
ちょっと変り種の絵本をひとつ。「わくわくたべものおはなしえほん」というシリーズの中の一冊で農文協さんならではのおおらかなテーマ。これをまた大胆自由な作家、竹内通雅さんが描く事でとっても生き生き新鮮なおはなしになったようです。 表紙でひょろひょろっとしている妙な生き物、それがどうやらお話の主人公「おたねさん」。植物の種なのでしょうか?舞台はおたねさんのいる畑、大きな木や植物、色々な動物がそれぞれが楽しそうに暮らしています。そしてこの絵本の何よりの見所はなかなか普通は絵本に於いてスポットをあびることはないであろう「土」なのです。何だかむくむく不思議な力を秘めている様子。そしてその上で季節と共に移り変わっていく畑の景色が言葉少なでも迫力いっぱいに伝わってきます。はちきれんばかりのフレッシュな夏の野菜、激しい嵐、静かな冬。何かが生まれそうな土のチカラ・・・。 そんな空気を感覚で感じる絵本なのかもしれません。

色鮮やかで瑞々しいイラストに惹かれ、手に取りました。
おたねさんの畑のはるなつあきふゆの様子を大胆かつ楽しく描いた作品です。ページから土の匂いがしてきそう。むんむんとしたパワーを感じます。
自然の力を浴びて、自分も元気が出てくるようでした。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子16歳)
|