほどなあ、いいものだなあと思います。砂に絵を描く枝だって、木がなければないものですから。みんなが価値を認め、「植えよう」という動きが世界に広がってほしい……そんな願いを感じさせる絵本です。みんなが1本ずつ植えれば、世界は緑になるはず。まあ、子供はそんなことを言われなくても木が大好きなので、この絵本を読んで「木で遊びたーい」と感じていることでしょう。
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