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ぼくとおとうさんのテッド

ぼくとおとうさんのテッド

  • 絵本
作・絵: トニー・ディテルリッジ
訳: 安藤哲也
出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2008年05月
ISBN: 9784894235854

安藤パパにお話を聞きました!>>>


2002年ジーナ・サザーランド賞受賞 サイズ:B4

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安藤&金柿 パパ対談!たっぷり語って頂きました。

大人になるとつい忘れてしまうだいじなもの。それは「遊びごころ」。
子どもの頃はだれでも持っているのに、どうして、大人になると失ってしまうのだろう?
持っていたほうが、大人だって楽しいはずなのにね。
毎日、仕事&仕事で、子どもの寝顔しか見られないあなた(お父さん)は、いかがですか?
「きみのパパは、いつから、あんなにつまらないやつになったんだい?」
テッドにそういわれないよう、お互い気をつけましょうね!
(パパ’s絵本プロジェクト 安藤哲也)

みどころ

ある土曜日の朝、大きなソファーにぽつんとひとり座ってシリアルを食べている「ぼく」。
そこに「テッド」はひょっこりやってきた。
(ちょっと過激な)遊びのアイデアをどんどん生み出してくれるテッド、ぼくらはあっという間に親友に。

子どもの目線と大人の目線のすれ違いは、絵本の中でも大きなテーマと成る事が多いけど、
それって、大人が「子どもの気持ちを考えればいい」って訳じゃない?
この絵本は、「ぼく」を通して、テッドが直接お父さんにな様々な揺さぶりをかけてくる。
「子どもと向き合うってどういう事?」
「何か忘れている事があるんじゃない?」
お父さんの中にだって、たくさんの記憶があるんです。

この絵本の翻訳を手がけた安藤パパも、お話を通じて訴えかけてくるのは
「笑っているパパが増えてほしい。」ってこと。
子育てって、仕事って、遊びってこんなに面白いものだったんだ。
そう思える大人の方が絶対楽しいですよね。

最後のシーンのぼくとお父さん。なーんかそっくりな顔なのが嬉しくなっちゃいます。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

ある日とつぜん現れた、ユーモラスな生き物Tedと、「ぼく」と、その父親の心の交流を描いた絵本。
子どもの心を持っていないと見えない生き物Ted。はじめはその姿が見えなかったお父さんも、だんだん昔のことを思い出して、ついにはTedと一緒に遊べるようになり、父子はその絆を深めていきます。
「コドモゴコロ」を忘れた大人(特に父親)にもぜひ読んでもらいたい作品。本文のイラストはスパイダーウィック家の謎でもおなじみのディテルリッジ氏によって描かれ、幅広い年代に愛されること間違いなしです。

ベストレビュー

ロックな絵本です☆

娘も息子も もちろん私も 大好きな絵本となりました。
届いたその日に みんな何度も読みました☆

「『妖精図鑑』書いた人の本だ〜!」と息子が言うと
「どおりで テッドの表情がブラウニにと似てると思った。」と娘。
そして…2人の共通の感想は
「お父さんにも読ませたい〜!」ってこと。
実は 私もそう思いました。
私は 夫がやんちゃ坊主だった時代を知っているんですよ(笑)。
だから この絵本を読んだら きっと夫に「気づき」が起こり
心を砕いて 子どもとの遊びを楽しんでくれるはず…と直感しました。
でもそれは 夫だけではなく 
私にも起こった「気づき」でもあったのですが…。
「きみのお父さんは、いつからあんなに、つまらないやつになったんだい?」っていう
テッドの言葉が 私の胸にチクッときました☆
子ども時代のワクワク感を 
子どもと一緒に 
もう一度経験したいと思わせてくれる素敵な絵本でした。
そして…将来 お父さん、お母さんになる子ども達の心にも 
大きく響く絵本でもあると思いました。
そんな ロックな絵本です(笑)
これは 訳を安藤パパが出かけているからなんでしょうね。
セリフなんて とてもイキイキとしていて 吹き替えの映画をみているかの様です。

今回は 息子に購入しましたが 是非娘の為にもう一冊欲しいです☆
(西の魔女さん 30代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)

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