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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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すずらんぷ

ママ・50代・大阪府、女の子28歳 女の子27歳

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自己紹介
転勤先の札幌で絵本好きなママ友達と出会い、絵本に興味を持つようになりました。今は市の読み聞かせボランティアグループに入って、時々図書館で子供たちに読んでいます。
図書館で絵本を借りること、絵本ナビで新着レビューをチェックすることは、私の生活にとってなくてはならないものになっています。
好きなもの
好きな絵本ベスト3は『まいごのどんぐり』『ぼくとクッキー さよならまたね』
『チリとチリリ』のシリーズです。
あきやま ただしさんの『へんしんシリーズ』など、みんなで盛り上がれる絵本も大好きです。
ひとこと
お話しを聞いているときの、子供たちのキラキラした表情が大好きです。
絵本に出逢えて良かったな、と心から思う今日この頃です。

すずらんぷさんの声

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自信を持っておすすめしたい 本当の優しさ   投稿日:2015/11/30
ごろりん ごろん ころろろろ
ごろりん ごろん ころろろろ 作: 香山 美子
絵: 柿本 幸造

出版社: ひさかたチャイルド
「どうぞのいす」の続編のお話し、ということなのですが、こちらの方が、より一層抒情的で、優しさをダイレクトに感じられる絵本です。
うさぎさんが作った大きなテーブル、みんなで一緒に使えるように車にのせて運んでいきますが、ひとりで運ぶにはちょっと重すぎる。うんとこ、ごろりん、ごろりん、ゆっくりゆっくり進んでいきます。
でも、しばらくすると…ころん、ころん、ころん。少し軽くなった様子が車の進む音でわかります。
また少し行くと、重たかった机はさらに軽くなって…最後にはころろろろ、と軽やかな音を立てて、テーブルはみんなが大好きな切り株のある丘に到着します。
大きなテーブルに切り株が一つ。お話はさらにひとひねり。うさぎさんは、本当に働き者で、何よりみんなのことが大好きなんですね。
集まったみんなの人数よりもさらに1つ多く、椅子を用意して、新しいお友達が来ても心配ないようにしたところに、うさぎさんの本当の優しさが感じられます。
大好きな絵本が、また一つ増えました。
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自信を持っておすすめしたい 長時間の移動に、待ち時間に、ぜひ!   投稿日:2015/11/28
みつけてかぞえてどこどこどうぶつ わくわくどうぶつえん
みつけてかぞえてどこどこどうぶつ わくわくどうぶつえん 絵: ガレス・ルーカス
文: カースティーン・ロブソン
訳: 小林 美幸

出版社: 河出書房新社
この種の絵本は、数多くあるのですが、読み応えがあって、色鮮やかで、なかなかいいです!
それぞれのページで、動物たちが問題を出してくれるのも楽しいし、探すものも、単純すぎず、ひねりが効いていて、幅広い年齢で楽しむことができそうです。4歳くらいから小学校高学年くらいまで、遊び方を少しづつ変えながら、長く読むことができますね。
これからの季節、長時間の乗り物での移動や、病院での待ち時間などでも大活躍してくれそうです。
読んでいる途中は、ちょっと難しいものもあるので、ヒントがある方がいいかなぁ、と思ったのですが最後まで読んで納得。ちゃんと答え合わせができるのですね。
至れり尽くせり、細かいところまで気を配られた絵本ですよ。
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自信を持っておすすめしたい 思わず答えたくなる!   投稿日:2015/11/28
みつけてかぞえて どこどこどうぶつ
みつけてかぞえて どこどこどうぶつ 著: ルース・ラッセル
訳: 小林 美幸

出版社: 河出書房新社
表紙からすでに絵本は始まっています。作者名などが書かれたページにもいろいろな種類の動物たちが集合して、問題を出してくれます。始まったばかりなのに、わくわく、気持ちが高まります。
問題もバラエティに富んでいて、自然に生き物の名前を覚えられたり、絵やそれぞれの生き物たちの雰囲気に合った言葉遣いになっていて、細かいところまでよく気を配られているなぁ、と感心しました。
どのページも楽しめますが、種類ごとにしっかり描き分けられている犬のページと、魚だけでなく海のいろいろな生き物たちが勢揃いしているページが特に好きです。
この種の絵本は、初めは楽しいけれど、難しすぎると、ちょっとイライラしてしまったり、飽きてしまったりすることが多いのですが、最後にちゃんと答え合わせできるのもいいですね。
小さい子供にはヒントを出してあげながら、自分で見つける楽しみを味合わせてあげたいと思います。
年齢に応じて、いろいろな楽しみ方ができる絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 文学的な雰囲気漂う   投稿日:2015/11/27
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(21) おいしいおかゆ
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(21) おいしいおかゆ 作: 富安 陽子
絵: 尾崎 幸

出版社: フェリシモ出版
このお話は、以前に紙芝居で読んで知っていたのですが、小さい子供用に描かれたそちらと比べて、ちょっと落ち着いた雰囲気のお話に仕上がっています。
銅版画で描かれた重厚な絵と、美しい日本語で書かれた読みやすい文章によるものかもしれません。
昔話にはよくある展開ではあるのですが、おばあさんのちょっと不思議な怪しい雰囲気と、絵本全体から漂う文学的な雰囲気がとても魅力的な絵本です。
グリム童話はずっしりとした味わいがありますね。さすがです。
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なかなかよいと思う 笑顔のパワー   投稿日:2015/11/20
おふくさん
おふくさん 作: 服部 美法
出版社: 大日本図書
表紙から、福福しい、おふくさんたちがいっぱい。表紙を1枚めくると1月から12月までを表す名前の12人のおふくさんたち。にぎやかに、楽しそうに暮らしている様子が伝わってきます。
そこにやってきた鬼を、何とか笑わせようと策を練るおふくさんたち。
でも、ちょっと的外れなんですよね。
おいしそうな豆だいふくも、ある理由で鬼は食べてくれません。
(この理由には納得です)
でも、ちっともめげないおふくさんたち。
読み進めるうちに、鬼は先生で、おふくさんたちはにぎやかな子供のように見えてきます。
そんなこんなでいつの間にか、外は雪景色から暖かな日差しの桜日和になっていました。
とっても楽しい気持ちになれる絵本です♪
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自信を持っておすすめしたい ささやかで、壮大なおはなし   投稿日:2015/11/15
あかり
あかり 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
女の子が生まれた時に、初めて灯されたろうそくのあかり。それから、ろうそくは女の子の成長のさまざまな場面で、女の子と幸せな時間を共有しながら、あかりを灯していきます。
冷え込んだ夜には家族に温かさをもたらし、嵐の夜には女の子の不安な気持ちを包み込ように灯し続けます。
やがて、楽しい時から、辛い時、悲しい時に灯されるようになってからも、ずっと女の子に寄り添っていた一本のろうそく。
女の子にとってはきっと、かけがえのない存在だったのだと思います。
でも、その一方でろうそくは、自分がささやかで何もできない存在のように感じていることが、不憫で、ちょっと悲しいお話だな、と途中までは感じていました。
長い間、木箱の中でひとりぼっちの時間を過ごした後で、ろうそくと女の子は再会することができます。
そして、その時女の子からかけられた言葉によって、ろうそくは自分がこの世にいた意味を確かに感じることができるのです。
お疲れさま、ありがとう。
最後に女の子の声が聞こえたような気がしました。
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自信を持っておすすめしたい やったね!   投稿日:2015/11/15
そおっと そおっとね
そおっと そおっとね 作: たんじあきこ
出版社: ほるぷ出版
無事テーブルにたどり着いたとき、思わず「やったね!」と、つぶやいてしまいました。
大事なものだから、そおっと、そおっと、慎重に運ぶ女の子の様子に、こちらもちょっと緊張してしまいます。
犬にほえられて、いちごが浮き上がってしまうくらい、びくっとしてしまうところ、「がんばれ!」と心の中で応援しながら、読み進めました。
無事たどり着いて食べたケーキの味は、きっと格別だったことでしょうね!
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なかなかよいと思う 大丈夫?   投稿日:2015/11/12
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(22) ふたりでひとり
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(22) ふたりでひとり 噺: 桂 文我
絵: 石井 聖岳

出版社: フェリシモ出版
あらすじだけを読むと、すごく物騒なお話のように思うのですが、登場
人物たちが、あまりにもあっけらかんとしているので、さらっと読み進めてしまいます。
斬られた方としては、余りにも理不尽な話だと思うのですが、そこにあまり触れられることなく、二つに分かれた体でどうやって生きていくかということに、お話の中心は移っていきます。
上の体、下の体、それぞれ自分たちの特徴を生かせる職場を見つけて、一件落着という感じなのですが、欲をいえば最後の落ちがちょっと物足りないかな、と思いました。
このお話の魅力をあますことなく伝えるためには、ちょっと読み方に技術が必要ですね。
練習して、高学年の子どもたちに届けたいです。
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自信を持っておすすめしたい ともだち考   投稿日:2015/11/11
ともだち
ともだち 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 玉川大学出版部
ともだちって何なんだろう?一緒にトイレに行くからともだち?給食やお弁当を一緒に食べるからともだち?帰る方向が一緒だからともだち?
そんな物理的な距離の近さではなく、心の距離の近さがともだちっていうことなのかな、とこの本を読んで感じました。
すぐ近くにいなくても、毎日会えなくても、ふと「どうしているかな?」と思い出せる関係。年齢とか、境遇とか、種の違いとかも関係なく、相手のことを気遣えた時、その人は自分にとってのともだちなのかもしれないですね。
この絵本を読んで、子供がまだ幼稚園だったとき、たった3年間だけ一緒に過ごした北海道のお友達のことを思い出しました。
何事もゆっくりめだった娘をいつもずっと待っていてくれた二人。
彼女たちは、今、元気でいるのかなぁ。幸せでいてくれるといいな。
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なかなかよいと思う まじょはだじゃれが好き!   投稿日:2015/10/07
まじょがかぜをひいたらね
まじょがかぜをひいたらね 作: 高畠 じゅん子
絵: 高畠 純

出版社: 理論社
短いお話の中に、笑いとユーモアたっぷりの、とても楽しい絵本です。言葉のテンポが良く、読み聞かせにも最適。遠目でも見やすいので、大勢でのお話し会にもいいですね♪
魔女の常識は人間の非常識?という感じで、ちょっと驚きの風邪の治療法が、次々に登場します。
「ええーっ!」と聴いている子どもたちが大騒ぎする様子が目に浮かぶようです。
ひとつわかったことは、魔女の世界は、だじゃれが大好きな世界ということ。そこは人間とも同じかもしれないですね。
ハロウィンの時期にもぴったりです。
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