えれふぁんてせんべい

ママ・40代・

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えれふぁんてせんべいさんの声

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ふつうだと思う 恋の闇路ならぬナンセンスの闇路   投稿日:2017/01/03
輝ける鼻のどんぐ
輝ける鼻のどんぐ 作: エドワード・リア
絵: エドワード・ゴーリー
訳: 柴田 元幸

出版社: 河出書房新社
協力者の島村裕子さんの力を借りて作り上げた翻訳者の力作を受け止める器(知識)が必要な絵本です。エドワード・リアがナンセンス詩で有名だなんてことを知らずに読み、日本語の文語に圧倒され、恋の闇路ってどんぐって大変なのねと思いつつ、読み終わりました。作品の理解を深めたくて他の方のレビューを探してみたけれど見つからず。後書きを読んでも理解できたとは思えないのです。手応えのある絵本であることは間違いないのですが。
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ふつうだと思う どうして相思相愛になったのだろう。   投稿日:2017/01/02
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(14) すずの兵隊
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(14) すずの兵隊 作: 石津 ちひろ
絵: 宇野 亞喜良

出版社: フェリシモ出版
この絵本を手に取る人のほとんどは既にストーリーを知っていると思います。そういう人にとって最も気になるのは絵がお話の雰囲気を壊していないかどうかではないでしょうか。その点では自信を持っておすすめしたい本です。しかしながら、逃げられず、選択肢もなく、最後は風に吹かれて思わぬ末路、そんなバレリーナを哀れに思ってしまいました。子どもにはよいと思わない絵本ですが、大人なら兵隊の立場で酔いしれることもできるので、評価はふつうにしました。
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なかなかよいと思う 最後に哀しみが思い出に昇華される   投稿日:2017/01/02
おおはくちょうのそら
おおはくちょうのそら 作: 手島 圭三郎
出版社: 絵本塾出版
はくちょうに人間の姿を重ねて読むことがゆるされる絵本です。最後、看取りの哀しさが思い出へと昇華されて、穏やかでぬくもりすら感じさせるような北国の冷たい空気が心にすぅっと入ってくるようです。3月初めに読みたい絵本でした。
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あまりおすすめしない 映画・レッドクリフの主題歌の歌手を思いだしました。   投稿日:2017/01/02
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(20) きりの村
おはなしのたからばこワイド愛蔵版(20) きりの村 作: 今江 祥智
絵: 宇野 亞喜良

出版社: フェリシモ出版
歌声という素質の対価として特別な毬が与えられて村が豊作になるという宝くじのような偶発的な報酬は、果たしてハッピーな結末なのでしょうか。豊作の喜びは、一年間の共同体の努力に感謝できてこそ実感できるものだと思っていました。作者が少女に期待するのは素質であって、きっと素質を育てる努力ではないのでしょう。作者が有名であるとはいえ、時代が違うのです。私には美しい絵こそが、この絵本の魅力そのもので、文章は絵にそえられた飾りにすぎないように思えました。
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自信を持っておすすめしたい におうちゃんの笑顔   投稿日:2017/01/02
だるまちゃんとにおうちゃん
だるまちゃんとにおうちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
だるまちゃんの姿のみならず文章も、多くのだるまちゃんファンの成長にあわせて作られています。小さい子どもには難しいのですが、だるまちゃんシリーズの一冊として準備しておきたい絵本です。表紙では怖い表情のにおうちゃん、絵本の中で見せる笑顔がチャーミングです。だるまちゃんたちの伸びやかに遊ぶ様子に懐かしさを感じました。
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自信を持っておすすめしたい 子どももどきどきしたそうです。   投稿日:2017/01/01
バスたろうはじめてのうんてん
バスたろうはじめてのうんてん 作・絵: のぶみ
出版社: 講談社
読み聞かせ中、パンの子どもがバスから降りると小さい声で「すごーい」、恐竜の子どもがバスから降りると「おおきーい」、オバケがたくさん描かれたページでは「こわーい」と、子どもが本の世界に入り込んでいました。私にはよくわからなかいのですが子どもは絵もストーリーも気に入ったようです。一人でバスにのる、というのと、大好きなパパを迎えに行く、というのが子ども心をくすぐったようです。作者の絵に見覚えがあると思ったら、おてて絵本の方なのですね。もしかしたら、それで子どもが気に入ったのかもしれません。
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なかなかよいと思う みんなで読む絵本   投稿日:2017/01/01
よかったねネッドくん
よかったねネッドくん 作・絵: レミー・シャーリップ
訳: やぎた よしこ

出版社: 偕成社
図書館の大きい絵本を読み聞かせに使ったら子どもたちが集中して聞いてくれたので知り合いの子どもにプレゼントしましたが、プレゼントした絵本が普通の大きさだったせいか、私がその子に読み聞かせするまで開いてもいませんでした。表紙だけ見たら確かに面白そうには見えないので親の読み聞かせ意欲をそそらないのかもしれません。ひとたびページを開くとネッド君に運のよいことと悪いことが交互に起こる展開が、延々と続くコントのようで楽しいです。
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自信を持っておすすめしたい 作者の後書きに勇気をもらいました。   投稿日:2017/01/01
おふくさん
おふくさん 作: 服部 美法
出版社: 大日本図書
子どもに読んでほしい絵本です。作者の後書きでは鬼を自分のものとしていますが、この絵本の鬼、私は知っている人に置き換えていました。おふくさんのような人たちを肯定できる人が読むと微笑ましく幸せな気持ちになれますが、おふくさんのような人たちを肯定できない人たちはどういう感想を持つのでしょうか。鬼のような人たちは鬼のような言葉を肯定して生きているものです。そういう人達にとって、このおふくさんたちはどう映るのでしょう。幸せについて考えたくなる絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 屁理屈家族の必読本   投稿日:2017/01/01
りゆうがあります
りゆうがあります 作: ヨシタケシンスケ
出版社: PHP研究所
本屋で平積みされているのを見かけて気になってはいたものの小さい子どもの読み聞かせにはむかないし読まずにいたのですが、いまさらながら読んでみたら主人公の考える理由が明るく楽しく面白いじゃないですか。屁理屈には違いないのだけれど、こんなに楽しい屁理屈ならOK!他人のつまらない屁理屈に悩まされている人に読んでほしいです。屁理屈だからすべて悪いということはないのです、正しい屁理屈もあるのです。このユーモアがわかるのは自分一人ではないのですよ、よかった。
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なかなかよいと思う 「フサフサ」で大笑い   投稿日:2017/01/01
ふまんがあります
ふまんがあります 作: ヨシタケシンスケ
出版社: PHP研究所
不満を言う子どもに即答で面白い屁理屈を返すお父さん、最後は子どもの屁理屈に照れて言葉がでない様子です。面白くて、子どもより先に読んでしまいました。屁理屈でやりとりしながらも互いを尊重していることがわかる親子関係、大人も子どもも家庭に穏やかさを求めるのが当たり前なのだと再認識しました。
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