今日は木曜日。スプーの誕生日。一年でいちばん特別な日。
この木曜日がずっと終わらなかったら、どんなにいいだろう。
でも、夜のあいだに、木曜日はどこかにいってしまうんだ。
木曜日がいってしまう前に、「ありがとう」をいいたい!
そうして、スプーの木曜日さがしがはじまった……。
今日という日はどこにいってしまうんだろう?
――子どもならだれでもふしぎに思う、なんとも素朴でかわいらしい疑問が、子どもの視点からユーモラスに描かれています。
オーストラリア児童図書賞受賞を受賞した、定評のある一冊。
星のきれいな冬の夜に読んでほしい一冊です。
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