てつたくんが歩いていたら、くるま(車輪)がひとつ、ころころころって転がってきたんだって。あれあれって見ていたら、もう1つ、もう1つって4つ。それから今度は棒が2本、とんとんとん、て来て・・・。
このお話の面白さは自動車の一番簡単なしくみが誰にでもわっかちゃうって事。車が4つあって、軸があって、床がついて、エンジンが乗って、ハンドルで方向転換!てつたくんが運転します。おかあさんも乗せてね。車の大好きな子は本当に喜ぶと思います。こうやって走ってる姿が好きなんだよね。
乗り物の面白い話をたくさん書いている渡辺茂男さんのおはなしと、堀内誠一さんのポップで可愛らしい絵が見事にマッチした絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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