RYUSAI

ママ・50代・大阪府、男の子24歳

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RYUSAIさんの声

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自信を持っておすすめしたい 風景との調和   投稿日:2015/04/01
ぴっぽのたび
ぴっぽのたび 作: 刀根 里衣
出版社: NHK出版
鮮やかな色を基調にしたグラデーション、特にホワイトの使い方がとても効果的で、透明感と同時に奥行きも感じられる幻想的な風景の数々。それはもう、物語の背景と呼ぶのは、もったいないような素晴らしさです。

風景が魅力的な絵本作家さん・・・ふと葉祥明さんを思い出しました。葉祥明さんの絵は、稲穂などがなびいているような風を感じるイメージですが、刀根さんの絵は同じ風景でも、ほんわかとした丸い形が多く使われていて、その空間に風景が浮かんでいるようなイメージでした。だから、夢の中の景色の幻想的な感じがより強く感じ取れるのかもしれません。

カエルのぴっぽと羊は、とても愛らしく、風景に同化しているけれど、不思議に存在感もあります。ぴっぽは羊と出掛け、いろいろな動物の果たせない夢や思いを聞いたのに、なぜか羊をおいて一人でどんどん行ってしまいます。羊が自分のそばにいなくなってはじめて知る羊の大切さ・・・。そして冬を越え、春が来てやっと羊と再会。物語も奥が深く、味わい深いです。

子どもでも絵の美しさやカエルや羊の可愛さを楽しめると思いますが、大人にとっては、何度も手に取りたくなる、時間を忘れて眺めていたくなる絵本だと思いました。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う かけがえのないパートナー   投稿日:2015/04/01
きみへのおくりもの
きみへのおくりもの 作: 刀根 里衣
出版社: NHK出版
シロに湖に浮かぶキラキラをプレゼントしたくて、一生懸命に頑張るクロ。でも、クロが思っているキラキラしたものは手に入れられず、つかまえることができるのは、葉っぱだったり、貝だったり・・・。一面、青のグラデーションで描かれた絵の中に、赤いハートの形が、葉っぱになったり、貝殻になったり、海の生き物になったりしてあらわれます。その赤がアクセントとして画面全体を引き締めている感じがします。その周囲にも青のグラデーションカラーで、ハート形の葉っぱや貝が描き込まれていますが、葉っぱは葉っぱらしく、貝は貝らしく、その質感も感じられて素敵です。

クロはとうとう湖に飛び込んでまでキラキラを探したのに、キラキラは手に入りませんでした。とても落ち込んでいるクロ。何となく「しろいうさぎとくろいうさぎ」を思い出して、クロのシロに対する一生懸命な気持ちがシロに届くといいな・・・と思いました。

シロはクロの頑張りをそばでずっと見守ってくれて、キラキラの獲得に失敗してしょげているクロをやさしく受け止めてくれました。満天の星空のもとで寄り添う2匹。大切なのは、プレゼントではなくて、「相手のためにしてあげたい」という相手のことを思いやる気持ちなのですね。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい バランスが大事   投稿日:2015/03/21
イーヨとヤーヨ
イーヨとヤーヨ 作: ささき まゆ
出版社: 是之堂
「イーヨ」はいい子、「ヤーヨ」は悪い子という設定なのかなと思いながら読み始めました。

誰に対してもいい子の「イーヨ」は、花を全部あげてしまったときに、これまでにプレゼントした友達からお返しの花をいっぱいもらいます。みんなに親切にしていると、自分が困った時には助けてくれるんだな・・・・。ここまでは予想できた展開。

でも、この絵本のストーリーが深いのはここから。
「イーヨ」と「ヤーヨ」は正反対の正確なのに、どうして仲がいいのかな。「ヤーヨ」はただ単に怒って家を出ていったわけではなかったのですね。また「イーヨと」花を咲かせるために、山へ花を摘みに行っていたのです。なんて前向きな行動力なのでしょうか。そして、自分の気持ちを「イーヨ」に伝えます。もう全部花をあげてしまったらいやよ。

「ヤーヨ」という否定の言葉は、何だか相手の気持ちを損ねてしまいそうですが、友達とお互いを思いやりながら上手に付き合っていくためには、いい返事ばかりはしていられません。やっぱり「これ以上はだめなの」とか「こういうことをされるのは嫌なの」と自分の気持ちを相手に伝えることも必要ですよね。

誰しも「イーヨ」の部分と「ヤーヨ」の部分を持っていると思います。つまり、どちらも大事。状況に応じてうまく使い分けていくことで、お互いに無理をせず気持ち良い距離間でおつきあいできるのだということを、こどもたちも感じ取ってくれたらいいなと思いました。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 大好きだから   投稿日:2015/02/09
ぼくつかまらないもん!
ぼくつかまらないもん! 文: マーガレット・ワイズ・ブラウン
訳: なかがわ ちひろ
絵: 長野 ヒデ子

出版社: あすなろ書房
 うさぎのぼうやの「いえでしようかな」というセリフ、こんなに小さいのに家出?とお話の始まりはちょっとショッキング?!でもおかあさんは全く動じる気配なし。「あら、たいへん。だいじな ぼうやをおいかけなくちゃ」

 ぼうやとおかあさんの追いかけっこ。ぼうやが魚になっても山の石になっても小さな花に隠れても・・・どこへいこうと何になろうと、おかあさんは必ずぼうやを見つけ出して、ぼうやがもどってきたくなる状況を作り出すと返事をします。なかがわちひろさんの訳はテンポよく、長野ヒデ子さんの挿絵はふんわりやわらかなタッチで、相乗効果を発揮。漁師の道具や登山道具が並べられているページは、「ふーん、こんな道具がいるんだ。なるほどね〜」とみているだけでも楽しいですよ。

 どこまでもどこまでもみつけてくれるおかあさん。さがしてくれるおかあさん。そんなおかあさんに全幅の信頼をおいているからこそ、「これはどう?」「じゃあ、これなら?」と次々に難題を出しておかあさんの答えを楽しみにしているぼうや。とても微笑ましい光景ですね。

 息子が小さかった頃、どんどん遠くに遊びに行ってしまうので、「どうして親のそばでおとなしく遊べないのか?」と困り果てていた時期がありました。その時保育士さんが、『「飛び出していける子は、親が見ていてくれる。親がついてきてくれる。何かあればすぐに親のところに戻れる」と安心しているから飛び出せるのよ。その証拠に親の姿が見えないところまではいかないで、親がついてきているか確認しているでしょ?』と教えて下さったのです。ああ、そうだったのかと、ホッと気持ちが和んだことをとても印象深く覚えています。この絵本を読んでいて、うさぎのぼうやに、小さい頃の息子の姿がふと重なりました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 心までぽかぽか温まる   投稿日:2014/12/03
てぶくろ
てぶくろ 作・絵: いもと ようこ
出版社: 講談社
寒い冬のおでかけに手袋は欠かせません。自分の手袋をみみたんに貸してあげたお姉ちゃん。妹思いでとてもやさしいですね。

おばあちゃんとも合流して3匹で手をつないでいる挿絵を見て、息子が小さかった頃の家族の冬のお出掛けを思い出しました。

息子を真ん中にして、夫と私が息子の手を握り、夫も私も息子と握っていない方の手だけ手袋をしていました。手をつなぐと本当に暖かく感じられますよね。

寒い日に外で夢中になって遊んで帰ってきた息子の手を両手で包んで温めたり、ほっぺにあてて温めたり、肌と肌の触れ合いを懐かしく思い出しました。

お話の中では、次々に手をつなぐ数が増えても手袋は一つで大丈夫。そして、世界中のみんなが手をつないで輪になったら・・・壮大なストーリー展開ですが、本当にみんなが一つの輪になれば、争い事はなくなるのだろうなということを示唆した深いメッセージも持っていますね。

いもとようこさんの絵はどの動物も愛らしくて、このお話は特に、めくるページ、めくるページでどの動物も仲良くにこにこ笑顔。心まで温かくなる絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 遠足って楽しい!   投稿日:2013/10/14
ぐりとぐらのえんそく
ぐりとぐらのえんそく 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
はりきって遠足に出かけたぐりとぐら。

あんまりはりきりすぎて、もう一杯時間を過ごしたはずなのに、お弁当にはまだまだ早すぎる時間。一体どうなるの?と思っている時に、事件が・・・。

お話はどんどん展開し、みつけた毛糸をクルクル巻いて玉にしていくうちに、大きなクマさんに出会います。自分が着ているセーターの糸がほつれているのに気が付かないのんきなクマさん。

この絵本を読んだのがちょうど子どもに手編みのベストを編んでいる頃で、実際に家の中に毛糸玉があり、手で触ったり転がしたり、興味津々だった実体験があったので、子どもも毛糸玉の行方が、とても興味深かったようです。

最後はいっしょにお弁当タイムでめでたしめでたし。でもこんなに大きなクマさんと一緒にランチしても大丈夫なお弁当の量って、すごいな、ぐりとぐらのリュックにどんなふうに詰められていたのだろう?と、最後まで楽しめるお話でした。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ストーリーも音も楽しい   投稿日:2013/10/14
ぐりとぐらとくるりくら
ぐりとぐらとくるりくら 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
普通のうさぎのようなのに、実はとても手の長い不思議なうさぎ、くるりくら。もう少し、手が長ければ届くのに・・・と思うことは、誰にでもあると思うけれど、本当に手が長くなってしまうとは・・・。

この手の長いうさぎさんとぐりとぐらが、うさぎさんの手の長さを活かして、色々楽しい経験をしていきます。

ぐりとぐらのシリーズは、繰り返しの言葉が多くて、「ぐりぐら ぐりぐら」も読み聞かせをしていて、言葉を声に出して読んでいると不思議に音程や抑揚がついてくるのですが、この「くるりくら」という名前も、ぐりとぐらに音が似ていて、とてもよいコンビネーションですね。

ぜひ、声に出して読み聞かせをしてもらいたい絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 楽しみながら綺麗に   投稿日:2013/10/14
ぐりとぐらのおおそうじ
ぐりとぐらのおおそうじ 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
春の到来は誰にとっても心ワクワクするものですよね。「はるのにおい」を感じて動き出すぐりとぐら。

冬の間にたまったほこりで一杯の部屋の中。思い立ったが吉日。そしておおそうじデーに。でも、残念なことに掃除道具はぼろぼろで使えません。こまったぐりとぐらが思いついたのは・・・。

古着を取り出すと、穴あきセーターに破れたズボン(ここで、ぐりとぐらに、赤や青じゃない洋服もあったんだ・・・と新たな発見が(笑))、をしっかり着こんで、おなかとせなかですべるとあら不思議、縦横無尽にお掃除できる雑巾に早変わり。そしてシャツやタオルを束にして足にくくりつければ、ほうきや、はたきの出来上がり。

「ぼくらが このよで  すきなのは  おそうじすること  みがくこと」。いつものぐりとぐらの節回しも飛び出して、大そうじは、すっかり楽しい一大イベントに。

子どもたちも楽しんでお掃除してくれるようになるといいですね。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う かぼちゃは絵になる   投稿日:2013/10/14
ぐりとぐらとすみれちゃん
ぐりとぐらとすみれちゃん 作: なかがわ りえこ
絵: やまわき ゆりこ

出版社: 福音館書店
すみれちゃんという女の子、可愛らしいけれど、かぼちゃの割り方はとてもユニークです。子どもらしい発想なのでしょうか?包丁でも歯が立たないとても大きくてかたいかぼちゃ。すみれちゃんはとても力持ちで、そのかぼちゃを放り投げ、見事に割ってくれました。

かぼちゃは、種をまいて、芽が出て、葉が出て、花が咲き、実が出来る。そしてその実がだんだん大きくなって、地面にごろんと転がるかぼちゃ、その大きくて重いかぼちゃの収穫、様々なスイーツに形を変えて・・・というように、その過程がとても絵になると思います。

ニンジン葉もきちんと描かれていて、普段食卓に上る野菜の種・花・葉・実の出来方なども、子どもたちは絵本のストーリーを楽しみながら、同時に知らず知らずの間に、絵本の挿絵から覚えていったりするのだろうと思います。

参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ポータブルが最高です   投稿日:2013/10/12
ぐりとぐらといっしょにおでかけ絵本セット(7冊) 50周年限定セットミニトートバッグ付き
ぐりとぐらといっしょにおでかけ絵本セット(7冊) 50周年限定セットミニトートバッグ付き 作: なかがわ りえこ
絵: なかがわ りえこ やまわき ゆりこ

出版社: 福音館書店
気軽に持ち運べて、ちょっとしたお出かけにも持って行けて、とてもいいと思います。

小振りの絵本は、子どもが自分一人でページをめくって読むときも読みやすいですね。図書館で「こんなに小さい絵本、誰が読むのだろう?」と思った絵本があったのですが、絵がとても可愛かったので、借りて帰ると、子どもの手にジャストサイズだったようで、気に入って繰り返し読んでいました。子ども目線のサイズって、意外と重要かもしれません。

幼稚園の頃の子どもは、お気に入りのものができると、ずっと手元に置いておきたい、一緒にいたいという気持ちがあるので、子どもの手でも持ち運びに便利で、扱いやすいサイズというのは有り難いですね。
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