玄関に置いてあるのは、ぼうし掛け。 いろいろな形があるけれど、誰のぼうしかな。
やってきたのはなすのとうさん。 「たたたたた」 急いでぼうしかぶって、いってきまーす。
今度はパイナップルのにいさん、「どどどどど」。 お、かっこいいぼうしだね、いってらっしゃーい。
続いて柿のねえさん、さやえんどうの兄弟たちもやってきて。 みんな素敵なぼうしをかぶって、いってきまーす。 さあさあ、最後はトマトのかあさん、プチトマトの赤ちゃん連れて……。
三浦太郎さんの新しい赤ちゃん絵本は「あかちゃんととととと」シリーズ2冊。そうか、野菜さんたちはみんな素敵なぼうしをかぶっているんだね。とっても似合うから、ぼうしはみんなのトレードマーク。「ぼうしかぶって いってきまーす」の繰り返しのリズムで楽しくなって、なんだか自分たちも真似してぼうしがかぶりたくなってきちゃう。
三浦さんの手にかかれば、毎日繰り返される習慣ひとつがこんなに愛らしい絵本に!ママやパパの大変な日々だって、きっと明るく元気づけてくれるはずですね。『おふろに入ろ』も合わせてどうぞ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「なすの とうさん たたたたた」「ぼうしかぶって いってきまーす」パイナップルのにいさんは「どどどどど」ときて、かきのねえさんは「さささささ」ときて……トマトのかあさんもプチトマトのあかちゃんも、みんな元気に、ぼうしかぶっていってきまーす。 くりかえしの言葉と、「さささささ」「ばばばばば」などの勢いのある音は、声にだして、耳できいて楽しい! 絵本を読んだら、ぼうしをかぶっておでかけしたくなります。 1歳から楽しめます!
たくさんの野菜や果物たちが出てくる、愉快で楽しく可愛い絵本です。
それぞれのぼうしをかぶって出かける様子が可愛らしいです。
これらのぼうしを意識することによって、実際に野菜や果物を見る目もまた変わってきそうですね! (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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