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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

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どんぐりぼうや

ママ・50代・東京都、男の子23歳

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自己紹介
最近のマイブームは、お写ん歩(写真を撮りながらの散歩)と御朱印集め。ここのところ、絵本から遠ざかっておりますが、そのうちまた戻ってくると思います(^−^)【2019.5月現在】
ひとこと
★「マーカス・フィスターさん新刊発売記念!講談社レビュー大賞」で、「ちいさなつきがらす賞」をいただきました。(2011.1月)
★「親子で遊ぼう ふれあい絵本」で、「まんまるちゃん賞」をいただきました。(2011.1月)
★『「やんちゃっ子の絵本」シリーズ レビュー大募集!』にて、「クレヨンハウス賞」をいただきました。(2011.4月)
★『講談社絵本新人賞「ぼくとおおはしくん」応援レビュー募集中!』にて、「講談社賞」をいただきました。(2011.5月)
★『新刊発売記念 レオ・レオニ作品 みんなの声大募集!』にて、「レオ=レオニの世界B賞」をいただきました。(2011.12月)

蔵書にしたい本

公開

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どんぐりぼうやさんの声

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自信を持っておすすめしたい 森の音が聞こえます   投稿日:2013/03/24
ダヤンの絵本 森の音を聞いてごらん
ダヤンの絵本 森の音を聞いてごらん 作: 池田 あきこ
出版社: 白泉社
ダヤンの存在は知っていたものの、初めて絵本を読みました。

風の精・シルフに招待され、ボルネオの熱帯雨林を訪れたダヤンとバニラ。
そこには、たくさんの動物や小さな生き物、植物、大きな木、そして、
本当に聞こえてきそうな、鳴き声が溢れていました。

「ウーク ウーク」「ホゥ ホゥ」「コカカカ」「チィチィ」「ルーイルーイ」

思わず、声に出して読んでみると、熱帯雨林ってこんな感じ!という
イメージが湧いてきて、嬉しくなってしまいました。
「森の音を聞いてごらん」というタイトルの意味にここで納得!

そして、ミツバチに変身して森を飛ぶダヤンが見つけたのは、
熱帯雨林の森とはくっきりと違う、ヤシの森。
そこは、生き物の気配も音もほとんどなく、まるで死んだ森のよう。

この森に取り残された木が、この森のことを「ニンゲンの森」と呼んでいて、
ドキッとさせられました。やはり、自然の森に敵うものはないんですね。

自然の森の良さが、最初から最後まで目一杯詰まっています。
深い緑色に、そしてダヤンのかわいらしさに、心を癒されました。

この絵本を読み始める前、「ボルネオ」ってどこ?と調べた私。
今度は、「わちふぃーるど」って何?と調べることになりそうです。
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自信を持っておすすめしたい 隠れた才能?   投稿日:2013/03/13
まんまる ハオちゃん
まんまる ハオちゃん 作・絵: やぎ たみこ
出版社: くもん出版
表紙を見て、「かわいいっ!」、読んでみて、「面白いっ!」
可愛くて面白い、竜の子ども「ハオちゃん」のお話です。

竜といえば、鋭い爪と牙を持ち、怖いイメージですが、
ここに登場する竜にはそんなイメージは全くありません。

まんまるな体型で生まれてきたハオちゃんには、隠れた才能?があって、
いろいろと、大量に飲み込むことが出来るんですね。
そして、そのたびに大きくまん丸に膨らむハオちゃん。
しかも、お腹いっぱいになった後は、どうしても出ちゃう生理現象。。。
もう、笑うしかありません(笑)

大きくまんまるになったハオちゃんの姿、パッと見た時、ハオちゃんの
目鼻口がよくわからなくて、最初に目だと思っていた点が、実は
「ハオちゃんの鼻」だったことに後から気付き、さらに爆笑でした。
目が・・・あんなに小さくなっていたんですね(笑)

このハオちゃん、どんな風に成長していくのか、気になります!
是非、シリーズ化していただきたい作品です。
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自信を持っておすすめしたい 躍動感ある作品   投稿日:2013/03/12
アンジュール ある犬の物語
アンジュール ある犬の物語 作: ガブリエル・バンサン
出版社: BL出版
鉛筆デッサン画による作品です。文字はありません。

車の窓からポイッと投げ捨てられた、犬の姿。
それは、まるでゴミのように・・・。

犬は、捨てられたこともわからず、ご主人を追いかけます。
やがて、車に追いつけないことを悟ると、彷徨う犬。

描かれている犬の姿が、どれをみても躍動感があり、心情が伺えて、
どうするんだろう、どうなるんだろう、と絵から目を離せませんでした。

やがて、一人の子どもと出会う犬。
戸惑いつつも子どもに近寄る犬の姿を見て、良かったね!と思うと
同時に、人に捨てられたのに、人を嫌いになれない犬の姿に、
これで良かったのだろうか、と思わずにはいられませんでした。

捨てられた時から犬にはずっと首輪が描かれていたように思ったのですが、
最後のページに描かれた犬には、首輪はありません。
個人的に、それは以前の飼い主から犬が解放されたというイメージと重なり、
最後に出会った子どもは、一生心通い合う相手であることを
願わずにはいられません。

身勝手な人間の姿。そして、一途な犬の姿が描かれた、心に残る作品です。
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なかなかよいと思う ネコの裏側に迫る、一冊?   投稿日:2013/03/12
ねこはなんでもしっている
ねこはなんでもしっている 作・絵: 青山 友美
出版社: イースト・プレス
真正面にこちらを見つめるネコと目が合ってしまい、手に取りました。

ネコの目から見た、お話です。
なるほど。毎日、町の偵察へ出ているネコだもの、町のことを
いろいろ知っているのも頷けます。

その辺で見かけるネコも、もしかしたら偵察中で、人間と同じ空間で
生活していながら、ネコなりの忙しい一日を送っているのかもしれない
と思ったら、その辺の野良猫を見る目が変わってきそうです。

そういえばネコって、大抵、同じ場所に同じネコがいますよね。
やつらは意外と、規則正しい生活を送っているかも!

ネコの裏側に迫る?一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 後悔しないために   投稿日:2013/03/12
ずーっとずっとだいすきだよ
ずーっとずっとだいすきだよ 作・絵: ハンス・ウィルヘルム
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
エルフィーという名の犬と、一緒に大きくなった男の子。
この男の子の語り口調で、お話は進んでいきます。

犬は、人間より早く成長してしまいます。
それは仕方の無いこと。

男の子が、エルフィーとの死別をどんな風に迎えたか。
それは、とっても素敵な迎え方でした。

相手が人間だろうと動物だろうと、愛するものに対して思いを
言葉にして告げることの大切さ。
それがストレートに伝わってくる作品です。

悲しみが深くとも、その時になって、後悔しないように。
言葉で伝えることの大切さを、改めて教えてもらったような気がします。
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自信を持っておすすめしたい 道徳の教材に!   投稿日:2013/03/12
あなたへ6 わたしのせいじゃない−せきにんについて−
あなたへ6 わたしのせいじゃない−せきにんについて− 作: レイフ・クリスチャンソン
絵: ディック・ステンベリ
訳: にもんじまさあき

出版社: 岩崎書店
スウェーデンの学校には、「オリエンテーリング科」という、人間関係の
大切なテーマが扱われている教科があるそうです。
それを背景にシリーズ化されたスウェーデンの絵本です。

泣いている一人の男の子。
それを遠巻きに見ている子どもたちが数人。
一人ずつ、「いいわけ」を主張していきます。

それはどうやら、休み時間の出来事で、集団で男の子一人を
叩いたようなのですが・・・
「わたしのせいじゃない」「みてただけ」から始まり、後半は、
「自分のせいじゃないか」と泣いてる子を責め始めます。

責任逃れの言い訳のオンパレード。
みんなでやったから、わたしのせいじゃない、って?
「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」というフレーズを思い出しました。
なんていうことでしょう。とてもかわいい子どもたちなのに、
そんな子どもたちから、集団の恐ろしさが伺えてゾッとしました。
それはまるで、世間の縮図のような印象さえ受けました。

後半、数ページのモノクロ写真。
それは、「わたしのせいじゃない」と責任逃れし続けた、
世界中の究極の姿なのかもしれません。

かわいい絵本なのに、怖いです。
日本の学校でも、道徳の教材として是非取り上げて欲しい一冊です。
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なかなかよいと思う 障害も、持ち味   投稿日:2013/03/07
ぼくのおにいちゃん しょうがいってなあに
ぼくのおにいちゃん しょうがいってなあに 作: 星川ひろ子
写真: 星川 ひろ子 星川 治雄

出版社: 小学館
重度の知的障害、視力障害、てんかん発作などのにぎやかな
肩書きを持った”おにいちゃん”を、”弟からみたおにいちゃん”
の目線で綴った、写真絵本です。

障害と聞けば、マイナスのイメージがあったのですが、この絵本には、
楽しそうな家族の姿が溢れんばかりに詰まっています。

「人には それぞれ もち味ってうのが あってね、みんな ちがう味が するんだよ」

これは、弟がお父さんに投げかけた質問に対して、お父さんが答えた
言葉の一文です。

この一文が、この絵本のすべてを語っているように思います。
障害だって、持ち味なんだよ。みんな違っていていいんだよ。
だから、特別な目で見ないでね。
そう言われてるような気がして、障害に対してマイナスのイメージを
持っていた自分が恥ずかしくなりました。

弟目線で書かれているので、小さい子でもじゅうぶん読めるし、
理解できる内容です。
子どものうちにこういう絵本を読んだなら、障害に対して偏見を
持たずに受け入れられるんじゃないかなって思います。

是非、たくさんの子どもたちに読んで欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 命のバトン   投稿日:2013/03/07
いのちつぐ「みとりびと」(1) 恋ちゃんはじめての看取り
いのちつぐ「みとりびと」(1) 恋ちゃんはじめての看取り 文・写真: 國森 康弘
出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
小学5年生の恋ちゃんが、おおばあちゃんを看取った記録を
写真で綴る、写真絵本です。

数ページめくっただけで、涙が溢れてきました。
臨場感溢れる、写真。

おおばあちゃんは、亡くなる1週間ほど前から布団から
出られなくなっていたとのこと。家族の皆さんは、
それなりに覚悟の上での看取りだったのだと思います。

家族のみなさんの悲しみ、そして恋ちゃんの悲しみが写真から
溢れだしています。でもそれ以上に、家族のみなさんの
おおばあちゃんに対する愛情が溢れ出ていたように感じます。
最後、家族のそして恋ちゃんの笑顔が見られて良かったです。

あとがきに、心に響く言葉が書かれてあります。
身近な人の死は、いろんなことを教えてくれるんですよね。
恋ちゃんも、この経験からいろんなことを教わったことでしょう。

余談ですが、うちの子は小4の時におばあちゃんを看取りました。
なので、恋ちゃんの姿と息子の姿をダブらせながら読みました。

子どもが死と向き合う機会なんて、滅多にあるものではありませんから、
子どもが看取った、というところがポイントなんでしょう。
しかしながら、子どもだけではなく大人にも是非読んでもらって、
親子で死について語る機会をもつのも良いのでは?と思います。

大人にも是非読んで欲しい1冊です。
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なかなかよいと思う 目が印象的   投稿日:2013/03/07
ちびゴリラのちびちび
ちびゴリラのちびちび 作: ルース・ボーンスタイン
訳: 岩田 みみ

出版社: ほるぷ出版
みんなに愛されているゴリラの「ちびちび」が主人公。
小さくて、かわいくって、みんなの人気者です。

ところがある日、ちびちびが大きくなり始めて・・・・!!

ちびちびは、「小さいから」という理由だけで、みんなに
愛されていたわけではなかったんですね。
大きくなってしまっても愛されている、ちびちび。
見た目ではわからない良さが、ちびちびにはたくさんあることでしょう。

人間だってそう。
いつかは大きくなって、大人になってしまう我が子。
愛する子は、きっと大人になっても、可愛いと思うに違いありません。
ただ、翌日、急に大きくなってしまうのだけはイヤかも(笑)

大きくなっても変わらない、ちびちびの目が、とても印象的でした。
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自信を持っておすすめしたい 魔法のアイテム   投稿日:2013/03/06
だっこ だっこ
だっこ だっこ 作: 古賀 ようこ
出版社: アートダイジェスト
男の子が「だっこ」をしてもらうだけの、すごくシンプルな
内容なのに、ついつい微笑ましくなってしまいます。

抱っこって、言葉が必要無いから、くまさんとも、ぞうさんとも、
へびさんとも抱っこできる!?

でも、動物の親子だって抱っこしてるよね。
抱っこされると、楽しくて、嬉しくて、心が落ち着くんだよね。
抱っこは、誰でも使える魔法のアイテムなんですね。

抱っこの良さを単刀直入に表現した、究極の一冊だと思います。
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