むかしむかしの北国の物語
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投稿日:2008/01/19 |
北海道の人里離れた村の子どもが、かぜで熱があるお母さんの代わりに、丸太を売った代金で醤油や小麦粉を買うために、はじめてひとりで馬と町まで買い物へ行きます。
昔の農村では、子どももひとりの家族として色んな役割があって、しっかり生きていたんだなとしみじみ思います。
時として、北の冬は、子どもには過酷すぎると思わせる課題に立ち向かわせます。帰りにすごい吹雪にあいます。手に取るような吹雪の描写と不思議な声によって荷物を全部捨てて切り抜けるシーンは、とてもリアルであり、幻想的です。
わたしも子どもの頃、何度か立ち往生するような吹雪にあったことがあります。さすがに馬そりに乗って買い物へ行ったことはありませんが・・・
むかしは人と馬が密接な関係にあったんですね。そういうこともよくわかる物語です。
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絵本をだきしめました
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投稿日:2008/01/06 |
最初に手にしたのは娘が生まれた歳でした。本棚にあったこの本を、娘が3歳くらいになった頃から、しきりに「よんで、よんで」と・・・何度読んでも涙が出てしまうから、読むのが辛くて「ちがうのにしよう」とよく言ったものです。それでもしつこいときは、けんかになってしまって・・・それくらい、大切な本なんだけど、わたしにとっては人に読んであげるということが苦手な絵本でした。
それが去年の秋ころ、ふとしたきっかけで、障害のある方に読むことになりました。娘とはちがって、ちょっと緊張感もあり、わたしもいいだけ年齢を重ねたのでなんとか泣かずに読めました。そのことにほっとしたのもつかのま、聴いていたその方が、読み終わるなりわたしのひざから絵本をひきよせ、抱きしめてほお擦りをしたのです。
言葉も不自由で四肢に麻痺があり、車椅子で生活をする彼女の心にどう届いたのか、それは言葉ではいいつくせない共感だったのでしょうか?
そして「さっちゃんのまほうのて」によって、大きな力を与えられ、ついに彼女も「じぶんのものがたり」と題した紙芝居を、他の方とも協力して作り上げてしまったのでした! 絵本のもつ力の大きさにも改めて感動しました。
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信頼から得る勇気
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投稿日:2008/01/06 |
いくじなしとネコ仲間からからかわれていたねこくんと、空を自由に飛びたいのに、かごの中の世界しかしらないことりはおたがいに不自由さをかかえて、仲良くなります。そして最後にはお互いに勇気を分かち合い、できなかった世界に挑戦します。
静かに、やさしく、心にしみます。
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雪国の思い出があったかくしみます
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投稿日:2008/01/06 |
雪国で暮らす家族なら、誰でも同じような経験をもっていて、思い出すだけでもあったかくなる・・・そんな一場面をすごくかわいいシンプルな絵で、表現しています。
おねえちゃんのセリフと心情が、特別じゃないんだけど、「そうそう」「あるある」・・・っていう感じなのかなぁ〜すごく和むんですよね。
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ゆっくりと流れる親子の歴史
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投稿日:2007/12/24 |
きびしい自然の中で暮らす民族だからこそ生み出される知恵を感じました。
自然の猛威によって大切な農地や動物を売ってしまったあとも、その場所でできることで生活し、家族の絆を頼りに、あるものの中から知恵を得て、夢もみていく・・・
壊れてしまえばつぎのもの・・・飽きてしまえばまだ使えるのに品を換え、自然のままだと採算が合わないから人工的なもの・・・なにか近代的な世の中が滑稽であわれに感じます。
人も自然の一部として生まれ、生きていく中には、どうすることもできないようなことも体験し、だからこそ、この絵本のように将来の夢を神秘的な描き方で導きだすような表現も生まれたのかなと思います。
歌を歌いながら仕事をする・・・昔の映画によくありましたよね・・・なんか、そういうのって、すごくあこがれるんですよね。
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ぽつんと立つ小屋たちが、つぶやきます
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投稿日:2007/12/24 |
たかが小屋、されど小屋・・・すごく存在感のある写真に、谷川俊太郎さんの詩が、本当によく合っていて、それぞれの写真の小屋が、つぶやいているみたいです。
「あぁ この場所に行ってみたい」「この小屋に話しかけてみたい」「もしかして、この小屋には会った事があるかもしれない」・・・そんなきもちがつぎつぎ沸いてきます。
ぽつんとたたずむ小屋の在りようが、どこか、自分の心の底にあるものとつながったりするのかもしれません。それこそ、小屋と、人の心の共通点なんて・・・ちょっと言葉ではいえないんですが・・・「あぁなんか、わたし、この小屋のようだわ」って思えるこやに出会えるかもしれませんよ。
田舎をもっている方、(心の)田舎の欲しい方・・・ぜひ開いて見てください。
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バラバラになった心はママの愛で・・・
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投稿日:2007/12/16 |
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もう子どもを怒鳴るなんてことをしなくてすむようになってから手にした絵本でしたが、こどもにとっては、ママからおこられると、体がばらばらになって、どうにも自分の力だけでは修復不可能な状態になっちゃうんだなぁと、教えられます。でも、教訓的に教えてくれるのとは違って、ユーモアもたっぷりだから、きっと子育て真っ只中のママにも、怒ったあとに、子どもに「ごめんね」と言えるゆとりを取り戻してくれそう。やっぱり、バラバラになった子どもの心をなおしてくれるのは、ママの愛なんだなぁって、しみじみ親子の絆を感じます。
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胸がぎゅっときます
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投稿日:2007/12/08 |
大好きな本が壊れた時、新しい本を買うんじゃなく、この絵本のようになおして、さらに手を加えてよみがえらせてもらえたら、人にとって本は、もっと身近なものになるんだろうなぁ・・・子どもが、おじさんがいろんな道具を使って本をよみがえらせていく行程をワクワクしながら、覗き込んでいる姿が、とてもかわいい。おじさんも、それをやさしく受け入れ、語りながら作業をしていく姿に、うっとりします。
パリが舞台だけど、日本人の女の子ですよね。きっと! 最後に、大人になった女の子が、その後もずっとその植物図鑑と共に成長し、植物学の研究者になったという顛末が、もう、胸がぎゅっ!っとなっちゃいました。
わたしの朗読をいつも聞いてくださる知り合いの方が、この絵本に出会って、すごく感動して、まっさきに坂道を自転車で転げ落ちるように、持ってきてくださいました。「読んでもらったら、どんなに素敵だろう」と・・・このエピソードにも、ぎゅっ!ときてしまいました。
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まりーちゃんのかわいい夢
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投稿日:2007/12/02 |
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子どもが小さい時、暗記するほど読みましたねぇ。妄想にも似たまりーちゃんのゆめが、もろくもくずれるのに、なぜかあったかい気持ちで終われるのが、いいですねぇ。むしろ、ぱたぽんの生んだあかちゃんが1ぴきでよかったくらいの気持ちになるのはなぜでしょう。
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かわいい!
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投稿日:2007/12/02 |
はなやかではないけれど、クリスマスには読みたい絵本のひとつです。
おとなが一度も介入しないで、ぱたぽんとまりーちゃんの会話だけで綴っているところに、こどもの世界の中でくりすますへのワクワクする気持ちがよけい感じられます。
まりーちゃんの着ている洋服や身に着けている小物の色彩やデザインが、本当にかわいくて、フランスの田舎暮らしを想像しては、おとなまで夢見がちになってしまいます。ぱたぽんに似たぬいぐるみをおもちゃやさんで見つけて、会話を再現してあそんだ娘の幼き日を思い出します。
ぜひ、原語版のまりーちゃんに出会いたいです。
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