「にぎやかもりのツリーハウス」 みんなの声

どいかやさんの素敵な表紙にひかれて読んでみました。ねずみくんの提案でみんながツリーハウスをつくることに。素敵なアイデアが詰まったツリーハウスができあがっていく様子にわくわく。そんななか、ねずみくんにわきあがる気持ち……。みんなが優しくて、心があたたかくなるお話でした。

ツリーハウスに惹かれてセレクト。
どいかやさんの絵は申し分なくキュートで満足。
新井悦子さんのストーリーは意外に奥深い印象です。
たくさんの動物たちが暮らしているにぎやかもりが舞台。
みんなが仲良く暮らしているのが素敵です。
少し引っ込み思案のねずみくんのアイデアで、
ツリーハウス作りがスタート。
それぞれができることがうまく組み合わさって、
わあ、素敵なツリーハウスが！
でも、自分は役に立っていなかったかも、と思うねずみくんの姿に、
みんながとっておきの気づきを与えてくれたようですよ。
もちろん、ねずみくんも、みんなへの感謝の気持ちを伝えて。
この繊細な心の動きにほっこりでした。
幼稚園児くらいから、みんなで作る楽しさを体感できそうです。

どいかやさんの優しくかわいいイラストが大好きなので、読みたいと思いました。
いろんな動物が住むにぎやかもり。
一番小さなねずみくんが、「みんなのあつまることのできる大きなうちをつくりませんか」と提案し、みんなで作ったツリーハウス。
とても素敵なお家が完成していたので、こんなおうちに招待されたいなぁと思いました。

こちらの絵本も表紙が気に入って読みました。
（余談ですが、表紙で選ぶことが多いので、つくづく本の装丁って大事だなぁと感じます笑）
この絵本は色鉛筆で描かれているのか、とても淡い色合いでかわいい動物たちが描かれていて、かわいいもの好きの息子と私はすぐに気に入りました。

自信なさげなネズミくんが登場するのですが、いろんな問題にぶつかっても、上手に解決の糸口を見つけるネズミくん。
実際に何かできなくても、そのアイディアで周りの仲間は助けられます。
周りの仲間はネズミくんに感謝するのですが、縁の下の力持ちのようなネズミくんがとってもステキだなぁと思いました。