こくん こくん
作: 村中 李衣 絵: 石川 えりこ  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
「だいじょうぶ、きっとできる」ともだちとの心の響きあいを描いた絵本

子どもの本棚さんの公開ページ

子どもの本棚さんのプロフィール

絵本紹介サイト

子どもの本棚さんの声

19件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
ふつうだと思う 幼い子には不適当では・・・?  投稿日:2003/09/10
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
教室で4年生に読み聞かせたとき、はたで聞いていたら、「おぶいひもが首に巻きついて死んだ」というところで爆笑。「死ぬのなんか平気だった」というところで「すげぇ」とこれまた爆笑。笑うところじゃないんじゃ・・・? と複雑な気持ちでした。

あとで聞いたところでは、この話をとても悲しい話として受け止めていた子が多かったようす。大人にはこの猫が最後にはとうとう幸せをつかんだんだということがわかって、充実感と満足感を覚えることができるのですが、子どもにはそこまで読み取るのは無理なのではないかと思いました。

読み聞かせ講座の講師の方に聞いても、この話は低学年には向かないとのこと。低学年には人生に肯定感の持てる、真にハッピーエンドのものを与えて欲しいとのことでした。私もそう思います。この話はむしろ中学生以上から大人にかけての人が読むといい絵本なのではないでしょうか。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい 小さな発見がうれしい  投稿日:2002/12/09
とんことり
とんことり 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
幼稚園のページで「あっ、この子じゃない?」と贈り主の子をいち早く見つけたのは一緒に読んだ小4の娘でした。読み終えて娘と「よかったね」と言い合い、また初めからページをめくりながら、あの女の子がどこにいるのか探すのが楽しかったです。

縛ってある本が次の場面ではちゃんとほどかれて紐だけになっていたり、おはじきをしていたかなえが玄関にあわてて飛んで行くところでは、足元におはじきが1個落ちていたり、かなえと女の子が自転車で走る野原にはスミレやタンポポが咲いていて、あ、ここで摘んだんだなとわかるようになってたり……。

林 明子さんの絵は細かいところまで神経が行き届いているので、そういった小さな発見がまた楽しいんですね。裏表紙で女の子のくれた折り紙の人形をちゃんと見せてくれているところも嬉しい。何度でも読み返したくなる本です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 何度読んでも涙が……  投稿日:2002/12/05
サンタクロースっているんでしょうか?
サンタクロースっているんでしょうか? 作: ニューヨーク・サン新聞「社説」
絵: 東 逸子
訳: 中村 妙子

出版社: 偕成社
何年も前に雑誌や新聞の社説に取り上げられていたのを読んで、もう一度読みたいとずっと思っていたところ、本屋で偶然見つけて急いで買いました。
目には見えなくても愛や思いやりといったものが確かに存在するように、サンタクロースもまた目には見えないけど存在するんだよと、新聞記者が社説の中で小さな女の子に語りかける実話です。

何度読み返しても涙がこみあげてきます。大人はこうやって子どもに夢やロマンを抱くことの素晴らしさ、人を愛し思いやって生きることの大切さを説いていくべきなんだと思います。
私はこの本を読んで以来、サンタの存在に疑問を抱くようになった子どもたちに、「お母さんはサンタさんを見たことはないけど、いるって信じてるよ」と話しています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 食わず嫌いの人におすすめのノンタン  投稿日:2002/11/22
ノンタン!サンタクロースだよ
ノンタン!サンタクロースだよ 作・絵: キヨノ サチコ
出版社: 偕成社
アニメっぽい絵=粗悪な絵本という偏見で敬遠していましたが、読んでみて母子ともにハマってしまい、シリーズのほとんどを買いました買わされました。
ノンタンはいわゆるいい子ではないんですよね。自己中心的だったり意地悪だったり嘘をついたりもします。でもそれは性格上の欠点ではなくて、まさに幼い子特有の考え方で、とてもほほえましくてかわいいのです。
友達のタヌキくんブタくんクマくんウサギさんたちも個性的で魅力的です。
クリスマスが来るたびに「ねこのサンタはねこサンタ」と歌っていた幼い頃の子どもたちを思い出します。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う ページの構成に工夫が欲しい  投稿日:2002/11/22
ぼちぼちいこか
ぼちぼちいこか 作: マイク・セイラー
絵: ロバート・グロスマン
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
内容については他の方の感想にある通り、失敗してもめげなくていいんだよ、のんびり焦らずマイペースでいけばいいんだよというメッセージを関西弁独特の味わいで伝えてくれるいい絵本だと思います。

ただ、カバくんがいろいろなことに挑戦する、その結果が見開きですぐわかってしまうので、次はどうなるんだろうというわくわくが削がれてしまうのが残念でなりません。なぜこんな構成にしたんだろうと思います。
私は関西弁で読み聞かせができるので、この絵本を使おうかと思ったのですが、結局、読む前から結果がわかってしまうんじゃなあ…と思ってやめにしました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 連綿と受け継がれてゆく命、そして親子の愛  投稿日:2002/11/22
ラヴ・ユー・フォーエバー
ラヴ・ユー・フォーエバー 作: ロバート・マンチ
絵: 梅田 俊作
訳: 乃木 りか

出版社: 岩崎書店
父が亡くなったとき、叔母は私を元気づけるために『はっぱのフレディ』を贈ってくれました。でも、命の移ろいを真正面から見据えたこの作品よりも、心を癒してくれたのは、本屋で偶然見つけた『ラヴ・ユー・フォーエバー』でした。
父は私を愛してくれた。そして私は子どもたちを愛している。こうして親子の愛情は受け継がれてゆくんだ。たとえ父がこの世からいなくなったとしても……ラストの部分はそんなメッセージを与えてくれました。何度読んでも涙してしまう本です。


参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 絵はとっつきにくいけど…  投稿日:2002/11/21
からすたろう
からすたろう 作・絵: 八島 太郎
出版社: 偕成社
ちょっと古臭い感じがするこの絵本をすすんで手に取る人は少ないかもしれません。私も読み聞かせの本で何度もお奨め作品として取り上げられているのを見なければ、きっと読まなかったと思います。

小学校で6年間、級友からも先生からもバカにされてきた男の子が自分の価値に気づいてくれた新任の先生と出会い、卒業式で得意なカラスの鳴きまねをして周囲の認識を一変させる話です。

雨の日も風の日も一日たりとも休まず学校に通い、自然に対する知識が豊富で、カラスの微妙な鳴き声の違いにも気づき、それを模写できるほどの観察力、表現力を持っていた男の子。
自分たちはそれに目を向けようともせず、そこにいないものとして男の子の存在を黙殺してきた。その行為がいかに残酷なことであったかに気づいた人々が悔悟の涙を流すシーンでは、涙がこみあげてきました。

いじめの残酷さと、人はひとりひとりかけがえのない存在であるということに気づかせてくれるお話です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 読み聞かせでウケまくり  投稿日:2002/11/21
コッケモーモー!
コッケモーモー! 作: ジュリエット・ダラス=コンテ
絵: アリソン・バートレット
訳: たなか あきこ

出版社: 徳間書店
小学1年生のクラスで読み聞かせたら、鳴き声のところで一緒になって声を上げる子が出てきて(当然かも)、その次のページから「さあ、一緒に」とみんなで鳴きました。
鳴き声を上げるたびに大ウケで、笑い声がやみませんでした。
読み聞かせにはぜひおすすめ! 楽しい絵本ですよ。
(星四つにとどめたのは個人的趣味から。ちょっと点が辛いかな)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ラストにじーん  投稿日:2002/11/21
花さき山
花さき山 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
ラストの一文にじーんときました。
子どもよりも大人が読んだ方がいいかもしれません。
自分の我を抑えて誰かのためにひとついいことをする。そうして、「あ、いま、花咲き山で私の花が咲いてるな」と思う。
そんなふうにこの殺伐とした世の中に花を咲かせていけたなら…。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 先生がいつも正しいわけじゃない  投稿日:2002/11/21
おしいれのぼうけん
おしいれのぼうけん 作: ふるた たるひ たばた せいいち
出版社: 童心社
大人でもワクワクドキドキしながら読める本です。押し入れがモチーフなので、絵は全体的に黒を基調とした暗い感じなのですが、それだけに、ページをめくるとパッと目の前に広がる数少ないカラーページの美しさは絶品です。

悪いことをすると押し入れに閉じ込めるという保育士さんのやり方を、このお話は決して肯定しているわけではないんですよね。
押し入れに入れられた二人の男の子は意地でも謝ろうとしません。それは、出して欲しければ謝れという先生の言い分が理不尽だということを理屈でなく肌で感じているからです。

彼らが謝るのは押し入れから出た後、しかも、先生にではなく、迷惑をかけた友達に対して自分から謝っています。押し入れの恐怖に打ち勝った英雄ではあるけれど、だからといって彼らがやった悪いことをうやむやに終わらせないところがいいですね。

年配の先生も、押し入れに閉じ込めるというやり方に賛成しているわけではないけれど、まだ未熟な若い先生がどうやってこの場を収めるのか、口を出さずに見守ろうとしている態度がうかがえます。そういった空気もこの話を読んだ子どもたちに伝わるといいなと思います。

童心社のホームページには、この絵本の製作エピソードのページがありますよ。
参考になりました。 0人

19件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

【連載】10周年でかえってきた! しごとば・取材日記 その5

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット