とっきゅうれっしゃが やってくる!
- 作:
- 鎌田 歩
- 出版社:
- 偕成社
絵本紹介
2025.06.30
春から夏にかけての移行期ともいえる6月。6月に発売された新刊は、春のやさしさと夏のワクワク感を併せ持つユニークな作品が集まりました。
普段いかない場所へ連れて行ってくれるちょっと特別な「特急列車」。特急列車を待っているワクワク、ドキドキした感じを味わうことができる乗り物絵本や、餃子愛が詰まった衝撃のデビュー作の続編。「さあ、しごとだ!」の掛け声でどんな依頼にも応えてくれるプロフェッショナルな小人たちの活躍が楽しめる「おたすけこびと」シリーズ最新作。そしてフランスで180万部を超える人気シリーズが日本初上陸。翻訳を担当したのは俳優の杏さんです。
どの絵本も魅力たっぷり。興味を持った作品はぜひ手に取ってみてくださいね。
この書籍を作った人
1969年東京生まれ。主な絵本作品に、『巨大空港』、『飛行機しゅっぱつ!』『新幹線しゅっぱつ!』『路線バスしゅっぱつ!』(以上、福音館書店)、『はこぶ』、『みつけた!こんちゅう』(ともに教育画劇)、『そらのうえのそうでんせん』『まよなかのせんろ』(ともにアリス館)、『しゅつどう!しょうぼうたい』(金の星社)、「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ヘリコプターのぷるたくん』『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)ほか多数。
この書籍を作った人
1977年生まれ、神奈川県在住。多摩美術大学立体デザイン専攻卒業。 第21回ピンポイント絵本コンペ入選、第42回講談社絵本新人賞佳作受賞。 2022年、第43回講談社絵本新人賞を受賞。 コーヒー豆のサブスクリプションサービスを運営。
出版社からの内容紹介
どんな仕事も
おまかせさ!
はたらく車を使って
こまっている人間を助けてくれる
たよりになる小人、
「おたすけこびと」。
今回のミッションは、
脱走したペットの子犬を
飼い主の男の子のもとに
かえすこと。
ところが、見つけた子犬は
すごくやんちゃで…?
おたすけこびとの
パトロール隊が、
泣いている男の子を
見つけました。子犬が
にげてしまったようです。
子犬を見つけて、
あの子のもとにかえしてあげよう!
ところが、見つかった子犬は、
とってもやんちゃで、
こびとたちに
どろをはねかけたり、
クレーン車にかみついたりして…?
はたらく車を使って
人間をたすける、
たよりになる小人たちのお話絵本、
大好評「おたすけこびと」。
シリーズ8冊目、最新刊!
この書籍を作った人
1958年生まれ。東京藝術大学卒業。子どもの本を中心に翻訳家として活躍するとともに作家・画家として絵本や童話作品を数多く手がけている。『どうぶつがすき』(あすなろ書房)で日本絵本賞翻訳絵本賞、『天使のかいかた』(理論社)で日本絵本賞読者賞、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)で野間児童文芸賞を受賞。翻訳作品に『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)など、絵本や童話に『のはらひめ』(徳間書店)『めいちゃんの500円玉』『ハンカチともだち』(ともにアリス館)『すてきなひとりぼっち』(のら書店)「おたすけこびと」シリーズ(徳間書店)「プリンちゃん」シリーズ(理論社)「まほろ姫」シリーズ(偕成社)など。そのほかに『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、カモを育てた体験をもとにした『カモのきょうだい クリとゴマ』(アリス館)がある。
この書籍を作った人
1949年生まれ。福岡県出身。セツ・モード・セミナー卒。雑誌『アン・アン』『セサミ』『BMWバイクス』等でイラストレーションを描く一方、単行本の装丁や表紙画を手がけ、児童書の仕事に『家出の日』(徳間書店)の挿絵、絵本の仕事に『おたすけこびと』『おたすけこびとのクリスマス』『おたすけこびとのまいごさがし』『おたすけこびととハムスター』の絵がある。『おたすけこびと』はアメリカで出版され、ホーンブック誌の2008年のベストブックスに選ばれたほか、フランスでも出版されている。また、『おたすけこびとのクリスマス』はドイツ、『おたすけこびとのまいごさがし』はフランスと韓国で出版されている。