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謎につつまれた天体、ブラックホール。まわりにあるものを、なんでものみこんでしまいます。この絵本では、いまわかっているブラックホールのすがたを、やさしいことばとあたたかみのある絵で描きました。しくみやなりたち、さらに意外な役割まで紹介。じつはブラックホールはものを吸いこむだけではなく、ある重要な働きをしています。ブラックホールへ関心をもったら、さいしょにひらいてほしい本。

大人の私が子どもだったころ、ブラックホールはまだよくわかっていなかったためか「恐い存在」という認識が一般的だったと思います。けれども、この本を読むと、ブラックホールに対する認識が180度変わります。ブラックホールが人類にとって恐い存在であることには変わりはなないようですが、その存在は宇宙にとって欠かせない存在でもあるようです。ブラックホールの謎に挑みたくなるお話でした。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子7歳)
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