天才ミロのマジックショー よばれて、とびでるなにがでる!それは見てのお楽しみ
ジョン・エイジーのぼうしのマジックを、ぜひご覧あれ。魔法みたいに楽しくて、はらはらドキドキ、摩訶不思議。風のようにかろやかで、絵はゴージャスで、話は一級品。「おいおい、いったいどうやったんだい?」首をかしげるのも無理はないが、疑うだけむだってもの。ジョンにかかったら、みんなお手上げさ。 ―――ジュールス・ファイファー(漫画家・作家 ピュリッツァー賞受賞者)
数々の絵本の魅力をわが身の肉としてきたジョン・エイジーだからこそなしえた、びっくりぎょうてんの名人芸。おかしくって、風変わりで、でも、ちょっと胸キュンの、極上コメディと、堂々たるイラストレーションの、みごとなハーモニー。ブラボー、ミロ! ―――モーリス・センダック(絵本作家)
ジョン・エイジー!いまだかつてないエンターテイナー!ついに、傑作をものする。 ―――スクール・ライブラリー・ジャーナル誌
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マジックって、ワクワクしますよね。
この絵本にもドキドキワクワクさせられっぱなしです。
ただし、マジシャン・ミロの場合、舞台裏の方がドキドキワクワクなのです!
さえないマジックでお客さんからブーイングを浴びるミロ。
帽子から取り出したのは小さな灰色ネズミという有様です。
劇場の支配人から、帽子からウサギを出さないとクビだ、と宣告され、
森へウサギを捕まえに行くと・・・捕まったのはクマ!
しかも、親分肌でなんて頼もしい。
ウサギ秘伝のひけつまで披露してくれて一安心のミロ。
でも、これで一見落着とはいきません。
マジシャン・ミロとクマの運命はその後も二転三転。
オチもばっちりです。
舞台のポスターになりそうな、おしゃれな感じの絵。
A4よりさらに大きなページからはみ出さんばかりの大胆な構図。
遠くからもよく見え、読み聞かせにも向いているのではないでしょうか。
黒眼がない?独特の表情から、落ち込み、持ち直して張り切るミロや
頼もしいクマの豊かな感情が生き生きと伝わってきます。
大人向けかな?子どもにはどうだろう?と思いましたが、8歳の息子はとても気に入ったようです。
ちなみに、親子二人で大笑いしたのは、クマの「ジャーン!」
何が「ジャーン」かって?
ぜひあなたにも読んで確かめていただければ・・・。
おすすめです!!! (ランタナさん 30代・ママ 男の子8歳 男の子5歳)
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